今期新アニメOP。

今期一番インパクトがある、というか初回からもう頭の中をぐるぐる回ったのは、やはり神様ドォルズです。
あの曲にあの抑えた演出という組み合わせが絶妙。
同様に、曲調と演出のマッチ具合で相乗効果を上げているのがセイクリッド。いつ天もオーソドックスで好みのタイプ。
クロワーゼとか猫神のほのぼの調も好きですけどね。


8月2日分。

神様ドォルズ「故郷へ・・・」
ボロボロにされたククリがかわいそう。
とりあえず偉そうな村のじいさんが悪いのはわかった。そして偉そうなのに、グラサンとかお付きの女性とかに次々ツッコミ入れられてるところに小物臭が漂っていたので、すぐ消えそう。


8月3日分。

いつか天魔の黒ウサギ「いまだ天魔は歌わない」
「なんでキスするの?なんでキスするの?」
の美雷ちゃんが可愛かった。
お前、ヒメアじゃねえな!と気付くのが遅すぎる上に、相手が声真似しただけですぐに躊躇っちゃう。さすが、おバカ大兎くん。わかってたけど、出てくる奴らどうしてみんな脊髄反射で行動する人々ばかりなのか。
しかし、寂しいから生み出しといて、物足りないので用無しとか、ヒメアさん外道すぎる。


快盗天使ツインエンジェル〜キュンキュン☆ときめきパラダイス!!〜「熱愛警報! 西条先生のアルバイト」
ツインエンジェルは温泉掘りもするのか。結構地道に社会貢献してるんですね。
先生やりながら秘書やろうとか、先生がどんだけ貧しいのか気になる。そんなに金をかけた趣味とかなさそうなのに、手取り10万円くらいなんだろうか?
普通、これだけ怪しげな社長に会った時点で、失礼します、と辞去するもんですが、中学生の教え子に年齢的なチャンスを心配される西条先生は、妄想に走りまくり、すっかり社長に骨抜き。ノリノリで、悪の手先となりました。
理事長もお見合い話するくらいなら、まず給料アップしてやりゃいいのに。
じい、本気出し過ぎだ。どんな手管で相手を骨抜きにしたのか、非常に気になるところです。


8月4日分。

Steins;Gate「自己相似のアンドロギュノス」
シリアスどこ行った?
デートのやり方相談とか、オカリン情けないぞ。いやオカリンだけじゃない。恋愛に関するオタクの巨頭会談は、涙が出てくるほど不毛のスパイラル。相手を傷つけ自分も傷つくだけでした・・・。
というか、オカリンはデート音痴すぎる。この人、絶対何らかの才能がある。何の才能だか何の役に立つのかわからんけど。
そして、クリスのネーミングセンスもオカリンとどっこいどっこいだということがわかった。
ルカ子ちゃんの想いは、いろいろと捻じれている分、おかしみと切なさがありました。
結局、過去を変えたようが変えまいが、みんな本質は変わらない。ただ、覚えていない大事な思い出が増えただけ。過去を書き換えることは、思うほど何もかもを変えてしまうわけではないということですね。
オカリンのリーディングシュタイナーは、一緒にいる相手に伝染するのか。あるいは、相手に元の世界線を見せる能力なのか。


バカとテストと召喚獣にっ!「僕とのぞきと強化合宿っ!」
さすがは僕のお嫁さんだ!とか、明久くん。そんなラスカルのノリで秀吉くんを嫁にしないでください。
保健体育の先生の背後に浮かぶイメージはなんなんでしょう。保健体育って、要は体育の先生だと思うのですが、ことさら保健を付けようとするところに、この作品の本質があるような気がする。


8月5日分。

セイクリッドセブン「心のカガミ」
男どもに食事の支度させて遊びまわれるなんて、なんて素晴らしい合宿でしょう。
そんなこんなで、お嬢様命で前後を見失う、鏡さんの安心の残念イケメンぶりは続く。
彼は、定番の、小さい頃にお嬢様に一目ぼれ、お嬢様命が刷り込まれちゃったタイプだったんですね。
とりあえず、お嬢様を助けたアルマさんの評価は上がったらしい。それはアルマくんにとって受難のような気もしますが。
しかし、定番水着回で若菜ちゃんの水着がないとか、もしかして需要がないんでしょうか?人気ないんですか?水着話を赤面して聞いているアルマくんは、意外に純情かつ顔に出るタイプらしい。
コランダムレーザーって、質にもよると思うけど、あの大きさだったらかなりのお値段だと思います。いいなあ。欲しいなあ。


ダンタリアンの書架「換魂の書」
今回も詠唱がなくてよかった。これだけでテンポがよく思える。
「真実の愛を前にして性別など瑣末な問題に過ぎないのです」
ダリアンちゃん。とりあえず握手しよう。
熱狂的なファンは恐ろしいなあ。というか、カップリング論争ほど妥協を許さない、恐ろしい争いはないって話ですね。
身につまされました。


輪るピングドラム「だから僕はそれをするのさ」
Gに埋もれているペンギンくんが恐かったよぉ。頼むから、ホイホイとかなんとか対策を講じてください。見てるのが辛い。
陽毬女王様登場!やっぱ生存戦略あってこそのこのアニメですね。脳みそド腐れゲロブタビッチ娘ですか。特に異存はありません。
しかし芋果さん。男どもよりよっぽど根性あるわ。様式美ぶっ壊しで骨階段駆けあがろうとか思わないよ普通。
まあ、トラックに引きずられて生きてる長男も人間じゃないと思うけど。


8月6日分。

うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%「オリオンでSHOUT OUT」
予想に反して、オリオンはなぞらなかった。
つまり、トキヤさんは双子じゃなくて本人は暗い奴だったのを隠すための方便だったと。ホントは能天気なアイドルソングじゃなくて暗い歌を歌いたいタイプか。でも、EDでは楽しそう。
一方、那月さんは二重人格だったと。めんどくさい男どもだ。
しかし、那月の別人格が凶悪すぎでマジ犯罪者。平和島さんだってもっと平和的だと思います(まあ、道にあんな風にゴミ捨てる奴にはいい薬ですけど)。なんか過去にトラウマとかありそうですね。
というか、メガネ外れすぎ。頭にくくりつけとけ。
雷とともに現れ、暴れ、1ショットでスタッフを投げ飛ばし、勝手にステージに上って歌い出す。これ完全に珍プレーとかで見る全裸で飛び出してくる観客レベル。
そしてトキヤくん。なぜ勝手に歌わせちゃった?なぜバンドは曲をちゃんと演奏できた?
とりあえず、翔くんはよく那月さんと付き合っていけるなあ、と先週に引き続き感心。もう天使レベルの小動物ですね。
そして、みんなに心配される天然の春海ちゃんも可愛かった。おそるおそるメガネ持ってステージに上がる春海ちゃんにこっちがドキドキしたわ。


8月8日分。

異国迷路のクロワーゼ「鳥籠(クリノリン) "Crinoline"」
アリスちゃんは湯音ちゃんに夢中。
一方、アリスちゃんのお姉さまはのほほんとした人なのかと思ったけど、メイドに指示を出す姿は、さすが人に命令し慣れた上流階級のお嬢様という感じで意外でした。無邪気な妹とは違って、彼女は家に縛られ、決められたルートを進むしかない自分の立場に半ば諦観しているようですね。
湯音ちゃんのドレス姿も可愛いけど、やっぱり着物姿の方がいいわ。


夏目友人帳 参「人ならぬもの」
ニャンコ先生、よく貴志を受け止められたな。というか、なぜそのサイズのままオーライオーライした。
的場一門とかそう言えばいたような。そしてキラキラした名取さん登場。名取さんが手伝ってくれると聞いて、無償かどうか真っ先に尋ねる貴志くん。たくましくなったものよなあ、少年。
名取さん相変わらず綺羅綺羅しく、おかしな人で安心しました。ニャンコ先生と名取さんのコントは和むわ。
貴志さんの背後をとった女が恐すぎます。人の作った妖怪は、確かに歪んでるんでしょうね。今回は、妖怪よりも人間の方が数段恐ろしく感じられました。


魔乳秘剣帳「ろくでなしとおっぱい」
スーパーおっぱいタイム。また乳か!は視聴者のセリフだと思います。
おっぱいまんじゅうとかいう幼児教育は、幼児を歪ませ、乳へと駆り立てる、という教訓でした。
この作品に出てくるお年寄りは、エロじじいとキマシじじいばかりですのう。


8月9日分。

TIGER & BUNNY「There's no way out.(袋の鼠)」
もちろん買いましたよ、ヤンジャン最新号。
オールキャストが楽しかったです。そして、桂先生がどんだけキッドちゃんに力を入れてるかがわかりました。
ローズちゃんとの扱いの違いをなんとかしてください。

さて、本編いろいろとサプライズ続きでしたが、一番のサプライズはおじさんのセリフのかっこよさに思わず気を失ったバニーちゃんでした。あれ、そんなにカッコよかったか?
本人見てるかどうかもわからないインタビューでも、しっかりメッセージ送るくらいおじさん信者なバニーちゃんですからね。だからこそ、おじさんが自分を信頼してくれないと思った途端、カッとなってエスケープしちゃうわけです。え、ここでエスケープ!とおじさん同様視聴者の驚きを誘っちゃったりするわけです。
まあ、バニーちゃんに非がないとは言えませんよ。お互いを信頼、を実行できるほど余裕があるバニーちゃんじゃないですし、おじさんが悩んでいる姿にちっとも気が付いてませんでしたし。
でも、バニーちゃんは、今まで他人とのコミュニケーションを拒んできた、いわば人間関係若葉マークなわけですから、それもしゃあなしなわけでもあります。彼は彼なりに、一生懸命相棒になろうとしていたんだと思う。
問題はタイガーさんだ。お兄さんにあれだけ叱られたのに、また自分で抱え込んでるじゃん。
しかも、ヤンジャンのバニーちゃんのセリフじゃないけど、またカッコつけてごまかそうとして、ややこしいことになってるじゃありませんか。まさにマダオの面目躍如。躍如してどうする。
タイガーさんがなぜバニーちゃんに素直に、能力減退が原因で、と言わなかったのかというと、確かにバニーちゃんが大変な時だから、という気持ちもあったんでしょうが、それ以上に、上り調子の若いバニーちゃんに、体力の限界、という理由を知られるのが嫌だったんじゃないかとも思えるんですよね。そりゃ誰だって、今まで一線で活躍してきた人間がそこから滑り落ちる時って、屈辱的だと思うんです。ましてや、そこで同情なんて絶対されたくないと思うはずです。
バニーちゃんをビンタした理由だって、バニーちゃんが感情に任せて心にもないことを言うのを止めたかった、決定的な亀裂に至るような言葉を言わせたくなかったと同時に、おじさんが心の底で、もしかしたらそうなんじゃないかと恐れていたことを、バニーちゃんの口から聞かされて、そうじゃないとわかっていつつも、聞いていられなかったんじゃないかと。
ただ、バニーちゃんを心配してたのは本当だと思うけど。
いやあ、ここら辺のやりとりは、お互いの複雑な感情がぶつかり合っていて、この作品ならではの聞きごたえのある会話でした。
おじさんはバカ可愛いと思います。懲りずにチャーハンを作り続けるところとか(結局、あれも食べてもらえなかったのか?)、待ち時間に虎さんの乗り物に乗ってるところとか、とても年長者の行動とは思えないバカです。なのに、肝心なところで変に年長者として振舞おうとするのはやめましょうよ。そろそろ、相棒として、バニーちゃんに情けない姿も、すべてさらけ出してしまってもよいと思うのです。
「僕らの思い出なんて、この先いくらでも作れるじゃないですか」なんて思いっきりデレてくれたバニーちゃんを、対等な相棒として扱ってあげるべきだと思うんです。
ちなみに、なんで虎に乗ってたんでしょうか?バニーちゃんとの緊迫したシーンが台無し。座りたかったんならベンチに座ればいいんじゃね?大方何も考えずに、面白そう、とかいう理由で乗ったんだろうなあ。
そして、忘れちゃいけないマーべリックさん。悪そうな顔全開。はっきり言って、バニーちゃんが泣いちゃうのも無理ないくらい、メチャクチャ怖かったです。サマンサおばさん、余計なこと言って消されたりしないんだろうか。
マーベリックさんは、記憶上書きできるNEXTですか。じゃあバニーちゃんの両親も記憶上書きすりゃよかったのに、案外短絡的で計画性のない人なんですね。そんな能力持ってたら計画性もなくなるものなのかもしれない。
しかし、こんなとこでバレてしまったせいか、どうもマーべリックさんがラスボスという気がしない。ウロボロスは別に存在するなら、それがラスボスでしょうか?これもレジェンドさんが絡んでいるんだろうか?あるいは、今度こそ斎藤さんの出番?