今期新作アニメ。
正統派のストーリーなのに「カップリング」が出てきた途端それまでのドラマがすべて頭から吹き飛ぶバディコンと、
古き良き「センス・オブ・ワンダー」を目指したスペースダンディが、今のところツートップで面白い。
銀の匙は鉄板として、それ以外はのうりん、鬼灯、ウィッチクラフトかなあ。
やはり原作ものは、ある程度安心して見られるというところでしょうか。
1月20日&27日分
◆とある飛空士への恋歌「風の革命」
カルエルくんのクレアちゃんへの気持ちは寮生たちにはもうバレバレ。
いい感じに仲が良く、カップルフラグ満載の和やかな寮生活ですね。
カルエルくんは、こんな風にしてアリエルちゃんのうちに引き取られたのか。
こんな思い出があっても、母の言うとおりに誰も恨まずに生きていけるもんなんだろうか。
「星の海原」
クレアちゃんはお嬢様のわりに、人の感情の機微に敏感ですね。地位を鼻にかけるメルセくんとは大違い。
とういかクレアちゃん、鋭い。普通こんなヒントでカルエルくんの正体まで辿り着かないだろう。
と思っいたら、当事者でした。
そりゃピンと来るわ。というか、ドラマの展開としては予想できたことですよね。
ここから正体がいつバレるかとか、お互いの感情のすり合わせとかはありきたりですが、
予想外の新しいドラマを見せてくれることを期待しています。
1月21日&28日分
◆東京レイヴンズ「_DARKNESS_EMERGE_ -邂逅--」
新OPとEDですが、使い回し映像がやたらあるのが気になります。これは徐々に変更されていくと思って良いのでしょうか。
とりあえず、いつもながら、いろいろ詰め込んだものです。原作未読者はついてこれるのかなあ。
最低限必要な情報は入ったんじゃないかと思うんですが、原作読者としてもあれもこれも入れてほしいと思ってしまう。
道満さんはやっぱり可愛い。
「_DARKNESS_EMERGE_ -神扇-」
もう作画分の予算すべてベテランへのギャラにつぎ込んだんじゃないかってくらい、
大友vs道満につづいて今回の天海vs比良多も聴き応えのある勝負でした。
天海部長、カッコ良かったなあ。
あざの作品のいいところは、大人が伊達に年食ってないってことなんですよね。
年と経験を重ねたからこそ強い。それを若者が見て、カッコイイと思う。
ラノベで十代が活躍するのは同年代読者にアピールするうえで当たり前ですが、
それとともに、こんな大人になりたい、という将来への期待を抱かせるような
大人を見せてくれることも必要なんじゃないでしょうかね。
とりあえず、総角会を狂信者と罵りながら、平気で犠牲を出す相馬さんの自覚のない狂信者っぷりがアイタタ。
全体的な尺を考えると、春虎と鏡の場面はこんな風に時間かけずに、
場面切り替えた方がもっといろいろ入れられたのにと思ってしまう。
だって、もんのすごく豪快に会話飛ばしてるもの。ラストへの布石が飛ばされて大丈夫か?
◆ハマトラ「持つ者、持たざる者」
救いのない話ですなあ。
ミニマム使ってるときの描写が相変わらずよくわからんので、そのすごさが伝わってこないなあ。
「彷徨うトーテムポール」
黒幕はなかなかに遊び心にあふれる奴だった。ダークだけど。
子供のまま純粋に育ったような感性の持ち主だということでしょうか。
つまり、ナイスとベクトルが逆なだけの人、ということを言いたいんでしょうかね。
1月23日&30日分
◆銀の匙「八軒、高く跳ぶ」
馬は賢い。八軒くんには長年のトラウマがあるからなあ。
よっぽど恐怖だったんでしょうね。あの頃の気持ちに戻るのが。
「南九条、あらわる」
本当にマロン号は男前馬、賢いわ。そして、入賞できなくて悔しいと思う八軒くん。
それだけ一生懸命やったということなんでしょうね。
マロンをとられて、御影ちゃんに対して嫉妬するくらいなんだから。
1月24日&31日分
◆のうりん「スーパー姑大戦 実習篇」
農業高校の実習服はこんなものではないというのは私でもわかる。
なんかのパーティができてるし。
木下さんは、あまりにも純粋培養すぎなのか。単なるミス・モノクローム何じゃないかと思えてきた。
継くんが何気にすごいキャラだった。なんで吉田さんはこんなのがいいのだろうか・・・
熾烈な女の戦いは、男たちの欲望を煽り、田んぼ全滅。
この高校、農業的に役に立つことちゃんとやってるんだろうか。
「君が見せた笑顔」
継くん、なぜその一発芸がウケると思った?なぜに?
ガイア若旦那が神々しいけど、なぜもうちょっとイケメンか色っぽい姿で、
もっと輝けとささやいてこなかったのでしょうね。
なんか初めて農業高校らしいエピソードだった。
◆鬼灯の冷徹「白澤」「いかにして彼らの確執は生まれたか」
桃太郎はかなり真面目に生きていた。変われば変わるもんだ。
鬼灯さん、相性最悪な白澤さんを陥れるだけに、そこまで労力をかけるのか。
案外馬鹿なんじゃなかろうか。そんな暇があったら寝ろ。
桃太郎が、かなりまともな人に思えてきました。
「美男にもいろいろある」「かちかぢごく」
鬼灯さんは腐っても鬼なんだなあ(腐ってないけど)。真面目に拷問を粛々と行うとか、怖いわ。
ああ、あの有名なうさぎどんは獄卒になったんだ。うん。怖かったです。
ここは地獄だと思い出しました。閻魔様があまりにも緩いので、忘れるところだった。
◆キルラキル「どうにもとまらない」
ヌーディスト・ビーチは頼りになる頼もしい援軍ですが、絵面的にモザイク入れたほうがいい。
それぞれがタイマン勝負で、マコちゃんお相手は蒲郡くん。
うんうん。案外似合ってるかもしれない、このふたり。
流子ちゃんと皐月様も、それなりに相手を評価してるし。熱い戦いだった。
「女はそれを我慢できない」
総集編があっという間に終わったのはよいのですが、OPが変わっちゃったのが残念。
マコちゃんは裸になる覚悟はなくても、流子ちゃんと友達でいる覚悟はあるんだ。
というか、流子ちゃんよりノリノリでヌーディスト・ビーチについていってますが。
つまりヌーディスト・ビーチを作ったのは流子ちゃん父で、服に食われないためだったのか。
にしても、もう少し組織名を考えて欲しかった。娘としては複雑だと思うよ。
皐月様親子の入浴図は親子のやってることとは思えません。完全にサービスシーンでした。
鮮血の気持ちを考えてヌーディスト・ビーチに反抗する流子ちゃんが男前で泣けてきた。
EDはマコちゃんか。前の方が好きだったけど、可愛いので許す。
1月25日&2月1日分。
◆ログ・ホライズン「怠惰で臆病な姫君」
大地人も疑心暗鬼になってるんですね。お互い、まだよく知りもしない状況ですから当然ですね。
冒険者たちに頼りたいけど頼っていいのかどうか迷っている。
レイネシアさんがついてきてくれと言われて、とてもとても面倒くさいと思いますが、
と返したクラスティさん正直者。
レイネシアさん、まっとうな感覚持ってるんだなあ。働きたくない姫なのに。
そしてクラスティさんは、すっかりレイネシアさんを調教しちゃったなあ。
でも、レイネシアさんのおかげで硬直状態だった会議に突破口が見えた。
彼らが頼るべきいずも騎士団が消えたのは、システムの意図したことなんでしょうか。
「遠征軍」
姫様はアキバの街でカルチャーショック。一方、姫様の鎧姿にシロエさんまで喜んでましたよね。
シロエさんも男だったんだなあ。とことん淡白なのかと思ってた。
まあ、可愛いお姫様に一緒に戦ってください、と懇願されて、心を動かさないゲーマーはいないだろうねぇ。
ゴブリンの襲撃も、冒険者たちの価値を大地人に認めさせたということで、幸運なアクシデントになるのかな。
この遠征がどういう結果になるかにもよりますが。
クラスティさんと姫様、ルディくんと五十鈴ちゃんとか、いろいろフラグが立ってるのが楽しい。
というか、そろそろアカツキちゃんの見せ場を・・・
◆世界征服〜謀略のズヴィズダー〜「煙に巻いて去りぬ」
喫煙者が欲望のみに生きる人間性の欠如した化け物として描かれているこの話でなんとなくわかってきたけど、
これは子供目線の世界征服なんですね。
子供の目を通した単純化された社会の構図と状況。ケイトちゃんにとっての「悪」は問答無用、
絶対的な「悪」であり、それは即刻、力をもって排除すべきである。
そこに社会構造や個々の生活などに対する描写は一切必要ない。
このアニメ全体が、星宮ケイトの夢の中の物語なのではないかと思えてきた。
あるいは、最近のモンスター●●のカリカチュアという見方もできるのでしょうかね。
なるほど。ヤスとおやっさんはどちらも反社会的勢力の方々だったのか。意外性ゼロ。
ちなみに喫煙者から見ると、うんうん。どんなに気を使っても社会の反応ってこういうのよね、
と思うけど、非喫煙者から見たらケイトちゃんが完全に正しい!ってなるんでしょうかね。
「UDOは冷たい土の中に」
ナターシャさん、ウクライナの人なのか。
結局ナターシャさんのご両親はどうなったんでしょうかね。
あのウドがご両親の姿だったということ?
1月26日&2月2日分。
◆ウィッチクラフトワークス「多華宮君と意地悪な妹」
多華宮くんの妹さん、なかなかに鋭いというか追及の手を緩めないというか、
とても楽しそうに兄をとことん追い詰めるというか。
案の定、魔女だった。
くまとうさぎ。可愛い割にえげつない戦い方しますね。
塔の魔女たちの緩さは結構好きです。
「多華宮君と石眼石手の魔女」
多華宮家のお母様、押しの強さが凶悪。
このお母さん、いろいろと理解したうえでやってるんじゃなかろうか。
この妹さんも、かなりダメなな感じの人ですけどね。
火々里さんはとんでもないお嬢様だなあ。と思ったら、そのとんでもない屋敷はあっという間に崩壊した。
多華宮くんたちを助けてくれたお姉さんはなんなんでしょうね。
メデューサも敵なんだろうけど、塔の魔女さん立ち同様、攻撃していない時は緩い性格のようで、よくわからん。
◆スペースダンディ「死んでも死にきれない時もあるじゃんよ」
何事もなかったようにミャウ復活したな。あっという間にまた死んだけど。
つか、なんでQTまでゾンビになってんねん。
ゾンビの朝は早い、というのはかなり斬新なフレーズですね。
腐ってるんじゃない、発酵してるんだ。とか、シュールに前向きな生きる姿勢は評価したい。
いや死んでるけど。
ジョージ・ロメロへのトリビュート。かなり楽しめました。
これ、前回と同じ脚本家なんですね。こういうふざけたテイスト、結構好きです。
どっちもラストは投げっぱなしですけどね。
「旅は道連れ宇宙は情けじゃんよ」
ダンディ、レベルが子供と一緒。パイオツ好きな子供。
典型的な子連れロードムービー的展開で、すれ違ってたふたりの心が最後に通い合うところなんてまんまテンプレートですが、
定番だけに素直に楽しめました。
特にアデリーちゃんが、ダンディに裏切られたと思って物陰で泣くときの演出がよかった。
ダンディにもいいところがあるじゃないか。
◆バディ・コンプレックス「決断の時」
青葉くんは腹を括ったようです。まあほかにどうしようもないわな。
さくっとそこを消化してくれてどんどん進むのが小気味よい。
ディオくんぼっちゃんだったんだ。艦長は相変わらずゆるい。
「傷跡」
伝統の新人イビリを再現した形式のみの新兵訓練に呆れる青葉くん。
というか、形式のみってところが、案外適当な軍隊さんらしいです、連合軍。
ディオの妹さんはとても良く出来たお嬢さんらしい。お父さんと違って。
父、母親をなくした息子を責めるってどういう了見だ。
いかにも外人さんっぽいゾギリアさんたちが、千歳だの小樽だのローカル地名口にするのが違和感いっぱいでした。
邪魔するんじゃねーよ。野暮な野郎だな!
やっぱカップリングを邪魔するのは野暮なんだ・・・
そして、ディオは妹に優しくしてもらったので一発でデレました。
前回もそうでしたが、この作品の変に葛藤をずるずるひっぱらないところは好きです。
しかしこの艦長、本当に無策だなあ。