6月終了アニメ私的ベスト3

1:鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
結局、これは外せませんでした。アニメのテンポが途中から噛みあってきたということもありますが、やはりなんといっても原作が凄すぎて、どう作っても駄作になりようがない作品だったということです。実際、最終回をはじめ、原作通りにやった方がよかった部分も多々ありましたが、ホーエンハイムの最期のようにアニメならではの表現も評価しつつ、よくここまで1年ちょっとでまとめたなあ、という意味も込めて。


2:聖痕のクェイサー
これはもう、語り尽くした感がありますが、ほんっとぉに文句なしに楽しませていただきました。画面的に文句山積のはずなのですが、その残念ささえも楽しめた。これがあったから、このシーズン乗り越えられた。途中で切らなくてよかった。本当によかった。


3:真・恋姫†無双〜乙女大乱〜
本来ならここでデュラを入れるべきなんですが、どっちが楽しめたかというと、自分的にはこっちでした。まあ、今期は記録的に脳が疲れてるシーズンだったんで、ハイクオリティ作品より、このくらいゆるゆるなエンタテイメント作品の方が楽しめたということで。


振り返ってみると、いろいろ切り捨てまくったシーズンでした。感想を書いてなかった作品で、最後まで見たのはノイタミナ2作品くらいという、さびしい結果になってしまった。最初は面白かったけど、途中からついていけなくなった、というものが多かったなあ。
ちなみに、ノイタミナ2作品は、上手くまとめた最終回で満足。特にさらい屋五葉は、ゆったりとしたテンポの会話、間の取り方、音楽の良さに癒された作品でした。



7月1日分。


伝説の勇者の伝説「昼寝王国の野望」
原作未読。
やる気のないヒーローと、すぐにさくっ、と行きたがる短絡的思考、脊髄反射行動なヒロイン、というコンビがなかなか好感触。
団子でつられる人なんですか。団子命なんですね、おねえさん。考えなしに異物を持ち帰って困ったことになっても過去は振り返らないあっさりしたお人柄。逃げるときは先にひとりで。うーん。漢だ。
つまり、主役3人の若者が、自分たちの居場所を見つけられる国を創っていこうという物語らしい。これは早々に継続決定。
しかし最近、やる気のないスロウス型ヒーローが多いですね。他人事とは思えなくてちょっとイヤ。



7月2日分。


祝福のカンパネラ「流星群の夜」
いかにもゲーム原作という感じの作品。
とりあえずボケだらけのキャラクターは可愛いし、会話のテンポがよくて楽しいので、次回も見ます。



黒執事II「クロ執事」
一期と違って、なんか耽美残忍、雰囲気違うなあ。と思いきや、いきなり踊る執事。なぜそこで踊る!?
天使の顔した悪魔なアロイスくんがクソむかつくガキすぎて軽くヒいてたところにやってきた、わかりやすいセバスチャン。
人様のお宅にお邪魔してるのに細かいことにケチをつける嫌な客。対するクロードは嫌みで応酬とか、なんか嫁姑戦争の様相を呈してきた執事戦争。執事さん方の小粋な階段サーフィンとか、初っ端から波に乗りすぎだこの作品。
というか、シエルさんって生きてたんですか?というか、これは旧執事の話なんですか?それとも新執事の話なんですか?



7月3日分。


生徒会役員共「桜の木の下で」「毎回続くのこの感じ!?」「とりあえず脱いでみようか」
原作未読。このアニメの半分は、生理ネタで出来ています。
というくらい、生理ネタ多いなおい。よけいなことにだけなぜか気が回る会長。フォローどころか猥談に拍車をかける書記。いつも追い詰められてる会計。とまあ、月イチで重い日に耐えたことのない男にはわからない世界ですよ。
いえ私にもわかりません。お前らの頭の中はそんなのしかつまってないのか。津田くんの新聞部に対する「あんたもそっち側!」の叫びに、心底共感した。ほんとにそんな生徒ばかりか。しょうがない。続けて見るか。
ところで、冒頭の意味のない壮大な回り込みはなんだったんでしょうか?



7月4日分。


セキレイ〜Pure Engagement〜「静ナル予兆」
一期のOPもよかったけどこれも好きだわ。
まあ。予想通りにラッキースケベの物語続行という感じで、相変わらずゆるい作画を懐かしく思いつつ、これは継続。
ところで、テロップの存在感に圧倒されましたが、これ毎回こんなんなの?



オオカミさんと七人の仲間たち「おおかみさんと御伽銀行の仲間たち」
原作未読。なんだか端から端まで微妙な話だなぁ。
つまり学園の事件をおとぎ話を絡めて解決していく部活のお話ということでOK?しかし、エピソードが変態オチで終わってたり、なんともすっきりしない。おとぎ話らしくナレーション付きですが、ナレーション量が多すぎて邪魔に感じてしまう。