前回に続いて

今期新作アニメEDの話になりますが、やっぱりこれもデュラララが秀逸ですね。
いやもう、よくこれだけキャラに相応しいポーズと人間関係をセルティちゃんの影でつなげたもんだ。杏里ちゃんと新羅のセッティングが特にお気に入りです。
バカテスのEDはどっちもいいんですが、それよりも方向性があからさまなところが逆に清々しいクエイサーのインパクト勝ち。



3月4日分。


おおかみかくし「密室」
せっかく我慢してる櫛名田さんの縄を解くヒロくんが残念すぎる。お前はもう少し考えて行動しろ。眼鏡少年のくせに、バカですかこの子は。櫛名田さんの理性のおかげで事なきを得たからいいものの、毎回イラっとさせてくれる主人公ですね。ヒロくんパパも呑気すぎるし。犯罪に巻き込まれたとかの心配ないくらい平穏な世界なんですかここは。
櫛名田さんの叔父さんはいい人そうだったのに残念です。彼を手にかけた裏切り者も、身の丈に合わない野心だけで暴走しているようにしか見えません。この詰めの甘さでは、こいつも先は長くないだろう。



3月5日分。


とある科学の超電磁砲「レベル6<神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの>」
飾利さんは、なんで保温能力内緒にしてるんでしょうね?使えること甚だしいのに。
ピンクの湯船で肢体をさらしてくださってる美琴さんにさり気なく接近、というシチュエーションがなければ、いいこと言ったんですけどねぇ、黒子さん。黒子さんの激しい夢の内容も気になりますが、美琴さんの変装センスはもっと気になる。いや、服装センス自体が悲しい人なんですけどね。
で、何かね?レベル6を創りだすためには、非人道的なことをやらなきゃやらないって決まりでもあるのかね?シスターズに負けず劣らず、えげつないことやってるなぁ。この世界の木原はすべて外道ということなのだろうか。
美琴さんだって、木山先生の過去を追体験しているんだから、その気持ちも十分わかっているのだろうけど、それでも、残酷なくらい厳しい言葉を木山先生に突きつけることができるところが、美琴さんらしい。美琴さんは、こんなところでもレベル6実験に触れていたんですね。学園No.3の宿命と言おうか、いつも前向きだから忘れそうだけど、この人もトラウマになるような経験いろいろしてるよなあ。
そして、再び希望を潰された木山先生の姿が痛々しいです。なんでこの人は、こんな悲しい結末ばかり迎えなきゃならないんだろう。春上さんと絆理ちゃんのテレパシーって、何かに使えないのかなぁ。
ところで木山先生。あなたはなぜそこまで頑なに脱ぎたがるんですか?そこに何があるんですか?



デュラララ!!「依依恋恋」
ここは俺に任せて先に行け。静雄さんカッコええです。男のロマンですね。
静雄さんに吹っ飛ばされても元気な誠二くん。歪んだ愛の物語はここに来て最高潮。盲目的な愛情と言えば新羅もそうなんだけど、なぜか新羅の場合には、矢霧姉弟たちのような異常さを感じないんだよなぁ。セルティちゃんがまともなせいだろうか?それとも新羅がバカで能天気すぎるせいだろうか?
ひとりの人間として生きているらしい首、というセリフがシュールでした。



戦う司書 The Book of Bantorra「脱獄と道具と砂漠の菫」
今日はまた、かなりいい加減な作画だったなあ。
神溺教団がなくなったら、図書館としても困るんじゃないか?と思ったら、ミンスが楽園管理者になるとはねぇ。そんなに鼻毛抜いてたら鼻血出すぞ。
これだけ犠牲が出て、しかもヴォルケンの罪状にも疑問が出てきた状況では、さすがにみんなハミュッツさんに疑惑を抱かざるを得ないらしい。一方、ハミュッツさんの自殺願望を形作ったその過去がいよいよ明らかになりつつあります。
昔々、三代前の代行は、天国さんとお話をしました。天国の夢を叶えるためには、完全無欠の幸福を手に入れるか、この世界を滅ぼすしかないのです。天国さんが言うには、完全無欠の幸福は無理そうなので、この世界を滅ぼすわ。嫌なら俺を殺せ。
いやホント、何を言っているかわからない。
まず、天国は人間なんですか?しかも性別ありですか?天国を幸福にするために、幸福を得た本を天国に食わせてたんだろうなとは思うけど、そもそもそんなわがまま天国なんぞほっときゃいいじゃん。なんでそこまでしてやらないかんの?夢って一体何?
天国を滅ぼすための最終兵器がハミュッツさんらしいが、ハミュッツさんが力技で天国をぶちのめすことになってたのか。それとも、本になってパーフェクトハッピーを与えるってことなのか。チャコリーの恋が成就すると天国が滅びるというのは、それが完全無欠の幸福につながるということなのか。謎が謎呼ぶ謎展開。
とりあえず、ハミュッツさんファンはマニアックらしい。ミンスさん、言うなあ。