とりあえず、新作アニメがすべてそろいました。

今のところミラクルトレインがぶっちぎり、期待を裏切らない芸風なのが恋姫無双。同様のカテゴリで楽しめそうなのが生徒会。クオリティ面で注目なのがレールガンですかね。
そらのおとしものは、いろいろな意味で期待と不安が入り混じってます。
まだ出だしなので、一応ひととおりの感想を書いてますが、今期は思い切って本数を絞って、レギュラーで書くものは少なくしようと思います。



10月12日分。


そらのおとしもの「天翔ける虹色下着(ロマン)」
すべてのくびきから解き放たれ、自由に空を舞い渡っていくパンツたちのなんと荘厳なことか。パンツアニメという言葉に新たな定義が加わったような気がします。
というか、こんな鬼畜なことを一瞬でも考えた幼馴染に、それでも愛想つかさないそはらちゃんにむしろヒいた。そして、パンツと戯れるイカロスちゃんの姿に、形容し難い癒しを感じた。
あのパンツたちは、一体どこを目指しているのだろうか。安住の地はあるのだろうか。その姿に胸が熱くなる。間違いなく、これまでのところ今期アニメのベストエピソード。こんなところですでにベストが出てくるとは、今期は侮れない。
とりあえず、なんでも異常気象のせいにするのはよくないと思う。



乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪「入れて下さい……」
ノクターン女学院のオンリー会場、広っ。どうだろうという画力で参加する人々に勇気を与える物語でした。
しかし、なぜコスプレで偵察しようと思った、乃木坂家メイド陣。私服でもコスプレになっちゃうからか。信長は今回もダメな方向に男前でした。ツンデレ神の降臨を期待してます。



10月13日分。


真・恋姫†無双劉備、桃花村を訪れるのこと」
えと、趙雲さん、関羽さんの下の毛の自慢はもういいです。
劉備さんは、豪快な団子の食い方をする方ですね。なかなかに天然な子らしく、豪快な母の怒りを買い、そっから逃げるため、いえ宝剣を取り戻すために家を出てきたと。黄忠さんは、怒ると恐いんですね。その怒りの終着点が、主婦らしい美味しい料理法になっているところがリアルで泣きそう。
そして出た出た。仮面の忍者、課長仮面。無駄な技に死力を尽くすその策に、孔明も思わず拳を握る。ボケの劉備以外の誰もが気付く恥ずかしい行動に知らないふりをするみなさんの優しさに感動しました。ああ、趙雲さんのとびきりの笑顔を見たかった。
趙雲さんが活躍すると話が進まないが楽しいわ。



クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者「破邪!思いがけない闘い」
因縁の相手同士を戦わせるとは、女王様も粋な計らいをしますね。負け犬根性が染みついちゃってるニクスさんもどうかと思うけど、タカビーエリナは本当にイラっと来るなあ。
一体、なぜいちいちそんなはしたない恰好をするのです!というトモエ様の疑問は、この作品の存在価値そのものを問うていたような気がする。



10月15日分。


空中ブランコ空中ブランコ
いつか原作読もうと思ってた作品だし、ノイタミナは相性が悪いがスタッフがスタッフなので見てみた。
あまりにもムサいおっさんばかりで、画面のリアルさがツラい。しかも病んでる人間ばかりだし。かなり実験的な作品なので、もうちょっと見続けてみようとは思うけど、感想は書かない方向で。
でもこれは、本で読んだ方が面白いような気がするなあ。



NEEDLESS「アルカ・シルト」
ハードコピーで出力という、ディスクさんのどうでもいいアナログな新機能が明らかになりました。
熱を吸収し、攻撃エネルギーに変える能力。種が明かされると案外ショボい第四波動より、今回の目玉はなんといっても、新たな敵は、山田くんの姉ちゃんだった!と驚いてみる場面。姉ちゃんの鬼畜キャラぶりにびっくりですが、これだけ出来た弟が育ったからには、そう悪い人でもないような気がするのですが。



10月16日分。


戦う司書 The Book of Bantorra「爆弾と人間と死の神の病」
コリオが見たシロンの人生は、神溺教団にいいように使われ、そこから逃れるために邪悪な魔女と偽って、断頭台の露に消えた哀しい女性。でもハミュッツさんは気にしなーい。爆弾って力技でなんとかなるんですねぇ。
神溺教団って昔からあったんだ。シロンさんは、一体どのくらい先まで預言していたんだろう?



とある科学の超電磁砲「ねらわれた常盤台」
すんごくオリジナルでした。
佐天さん、あんた太眉いやがってたよね?眉少女に言ったのは社交辞令だよね?少しは疑問に思え、眉少女。そこで騙されてるんじゃない。結果的に佐天さんもそれなりに可哀そうな目に遭ったんでいいか。
まあ、こんな感じで不思議エピソードを積み重ねていって、原作の展開につなげるのでしょうかね。



キディ・ガーランド「ラッキーアイテム」
OPが本編の寄せ集めみたいな印象なんですが、最初からやる気ないのか?OPが出来てないのか?
食堂とは言え、脱げ脱がないとか出来るんだから、GTOは十分オープンなお役所だと思う。とりあえず、アスクールが残念なコだというのはわかった。いやそれを言うなら、敵も味方もなんだか残念な気がするのですが、レールガンの後に見るという気の毒なポジションなので、評価を緩めにゆるゆる見ることにします。



10月10日&17日分。


テガミバチ「僕の友達」
坊ちゃん、風呂はやめてください、とか、ダンナ、坊ちゃん、獲物ならあっしがとってきましたぜ、などとロダさんは大忙し。遠吠えする後ろ姿にも哀愁が漂う。そんなロダさんともついにお別れか。あいえ、ゴーシュを忘れてるわけではないですよ。彼の生き方を見て、その背中を追うために、そして母を見つけるために、ラグくんはテガミバチを目指すことになったわけですから。いつか、立派なテガミバチになったラグとゴーシュ(とロダ)が再会できるといいですね。


「泣き虫少年、テガミ少女」
やっと物語の背景説明が出てきたか。こういうのは、早くやってください。
テガミバチとなる最終関門に挑むラグ。ゴーシュと別れてからラグは努力したんですね。それだけじゃなく、周囲にも愛されるような優しい子だったんでしょう。いい人たちに囲まれて、何よりもおばさんがいい人で、本当によかった。その別れの場面だけで、いい最終回気分になりましたよ。
さて、そんなラグくんの最初の関門は、パンツだった。パンツを履かせた初めての男として女性に認識されるなんて、ゴーシュですら敵うまい。先が楽しみな男だ。きっとパンツ少女は、ラグのディンゴになるのでしょうね。この少女は人間じゃないんでしょうか?
ディンゴテガミバチの力量を示すんなら、ロダがいるゴーシュは無敵ということで。



生徒会の一存「勉強する生徒会」
鉛筆と消しゴムの受け攻めが国語の基本か。マリア様、ラノベ見てるのか。
くりむちゃんと杉崎くんの関係が、妙に可愛いんで困りました。このふたりの最後のやりとりを見て、ネタ作品とはちょっと違う感覚が自分の中で生まれた。杉崎くんは、いろんな意味で凄い奴だ。


「取材される生徒会」
杉崎さんの残念っぷりは、生徒会の全員に人格否定されるくらいのステージに到達しているらしい。ある意味あっぱれ。地獄キャラにまで手を出そうとした挙句、相対性理論を体感しちゃう、その意気やよし。でもオトメキャラは非常にキモかった。
ねつ造たっぷり盛りの新聞部部長リリシアのせいで生徒会がかき回されるかと思いきや、翻弄されたのはリリシアさんの方でした。そしてやっぱり、くりむちゃんと杉崎くんの関係が微妙に微笑ましくて好きです。
最近の小学生の運動会がバッドエンドに一直線であることはわかった。



うみねこのなく頃に 「EpisodeIII-IV isolated pawn」
なんですか、このベアトさんのデレっぷりは。そんなにバトラくんの不興を買ったのが堪えたんですか?いきなり品行方正になっちゃいましたよ。それとも、人の振り見て、ってやつですか?少しはお師匠様の気持ちがわかりましたか?何しろ、エバさんの少女時代転じて新ベアトえげつなさ全開ですからね。子供の残酷な無邪気さそのまま。とてもご主人と心温まる光景を見せていた方とは思えない。年月はやはり人間を丸くさせるものなのか。きっと、ベアトもこんなんだったんでしょう。叱ってくれる大人がいないですからね。魔女を引き継がせるときは、ある程度大人になってから、という教訓です。
バトラに殴られロノウエにまで鈍感すぎるとか言われて、ベアト、なんだかトーンが抑え気味になってるぞ。ちょっと可愛いぞ。
バトラさんはベアトを笑える奴だと思ってたのか。普通そこは、いい奴なのかと思ったが的コメントが来るだろう?バトラさん、変。


「EpisodeIII-V queening square」
顔面を耕すとかいうバトラの形容はどうかと思う。やっぱこの人、変。
親族たちのキャラがどんどん立ってきました。キリエさん、爽やかそうな顔して、そんなどろどろしたものを抱えていたんですね。そしてルドルフさんは、その対象となるのも無理はないというくらいの、イケメンぶりを見せつけてくれました。秀吉おじさんもかっこよかった。彼が屈折してたエバさんを全部受け止めてくれたんだろうなあ。
なんかもう、バトラに追い詰められてるベアトさんが可哀そうになってきた。ロノウエとかお師匠様とか、みんながこの恋応援しますモードに入ってて、相方曰く「もうノイタミナとかでやってもいいんじゃね?」な雰囲気が出来上がってますが、これは何アニメ?屁理屈勝負よりも、ベアトさんがどうやってバトラくんに想いを伝えられるかに注目しつつ見よういう方向性にシフトしていいですか?