ガンガンの付録。

mesmerizing2009-09-21

写真撮る?と言われたから一応撮っただけで、別に私は大佐のファンでもなんでもありません。
とういわけで、ついに三週間空けてしまって反省です。続々と最終回を迎えてるし、新番組も始まることだし、自分、がんばれ。



9月7日&14日&21日分。


ティアーズ・トゥ・ティアラ「パラディウム」
本拠地に乗り込んだ一行が分断されても、アロウン様は意外に泰然としています。みんながそれぞれのなすべきことを遂げることを知っているんだなあ。


「グラヴィタス」
思わずアロウン様が「おま、なにしてんの?」と呆れてしまう、激戦の中でも幼女と戯れるオガム様。しかも、お口から炎を吹いてお砂糖を溶かして教えてくれるとは、なんてスウィート。照れてる姿が可愛かったわぁ。


「メルカディス
ラスボス、白の妖精登場。癒し系のタイトルと姿に反して、癒しとは程遠い傲慢で醜い敵なんですけど、小物臭が漂いすぎてて負ける気がしないです。タリエシンもちゃっかり生きてたし。



シャングリ・ラ「崩壊序曲」
女王様の暴走にはさすがの下僕軍団も黙ってられなかったらしい。弟は実はさびしかったので変態に走ってました、という衝撃の告白もあって、無事和解。そういうレベルの変態じゃなかったような気がするのですが。


【最終回】「理想郷土」
わくわく喜ぶメデューサがかあいい。ちょっと世界救ってくるわ、の國子ちゃんは、相変わらずのヒーローで、オタクたちも大活躍。
ミーコさんはお母さんになったんですね。ニューハーフの魔法かあ。泣いていいのか笑っていいのかわからんかった。ひとりぼっちだと思っていた香凜には、ちゃんとお友達がいたんですね。クラリス、精神年齢低すぎだろう。メデューサは生まれ変わって、今度こそ大事にしてもらえそうだし、変態兄弟はこれから仲良く暮らしていくんだろうし、孤独だった美邦ちゃんにはやっと本当の親子になれた小夜子や國子ちゃんがいるし、國子と草薙くんはいい感じだし、絵に描いたようなハッピーエンド。女王様の下僕たちはひとりを除いて案外まともな人間たちだったのか(眼鏡くんはお姉さんと暮らすのだろうか?)。いろいろと非道なことに加担してたような気がするが、それもチャラか。
つまり、システムとか環境とか体制とかに関係なく、人間は前を向いていればちゃんと生きていけるんだよというシンプルなメッセージ。大山鳴動して、という物語だったなあ。途中ついていけないところはたくさんあったし、炭素経済のシステムもよくわからなかったけど、ハッピーエンド大好きなんで、気持ちよく終わってくれただけで、見ててよかったという気持ちになりました。原作を読めばもっといろいろ説明してくれるんだろうなあ。



9月10日&17日分。


PandoraHearts「軋む世界」
オズくんはパンドラスタッフにストーカーされるし、アリスはキレるし、姪コンの叔父さんはうるさいし、首都は燃えてるしでなんか大変。


「憐みの讃歌」
GファンのCMは毎回凝ってるなあ。
なんか妖怪大決戦みたいになってきました。バスカヴィルまで味方につくくらいの異常現象。オズさん以外に収めようがない。というかつまり、アヴィスの意志、アリスの片割れをオズがタラシまくるというのが、アヴィスの意志を掌握するということらしい。アヴィスの意志も女の子だなあ。オズくんが現実とシンクロし始めたことはメデタイ。



NEEDLESS「ブラックアトラクション」
内田さんは、セトさんが金のために助けてくれたんですね。持つべきものは、金で動く知り合い。
洗脳イヴちゃんが少女部隊に入りました。そして、女に寝首をかかれて死ぬような男、神父さんは、家庭の医学では間に合わない深手を負ってしまった。頼りはイヴだけだが、仲間相手に拳を振るうことはできるのか!?大丈夫!内田はやる気満々だ!!散々いたぶられてきたからなあ。


「胡桃」
頭脳労働の山田くんのせっかくの見せ場が、ディスクさんのトトカルチョに奪われてしまった。というか、少女部隊、なんで山田くんチームの作戦会議を黙って見てるんだろう、と思ってたらいつの間にかチームワーク命の野球勝負に入っていたらしい。個性重視の山田くんチームにチームワークなんてあるわきゃない、のはずだったのに、ちゃんとフォークボールが完成してしまった。強豪チームに勝っちゃいました。なんだか、本当に野球アニメの一発逆転場面を見てるみたいでわくわくしたぞ!決め台詞が被りまくりなのはご愛嬌ということで。
毫の書き方覚えました



大正野球娘。「私は何をする人ぞ」
まくら投げに本気になるとは、晶子さんって結構大人気ない人だよね。


「そぞろに胸の打ち騒ぐ」
ああ、小梅ちゃんストーカーは、どこまで空気の読めない空気なんだ。運転手さん、親よりよっぽど晶子さんの理解者ではないですか。彼の苦労が報われてよかったなあ。お嬢さんたちの努力の成果は朝香中にも伝わったようですが、そう簡単に勝たせてはくれないだろう。



Phantom〜Requiem for the Phantom〜「対峙」
サイスマスターと書いて、変態を究めると読む。確かに、男はツヴァイだけですもんね。あれはアクシデントみたいなもんだし、お人形さんは女の子って決めてるんですね、先生。変態め。


「決着」
結局、キャルに引導を渡すのはツヴァイの役目です。ここまで来たら、もうそれ以外の道はふたりにはなかったのだけれど、それでもツヴァイはもうひとつの可能性を一瞬夢に見てしまう。自分が運命を狂わせてしまった少女とずっと一緒に旅をする夢。かつてアインとそうしたように。なんて一生だったんでしようね、キャル。結局彼女は、強そうに見えて、誰かのそばにいないと、誰かに寄り添ってないと生きていけない儚い女の子だったということなのでしょう。



9月11日&18日分。


化物語なでこスネイク 其ノ弐」
ヒロイン別OP。撫子ちゃんらしい、案外地味目なOP。阿良々木さんは、小学生の頃からおモテになってたのですね。撫子ちゃんを取り巻く恋愛模様が恐かったです。
阿良々木くんも、進路についてはいろいろ思うところはあるようだ。確かに、すべて背負い切れるものじゃないし、ひたぎさんと同じ大学に行くために勉強しなきゃいけないし、課題山積。とにかくかんばれ。


つばさキャット 其ノ壹」
阿良々木さん阿良々木さん阿良々木さん。小学生相手に何してるんですかあんたは。スク水ブルマーくらい、邪心を微塵も感じさせない爽やかな笑顔で受け取りなさい。撫子ちゃんのニッチな知識もすごいが、それにいちいちツッコミを入れられる阿良々木さんが凄すぎる。そうか。阿良々木くんが女の子たちを惹きつける理由はこれか。確かに、優秀なツッコミは人生に不可欠ですよね。
阿良々木くんにいつも有益なアドバイスを与えてくれる大人な羽川さんの家庭環境はかなり複雑のようです。しかし、羽川さんの普段が普段だけに、怪異の振り幅がケタ違い。なんですかこの、セクシーエロティック怪異は。この姿ににゃあ語尾で、落ちない男はいないだろう。なんてことはどうでもいいけど、吸血鬼に無理やりストレス吸い取られただけじゃ、対症療法で根本的な治療にはなってないですよね。
積み残しのBLのために、疾風怒涛の速さで帰った神原さんの感想を聞きたい。



ハヤテのごとく!!「Distance」
ヒナギクちゃんとハムちゃんのやりとりに萌えました。普段完璧なヒナギクさんですが、ハムちゃんの前では結構あわあわしがちで、普通に女の子っぽいところがいいですね。
ハヤテくん、なぜよりにもよってワタルくんの一発芸をパクろうと思ったかなあ。


【最終回】「執事とお嬢様の話ですから」
アリスとソレスタルビーイングの話が気になったが、なかなか素敵な童話に入ったので忘れた。アリス強いなあ。日頃からの鍛錬って必要だなあ。というか、どこまで引っ張るんだ00。
そして、今明かされる、ハヤテさんがひとりで行動するとどれだけ波乱万丈な一日を過ごすことができるのか。あまりの運のなさに、ナギちゃんマリアさんの主従コンビも頭を抱える始末(マリアさん、主のプライバシー侵害行為は止めましょうよ。大人として)。最後はカリオストロですか。まあ、押し並べていい話だったような気がしないでもない。
心機一転ハヤテくん。深夜臭に最初は戸惑いましたが、慣れてくればスローペースで見られるほのぼのストーリーで、これはこれでありでした。楽しかったです。でもなんか続きもありそうですね。



9月12日&19日分。


CANAAN「彼女添」
みのさんがハッコーさんを助けたのは、彼女に惚れてたからというより、サンタナの願いを叶えてやりたかったからなんだろうなあ。でもハッコーにとって、これ以上生きていくことは辛すぎたのでしょう。そして、リャンチーは自滅。
何だか誰もが誰かに絶望的な片思いを抱いて、報われることがないまま想いとともに身を沈めていったような気がします。シャムにとってのカナン、アルファルドにとってのシャム、そしてカナン。カナンがマリアに抱く思いが導く先も絶望なのでしょうか。希望だといいなあ。


「忌殺列車」
カナンとアルファルドの戦いはいいなあ。超人的で。確かにカナンは無垢で、それゆえに知らずにアルファルドを傷つける残酷な子供だったのかもしれない。アルファルドは結局、シャムのすべてを欲しかったのか。カナンになりたかったのか。そして、それが叶わないから、カナンの影から逃れるために、カナンを葬り去ろうとしたってことか。



真マジンガー 衝撃!Z編「接近!機械獣あしゅら男爵!」
デカイこと言ってた割には、セコいことしてたあしゅら男爵はボスボロットごときに止められちゃって情けないことをこの上なし。ピグマンの操ってた鳥の顔が妙にかわいかった。


「逆転!バードスの落日!」
ボスボロットがなぜかカッコイイ。ガミアさん、すっかり警部の相方になっていますが、いいのかそれで?ブロッケンさん、なんもしてないのに弓博士の過保護攻撃にやられるとは・・・。ひとりで敵ギャグキャラを受け持って気の毒だなあ。敵の裏をかいての突然の逆転劇、最終光子力研究所の登場は、ED曲と相まって、王道的で気持ちがよかったです。



懺・さよなら絶望先生「眼鏡子の家」「閉門のススメ」「学者アゲアシトリの
色眼鏡な世の中に異を唱えるのはいいとして、糸色先生は下手にそれを外すと大変なことになるというお話でした。徹底的に受けキャラな人だ。


「三次のあと」「葬られ損ねた秘密」「閉門のススメ パート2」「いけない! カエレ先生」
ごめんなさい。シュレディンガーのチョコがあっても、臼井くんがチョコをもらえるというのは可能性以前の問題のような気がしてしまった。結局、糸色先生と二の八の生徒たちって、ものすごく楽天的でポジティブなんだと思います。世界が滅亡するときにでも、どうでもいい話で盛り上がってるような気がする。
カエレ先生のOPが流れたときには、てっきりエレメントハンターだと思いましたが、エロメントの方だったらしい。続くのかこれは。



うみねこのなく頃に 「EpisodeII-VI back rank mate」
ベアトさん、タンスの角に小指をぶつけたことあるんですか?案外庶民的ですよね。ベアトさんに邪魔はされましたが、シャノンちゃんとジョージさんは幸せだったということと、霊鏡は役に立たないってことですね。金蔵がベアトに謝らせてくれ、って言ってたってことは、金蔵さんがなんかしたんですか?それがベアトさんがゲームを始めた理由でしょうか?状況をドラスティックに転換するには、早いとこ碑文の方に行くべきなのかもしれない。


「EpisodeIII-I castling」
ベアトちゃんは人間だったんですね。この頃に夢に見た無限の魔女にまで、とうとうたどりついたということですか。彼女の原点は、「幸せになりたい」だったのか。すべてリセットできるなんて、楽しくはないと思うんだけど。
新しいシナリオの始まり。エバにささやく少女エバはベアトでしょうか。自分の運命に逆らうことを推奨するのは、なんででしょう。バトラさんの恥ずかしい過去も暴露されます。昔から馬鹿だったんだな。「信じあう力」ってのは、ひぐらしを思い出します。今回のマリアちゃんはバラを見つけてます。バラが折れていたのはなぜなんでしょう。どうでもいいことなんだけど、なんかバラが気になるんだよなあ。バトラくんの提案はなかなか必殺だと思うのですが、ベアトは余裕。そしてローザさんは爆弾発言。



9月13日&20日分。


プリンセスラバー!「騎馬隊と列車」
哲平の阿呆。タラシ。男前な言葉に聖華さんが惚れ直しちゃったじゃないか。でも、哲平のことを思って婚約破棄するシルヴィはもっと男前。ハルトマンの理由は単なる逆恨みか。哲平たちのカッコよさに釣り合わない小物だなあ。


【最終回】「プリンセスラバー!
駄ブタ・・・。お嬢様の罵倒語はどこか違う。そんな根津さんに宣言された最終回。
じい、最後まで大人気ない。おもろかしいテロリストさんたちは、意外に医大生というエリート。あんたら、最後までいい人すぎるだろう。哲平くんにとっては、シャルもシルヴィも聖華も優も、自分に大事なことを教えてくれた尊敬すべき女の子たち。確かに彼女たちにはそれぞれ外見だけじゃない魅力があるんだけど、それをちゃんとわかってる哲平くんも彼女たちに愛されるだけのことはある。いやもう、器が違うよね、哲平くんとハルトマン。勝負は最初から決まってたようなもんです。
事件が終わって浮かれる気持ちはわかるが、シャルロット。あんたなにやってるの。何にはじめましてしたの!?OPそのままの最後のダンスも華やか。結局哲平くんが誰を選んだのかは曖昧だったけど、途中のやりとりではどうもシャルを選んだような感じでしたよね。でも、女の子たちをそれぞれ人間として尊敬しているという点では、恋愛感情なんてどうでもいいような気がする。
変な捻りのないストレートないい話だったなあ。爽やかで誰も憎めない。女の子たちは最高にいい子たちで、フェアで凛々しくて。何よりも、主人公である哲平が、ハーレムものにありがちな、こいつのどこがいいの?的男の子じゃなくて、素直で真摯で一直線で、でもちゃんとスケベでという気持ちのよい男の子だったし、まさにプリンセスのフェアリーテイルのような綺麗すぎる物語でした。たまにはこういう話もいいですねぇ。心が洗われるようだ。きれいごとと言われても、ドロドロした昼メロみたいな恋愛は少年少女に似合わない。今期一番の思わぬ拾いものでした。楽しかった!