6周年。

この日記を書き始めてそんだけ経ったんですが、相変わらず、進歩どころかどんどん退化してます。週二といいつつやっぱ週一だし。
だから、ここを定期的に読んでくださる方々や、時々のぞいてみたりする方々がいらっしゃるということ自体、奇跡に近いと言えましょう。
そんな有難いお客様方に心からの感謝を。
あなたのおかげで、ワタクシも細々ながらも書き続けることができています。
そろそろ最終回シーズンなのに、更新が滞っていて申し訳ありません(そして今週も滞る予定・・・)が、その残念ぶりを苦笑しつつ見守ってやってください(というより見ないふりしてやってください)。



3月14日&21日分。


ダンス イン ザ ヴァンパイアバンドロストボーイ
ミナ姫軍団によるヒステリカ軍団殲滅作戦は、アイドルまがいのヴァンパイアボーイズ大活躍。
「僕が欲しいんでしょ?僕お姉ちゃんのものになる」って、なんというガキですか、ユヅルくん。将来が楽しみなタラシ予備軍だと思ったけど、会長と共にヴァンパイアの道を選んだようです。それもまたあっぱれ。
一方のアキラさんたら、同級生にとどめさせなくて地下鉄爆破を阻止できませんでしたね。イマイチいいとこなしのヒーローです。
薔薇と狼は、やっぱ気になります。


ワルプルギスの夜
ミナちゃんはじじいどもと契るのを回避するために幼女体なわけですね。よくわかります。
まあ、じじいたちの言うことにも一理ありますよね。種の女王というなら、それをまっとうするのは当たり前なわけで、権利だけ主張して義務から逃げることはできないだろう。じゃなきゃ、その座を降りるしかないわけですが、彼女がいなくなったら真祖の血脈も途絶えてしまうんだから、そうもいかないのでしょうね。
元生徒会長、人間時代の女王様然とした姿は見る影もなく、思いっきりいじめの対象になってるなあ。



3月15日分。


聖痕のクェイサー「はじめて(?)のおるすばん」
言葉だけで下僕の性感帯を操るカーチャさん最強。
お荷物なんじゃないかと落ち込む燈ちゃんがドジっ子ぶりをいかんなく発揮したところで飛び込んできた小姑のようなナイト。誰だお前。とまず疑問に思いなさい、燈ちゃん。
いつの間にか料理まで作ってやってる、自称超天才のジョシュア。自分で服を裂いておきながら狼狽してるし、裂いた服の代わりになんでエプロン渡したし。敵といいつつ、燈に命の大切さを説教してるし、何の天才なんだろう?多少妄想が爆走する癖はあるが、お前いい奴すぎるぞ。本当にアデプト育ちなんだろうか?
結局、何もせずに帰っちゃったが。無事に帰れたかなあ。弟妹たちと幸せに暮らせるといいなあ。



3月17日分。


バカとテストと召喚獣「宿敵と恋文と電撃作戦」
呪!Fクラス勝利!って、なぜか呪ってるバカどもですが、Dクラスをあっけなく撃破。坂本の作戦が面白いように功を奏してます。坂本くんって、神童だったのか。だが、強敵Bクラスに勝利したのは、姫路さんのために拳をふるう、男気満点の明久くんと、保健体育の天才土屋くん、そして、オールマイティな西村先生だった。いやみんな凄いわ。それぞれにカッコよかったわ。この作品で初めて燃えた。
しかしこれ、いちいち確保される先生はいい迷惑だよなあ。船越先生が気になったなあ。というか、一番強いのは、怒りを力に変える異端審問会なんじゃ。
根本、人望ないなあ。



3月18日分。


おおかみかくし「終焉」
賢木の鬼畜暴走が止まりません。なんか過去回想の時も良い印象はなかったんで、この自己中っぷりはさもありなんという感じです。子供相手にここまでするかあ?元恋人さんもしびれを切らしてぶっ殺しちゃうくらいのキャラでした。むしろ、なんでこんな男に惹かれたのかわからん。
なんだかなあ。もう少し同情の余地がある人間だったら、それなりにドラマも盛り上がった気がする。それを言ったらメインキャラ陣も、よくわからん人たちばかりだけど。とにかくヒロインの存在意義と存在感のなさが異常すぎた。末摘花さんも、さんざん悲劇的な前振りした割には、普通にラブコメキャラに戻っちゃったし。
ここまで来て、次回何をやるつもりなんよ?



3月19日分。


とある科学の超電磁砲【最終回】「Dear My Friends」
木山先生助ける少女たち。固法先輩のライダー姿も、黒子さんと婚后さんの共闘もゾクゾクするほどカッコいい。もちろん、ガチンコバトルする美琴さんはいわずもがな。さすが学園No.3。ケタ外れの能力ですね。熱血教師、木山先生も負けてません。
園都市の中では、能力者もスキルアウトも等しく家畜というテレスティーナさんの認識は、結局は、学園都市の創設意図そのものなのかもしれないけど、実験場だろうがなんだろうが、美琴さんたちにとっては、友達と過ごす大事な場所であり、それを脅かすものは全力で排除するのみ。
そして子供たちは救われた。よかったなあ。これまでの木山先生の想いに報い、辛い日々を吹き飛ばしてくれるハッピーエンドに泣けました。
お見事です。ほとんどがオリジナルだった(はずだ)けど、キャラクターに違和感もなく、みんな(木山先生含め)可愛くて、しかも、学園都市の学生たちを主役として、彼ら(というより主に彼女たち)の悩みや迷いを一貫して描いた、一本筋の通った構成でした。
ばらばらになりそうだった友情をつないだのも、最後の切り札も、無能力者である佐天さんだったというのが、学園都市の存在意義に対するアンチテーゼとなっていました。まあ無能力者といったら、本編主人公である上条さんもそうなわけですが、上条さんのような特殊能力も何もなく、本当の意味で徒手空拳、かつ、か弱い女の子である佐天さんだからこそ、よりいっそうその感が強かった。
もちろん、物語だけじゃなくて、作画、演出に関しても、今期群を抜いていたのではないかと思います。まさに、美琴さん並みのレベル5の出来。本編がシスターズなんじゃないかというくらい(いや本編も悪くはなかったんですけど、これを見ると、もう少しがんばりましょうって気持ちになった)。
スタッフ、キャストのみなさん、爽やかで甘酸っぱく、かつ燃える青春物語をありがとうございました。



デュラララ!!「疾風怒濤」
いよいよ帝人さんの出番です。お約束、予定調和、無理やりハッピーエンドを目指してなにが悪い。そういう帝人くんの姿勢、大好きです。
そんなこんなで、帝人くんの最終奥義ご披露回。原作でのこのシーンはドキドキワクワクだったんですが、アニメ版はちょっと間延びしてるなあという印象でした。でもまあ、無色だった群衆が、メールを受信してから色を得て行く場面は、アニメならではの表現方法に感動。バカップルを登場させてくれたサービスもウレシイ。
実際、こんなに上手くいくわけはないとしても、東京に憧れを抱く地方の少年立ち上げたネット上の組織が、いつの間にか池袋を動かしているというところも、縛りのないつながりを求めてダラーズのメンバーが増えて行くというところも、なんとなく納得させられます。まあ、臨也がそう画策したせいもあるんですけどね。



戦う司書 The Book of Bantorra「静寂と惰眠と絶望の物語」
ルルタはいわゆる本喰いですか。しかし、ルルタも気の毒な立場とはいえ、なんか自分勝手だよなぁ。好きな女ができたらゆる系になってやる気なくすし。君を守ると思えばいいんだ!とかいきなり思いついて復活してるし。要するに単純で思い込みが激しいんだな。こんなんに、世界の命運託しちゃいかんでしょう。一方、ニーニウがすぐに諦めちゃったのも興ざめ。そっから滅びの意志になっちゃうとかもうヤだこの過去キャラたち。展開が駆け足すぎるのかなあ。つか、楽園って量産されてきたのか。
まあ、こんな不安定な奴だったら、ルルタを揺さぶるのは簡単な気がする。ハミュッツは食らわれなくてもルルタの中に入り込む能力でもあるんだろうか。
この物語の観客が懐かしい顔ぶれだったというところが、一番の見どころでした。