調査結果。

大分遅くなりましたが、参加させていただいたアニメ調査室(仮)さんの今回の調査結果、
ピンポンは納得だけどシドニアは結構中途半端で終わった印象だったので意外。
そして、上半期でまとめるとやはり強いガンダムビルドファイターズですねぇ。
一番納得だったのは、ノブナガの最下位。あれはなぁ。なんともならんかったからなあ。


8月14日&8月21日分。

白銀の意思 アルジェヴォルン「陸繋島(ベルハルス)」
リゾート地を舞台にしたトキムネくんとジェイミーちゃんの勝手にやってろリア充エピのようでいて、
暗躍する敵とのニアミスまで、ちゃんと描いてるなあ。
ジェイミーちゃんが足止めを食らう理由も社蓄らしいし、女性陣のサービスシーンもあるし、
至れり尽くせり。

「再戦」
ジェイミーちゃん、トキムネくんに喝を入れられるとは、成長したなあ。
トキムネくんのお姉さんは、サモンジさんの恋人だったのだろうか?それとクァジモトさんが恋人だったのだろうか?
小隊の面々のそれぞれの休暇。トキムネとジェイミーの触れ合い。トキムネとお姉さんの思い出。
そしてサモンジさんたちの過去とお姉さん。というレギュラーキャラたちのエピソードに、
厭世的になってる小官僚に敵の奇襲と戦争を背景にしたリゾート地の闇の部分の描写まで、
このベルハルスで盛り込まれたキャラと背景の情報量は半端ないのに、きつきつだとは感じない。
その上で、きっちり敵とのバトルまでやってのける。
なんか妙に感動している自分がいます。このエピソードの積み重ね方、ひとつひとつに納得できる。
面白い。この作品、滅茶苦茶面白いぞ。


東京喰種「幽囚」
金木くんがやらなきゃいけないのは、雛実ちゃんを命がけで守ったリョーコさんの仕事を引き継ぐことですよね。
人間の立場としては、グールを狩ってくれる人間たちの方が頼もしいはずなのに、悪役にしか見えないというもどかしさ。
亜門さんがいい人だけに余計、なぜこうなってしまう、と悔しくなる。

「円環」
人間とグールの両方の気持ちがわかる金木さん。あなたの出番です。
というか、グールの本能に逆らって人間の気持ちを捨てない金木くんは素直に凄いと思います。
真戸さんにもきっと、グールを倒さなきゃならない何か理由はあったんだろう。
不気味で頼もしい、とてもいいキャラだったのに、ここで退場はもったいないなあ。
董香ちゃんは真戸さんのことを知っていたのだろうか。なんか因縁がありそう。
そして、あの世がすごいことになってる。


8月15日&22日分。

東京ESP「それぞれの少女、それぞれの思い」
ペンギンの次はパンダ?どんだけ動物押しなのこの番組。
しかもパンダ強い。そしてエロじじい。しかもお父さんの師匠だった。警視庁の人だった。
待って。パンダに盛りすぎ。
目の前で展開される悲惨な状況に自分の無力さを思知らされたリンカちゃん。
そのうえ東京くんがさらわれてしまったし。がんばれリンカちゃん。

「雨の中の少女達」
リンカちゃんも凄いが紫ちゃんも凄かった。武器の持ち主の動きをすべてトレース出来るのか。
最初の歩くんは、こんなムカつくクソガキだったんだ。第一話でリンカちゃんに心酔しているような様子だったのに。
未来予知できるって案外面倒なんですね。でも紫ちゃんと歩くんはいいコンビニなりそうだ。


ペルソナ4 ザ・ゴールデン「See? I told you yu.!」
段々ポエムの方向性がおかしくなってるぞ。マリーちゃん。
足立さんが堕ちていくまでの話ですか。
ちょっと流されやすい、だけど取り立てて凶暴でも、悪意があったわけでもない人間が
徐々に変貌していく姿が怖い。アイキャッチの完二くんどうした。
足立さんの異変を感じて無意識に声をかけていく悠さん天使。
それが心を見透かされたように思えて、足立さんを余計苛立たせるんでしょうね。

「It's cliche, so what?
シリアス展開のはずなのに。冒頭で面白ポエムが。なんでオチがないの。この詩。
足立さんは流れに身を任せて生きてきて、それなりの充足感を得られる小さな絆を田舎町
で見つけたのに、悠くんが来たことがきっかけで失ったような形になったのか。
聖人君子ではない自分には、彼の気持ちもわからんでもないだけに、やりきれない。
文句が多いけど、マリーちゃんはいい子ですね。


8月16日&23日分。

花物語
予約忘れてて途中から見たのだけど、大体把握した、と思う。
貝木さん駿河さんのお母さん好きだったのかあ。駿河ちゃん、するどい。
というか、貝木さんなんか貝木さんの持って回った言い方が、単なるてれ隠しにしか見えなくなってます。囮物語以来。
駿河さんは、沼地さんの話を聞いて、はいそうですかと引きさがれるタイプの人じゃないですよね。
それは阿良々木くんが一番よく知っている。つか阿良々木くん、お前に何があったのだ。
主にうっとうしい外見的な意味で。
でもまあ、中身はやっぱ阿良々木くんのままだった。ちゃんと駿河さんの欲しい答えをくれました。
キスくらいしときゃよかったとか、さすが駿河さん。途中バスケアニメが始まるのかと
思いましたが、良い友情物語だったんじゃなかろうか。
うん。物語シリーズで一番青春していたエピソードだった。
駿河さんの全裸を見てもビクともしない阿良々木さん、もうマジ変態。


アルドノア・ゼロ「邂逅の二人」
敵の敵なら利用しよ、とか思うわ伊奈帆さんが相変わらず冷静で恐い。
対するプロの大人の役に立たなさが、ここまでくるとあっぱれ。
案外上手く連携してるじゃないか伊奈帆くんとスレインくん。
と思ったら、伊奈帆さんは一時の感情に流されたりはしませんでした。
そろそろ伊奈帆さんが何者なのか教えてほしい。

「鳥を見た日」
ドS、クルーテオ伯爵、ここに極まれり。どんだけスレインくんを拷問すんだ。
しかし、スレインくんが姫様の味方だと気付いた途端、ころっと態度を変える。
結構マジメかっ!その真面目さが災いしたようで、死んだ?こんなあっさりとは死なないで欲しいんですが。
とにかく、みんな真ヒロイン、スレインくんに夢中で、姫のことどうでもよくなってね?
火星人ハテキダ!とか意気込んでたのに、相手が可愛い女ののだったら許すのか。
カームくん、正直ものですね。


魔法科高校の劣等生「横浜騒乱編II」
お兄様って、息をするように女の子たちをタラシこむなあ。ナチュラルボーンタラシ。
嫌いじゃないよそういうの。

「横浜騒乱編III」
怪しげな敵が出てきても、お兄様のかませにしか見えないというこの安心感はどうだろう。
お兄様のおかげで最近危なげない勝利が自分の中で熱い。がお兄様以外そういう方はなかなかいない。
お兄様ハーレムに見えても、あちこちに順調にカップルが出来上がってるところが面白い。
特に頑張れ、幹彦。


ばらかもん「ひさんいを」
川藤さん神崎くんも案外半田先生に負けず劣らず大人げない。
高校生たちの方がよっぽど余裕があるように見える。書道界にはこんな人材しかおらんのか。
でもまあ、いい友人たちですよね。それでいっか。

「オンデ」
子供に説教される半田先生。子供と同じ目線で遊ぶ大人。子供に負けたくない大人。
先生がなるちゃんを構ってやるというよりは、なるちゃんが先生を構ってあげてるイメージがあるのですが。
こんなお墓参りもあるんだ。初めて知った。なんとなく、外来っぽいですね。


8月17日&24日分。

スペース☆ダンディ「ロックンロール☆ダンディじゃんよ」
バカは増殖するもんなのだろうか。ダンディと同じタイプってだけでダメの二文字しか浮かばない。
案の定、形だけにこだわり1曲も出さないまま高速でバンドのもめごとだけコンプリートとか、レベルが高すぎる。
ついに、QTとミャオが頼もしく見えるという異常事態発生。
ダンディ的には店長はまっとうな社会的地位の象徴なのだろうか。そんなショック受けるな。
そして数々の試練を乗り越え、デビューライブは大惨事で賑々しく幕を下ろすと。
ダンディ、ハート強すぎ。
素晴らしかった。マクロとミクロな大事件の同時展開をテンポよくこなしたうえの脚本。またやってくれましたな。
その上、キャラデザから作画演出、唯一のバンド曲といい、トータル面でこのエピソードの空気を
しっかりサポートする素晴らしさ。
笑いながら、すごい・・・と素直に感心させてくれました。

「悲しみのない世界じゃんよ」
ダンディがリーゼントじゃないだけで抑えられない違和感。これなんのアニメ。
これはまた、とてもファンタジーで哲学的で不条理な世界観。ダンディインワンダーランド。
音楽も映像も美しいエピソードでした。
次元を超えてダンディに恋した惑星。この星に残ったダンディは惑星が最後に見た夢なのだろうか。
悲しみがないってことは喜びもないと否定するダンディがとてもダンディらしかった。
こんな美しい話でも受け入れられてしまうダンディ世界の奥の深さを感じました。予告とのギャップがすごかった。