やっと戦う司書を見ました。

原作未読なんで、説明する気ゼロないきなりの展開に呆然。とにかく非道な宗教団体がいて、人間を肉扱いにして、そこから人間を救ってるのが武装司書という物騒な人たちなんですね。
かなり普通人に近い感覚のヴォルケンくんには一番感情移入できそうですが、見てて面白いのはハミュッツ・メセタさん。つかこの人、本当に人間ですか?その前に、この世界の人間の体の構造はどうなってますか?普通本にはならんよ、人間は。ハミュッツさんは、ヴォルケンくんに言わせるとかなりえげつない性格の人らしいですが、今のところ見てて不快な印象は受けないし、ちょっと見続けようかなという気になりました。



10月4日分。


夏のあらし!春夏冬中「夏休み」
またまた始まった夏の物語(?)。塩ください男も健在に塩を所望してるが、残念なのは、お話パートがなくなったってことですね。その代り、時代劇小芝居が加わったのでしょうか?
過去に行っても賞味期限は戻らない、とは、これだから天然ものの若者は、年上への敬意を知らんというのだ。まあ、そう言われても仕方ないくらい、上半身の露出がなぜかセクシーではなく男らしい、他力本願で逆ナンしようというマスターを見てると、人のふり見て、という言葉が頭をよぎりました。せっかく振り払ったはずの顔芸を復活させてる加奈子さんは、眼鏡美人だったんですね。あらしさん、水をかぶると女の子になるって設定は、昭和初期にも定番だったんですか?
と、変わり映えのしない賑やかな人々ですが、前期のような大いなる謎はなくなったので、これからは普通にうだうだやっていくことになるんでしょうかね?



聖剣の刀鍛冶「騎士- Knight -」
原作未読。
勢いはあるが頼りない新米騎士のヒロインと、無口な男の子。所どころに見られる視聴者サービスさえなければ、うっかりNHK作品として通用しそうな雰囲気で、この段階では、特に奇をてらうことのないストレートな成長物語のように見えます。
ルークが剣を鍛える場面は見ごたえ十分だったし、リサちゃんも可愛いかったので、レギュラーで見ることになるでしょうが、感想を継続するかどうかは、もうちょっと見てから判断したい。



ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜「ラビリンス42.3」
今期数少ない、というか一本だけの女性向けなんで要チェック。男性向けもそうだけど、最近声優がOP担当なのが普通になってきて、特に疑問に思わなくなった自分がいます。でも、どうせやるなら、もっと笑えるインパクトのある曲がよかったなあ。
不審な男に話しかけられても、相手がイケメンなら女の子は特に危機感を覚えないもの。とはいえ、相手は駅。なぜ駅が車内にいるのか、なぜ悩み事を解決するのかなどと疑問を持ってはいけない。なんで駅が自分の構内の状況を把握していないのかなどと突っ込んでもいけない。きっとそういうものなのだ。
とにかく、無機物にもわけ隔てなく魂を与える古きよき日本女子にとって、擬人化はお手のもの(半蔵門線×有楽町線、などと考えてた時期が私にもありました)。新宿はチャラくて都庁はお堅いというのもイメージ通りですが、いくらでも色をつけられそうな六本木のキャラが薄いのは意外。「俺方面」とか「新宿と私くらいまで」というシュールなセリフに微笑みつつ、駅だから話しやすいのか?違うだろう。その論理は違うぞ六本木!と駅に向かって真剣に問いかけている自分が何か虚しい。いえ、期待通りの出来で満足です。
駅や路線に関する役に立たない豆知識がお得なのかどうかはわからんが、女性キャラのいい加減さは今期ぶっちりぎりだろうということは、今から断言できる。大江戸なだけに、トクガワがラスボスか?新たなライバルは副都心線か?と期待しつつ、継続。
しかし、これでキャラ好きになって、駅構内で壁に向かって話しかける不審女性が増えたらどうしてくれるんだろう?



10月5日分。


そらのおとしもの「ユウシャ世界に起つ!」
原作未読。
空から落ちてきた女の子系のお話。日本中に溢れているよくある話ですが、この不思議状況をなんの疑問もなくすんなり受け入れ全力で楽しむ主人公はレアかもしれない。命令が撤回できないという設定は、途中でうやむやになったような気がするのですが、これは場当たり的な展開なのか。それともそこに何らかの意味があるのか。
テンポはいいし、奇矯な先輩とおっとりしてるが堅気じゃないだろうお嬢さんの関係が気になったし、さてどうしましょう?たまに感想を書くリストに入れようかなどと迷い中。



乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪「一緒に、いきたいです……」
番組間違えたのかと思った作品中作品で始まってくれちゃってびっくりしたものの、くっ・・・。相変わらずのラブラブカップルめ。しかし、裕人さんがいつも通りの若年寄なんで、電車に乗ってる姿が熟年夫婦の旅行風景のようだ。
そして、いきなりの決め球。温泉エピソード回。視聴者が見たいものを出し惜しみせずに持ってきつつも、裕人さんのモノローグで、上手いこと前シーズン総まくりな構成が、常連さんにも一見さんにも親切で好感が持てました。
信長は人間としては完全にダメだが、オタク関係では異常に使える人材だなあ。



10月6日分。


真・恋姫†無双馬超、悶々とするのこと」
これも相変わらずの感じで始まってくれちゃうんで、つい先週も見たような気分になりました。
本当にみなさん変わらない。激しく指を使って天国への階段って、趙雲さんの馬鹿さ加減健在で、あたしゃウレシイよ。今回の騒動も、そもそもの原因はお前か。引き続き面白すぎるぞ。来週は仮面の忍者趙雲さんが帰ってくるようで、待ち遠しいぞ。
たわいないエピソードが、最後に自己紹介を兼ねたみなさんの絆の確認につながって、なかなかよく出来た構成です。EDのコスプレもグッドで、期待を裏切らない安定感のある芸風を見せてくれそうで、先が楽しみ。



クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者「参集!クイーンズブレイド
第二期四発目。今期多すぎですがな。
懲りもせずにチョーシくれてたナナエルさんがクイーンズブレイド参加を命じられ、お馴染みのメンバーが勢ぞろい。押しは強いのにカトレアには妙に弱いユーミルとか、ノワの天然奔放さに振り回されるアレインさんとかが楽しかったです。敵方は変わり映えしない怪しさですが、女王はそれを上回る曲者らしい。ストレートに悪魔とかでしょうかね?



10月8日分。


NEEDLESS「第四波動」
美少女部隊退場。パンチラと丸見えは別物らしい。という神父の寝言はどうでもいいとして、神父対左天の戦いは、フリーダムな作画演出が気になって集中できませんでした。4人目は山田くんと同じ髪の色だったよなぁ。きっと左天は四つ子なんだろうなぁ。



11eyes「赤い夜 Piros éjszaka」
さて。これはどう判断したらよい作品なんでしょう。
主人公がとことん暗い。なのに、派手なアイパッチ。こんな高校生はイヤだ。加えて、イタリアからの帰国子女も暗い。お前は一体イタリアで何を学んできたのかと。
自分的に外れかなと思いつつも、わけがわかるまで見続けるような気もしたり。



10月9日分。


とある科学の超電磁砲「炎天下の作業には水分補給が必須ですのよ」
黒子さんの描写はどこまでエスカレートしていくのだろう?ここまで妄想力豊かな子だったのか。美琴さんにシカトされて人生の理不尽さを噛みしめてらっしゃいますが、飾利ちゃんたちとの扱いの差は、変態因子の差ですよ、黒子さん。下手なそっち系アニメよりよっぽど、一分の隙すら見逃さない変態性が微に入り細に入り詰め込まれてて、これは何ジャンルの作品なのかと小一時間。でも結局、美琴さんも黒子さん同様アニバーサリー気分だったらしい。ホント、女の子って記念日好きよね。
美琴さんの幼い頃の姿に、ラストオーダーちゃん!と瞳を潤ませたのは私だけではあるまい。