疲れ切った帰り道。

通り抜けようとしたビルのシャッターが閉まりそうだったので、迂回しようとしたら、「こっちの方、まだ通れるよ」と笑顔で親切に教えてくれた、警備員のおじさん。
なんかもう、その笑顔だけで完璧に癒されたわ。
幸せな気分にさせてくれて、ありがとう。



3月8日分。


まりあ†ほりっく「貧乳の過ち」「伯林の恋文」
かなこさん、何気に稲森さんにネチネチと苛められてますが、気にせずスルーしてるところがたくましい。魂のステージで殉職するくらい、全力投球で生きてます。桐さんには相変わらず友達認定してもらえなくても、それなりに楽しそうな姿に感動です。そのかなこさんが常識人になってしまうほどぶっ飛んだ会話してるお嬢様たちの方が大丈夫だろうか、という気分になる。



スキップ・ビート!「世界が壊れた日」
ギリギリで見つけたキョーコさんの美緒は、常識破りのタカビー女。傷つけられたら内に閉じこもり不安定な精神を隠すのではなく、傷をさらしてそれを武器に攻撃する。旧作の美緒は少なからず視聴者の同情を誘うような存在だったけど、キョーコさんの美緒は完全に視聴者に嫌われそうなタイプ。思いきったことをやるもんですが、それがDark Moonというドラマにどう作用することになるのか。楽しみです。



3月9日分。


ソウルイーター「武器を持った死神様〜一寸先はヤミだらけ?〜」
死神様対鬼神の頂点対決。手に汗握る攻防のギャラリーにアレがいるのが納得できん、と思ったけど、狂った自己中鬼神に放った彼の、ぶぁかめ!は、これまでで最も正しい使い方に思えた。死神様は大丈夫ですよね?アラクネは、呆気なかったなあ。
一方、ブラックスターとアンジェラという奔放なお子さんを持つと、保護者は大変だということを、椿ちゃんとミフネさんを見ててつくづく感じました。でも、目に入れても痛くないんでしょうね、保護者さんたちにとっては。



キャシャーン Sins「還る者たち」
レダのルナへの羨望と憎しみは、新しい命を生み出せなかったレダが命を再生させているルナに抱く想いだったのでしょうか。ディオはキャシャーンに勝つという望みを果たした。だから今度はレダを救ってほしいと願った。ディオはレダのことを最後まで忘れてなかったんですね。レダも、ディオの腕の中に帰る場所を見つけたようです。
しかし、レダの過去とか、このカップルの背景がきちんと説明されていないので、謎のままですっきりしないし、キャシャーンが旅で出会った他のキャラクターたちに比べて、ふたりの存在価値が曖昧すぎたような気がします。
二度と誰の墓も作らない、というブライキングボス。命を数えるのをやめ、自らが滅ぼした不死の世界を再構築しようとするのはなぜなんでしょう?



続 夏目友人帳「仮家」
今回は作画が特徴的。そして、久しぶりに怖かった。
果物は立派な鈍器だったのかあ。さるかに合戦を引き合いに出されると、妙に納得してしまいます。
自分が必要以上に叔父さんたちの生活に踏み込まないようにしていたことを指摘されて初めて気づく貴志くん。叔父さんたちへの遠慮もあるのだろうけど、彼らの生活に踏み込むことで、自分が隠している秘密を知られてしまう恐怖とその後ろめたさから、必要以上に距離をとっていたんでしょうね。しかし、初めて聞いた叔父さんの昔話の中には、玲子さんがいた。思わぬところで見つけた叔父さんとのつながり。
叔父さんはただひとり、ひとりぼっちの玲子さんの孤独を癒してあげられる子供だった。他人には理解できない彼女の行動を気味悪がったりしなかった。大事な友達だった。そして、玲子さんが憧れた、でも守るために距離を置いた温かいその家と家庭に、今、貴志は迎え入れられている。彼はきっと、自分が得ることができた幸運への感謝と、それを得られなかった玲子さんの想いの分を込めて、家を脅かす妖怪と戦ったのでしょう。玲子さんの孤独と貴志の幸福の対比、そして叔父さんの優しさに、久しぶりにボロボロ泣けた。
貴志にはもうわかっているのでしょう。今さらもう、叔父さんたちと他人になることはできないし、彼らならきっと彼の境遇を理解して力になってくれるだろうし、自分には彼らを守ることもできるってことを。何よりも、彼は玲子さんが得られなかったチャンスを与えてもらったのだから、それを見過ごすことなどできないってことを。
しかし、これはちょっとふざけたとかいうレベルじゃないだろ。貴志の苦しい言い訳を鵜呑みにするってことは、叔父さんは、なにかに気付いてる。じゃなきゃ、よっぽどお目出度い人ってことですよ。寡黙な紳士風の叔父さんと過去のワルガキぶりのギャップにちょっと感動。



宇宙をかける少女「箱入りの娘」
前回のエピソードなんか知らんぷりで物語が再開されておりまして、釈然としません。
ネルヴァルからの逃亡者は、文字通り箱に入ったお嬢さん。絵文字でしゃべるところが、ちょっとイラっとさせます。人間を箱に閉じ込めて、記憶を奪って洗脳して部品扱いとは、やっとネルヴァルが間抜けそうなブレインコロニー軍団じゃなく、凶悪な敵らしい姿に見えてきました。



3月10日分。


ONE OUTS「盗聴」
東亜さんすら戸惑わせるいかさまチームのやり口に驚愕する、リカオンズの良心、児島。この人ですらこんなにニブいんだから、東亜さんがいなかったらそりゃ負け続けですよね、このチーム。大体、サイン変えまくる監督に戸惑うリカオンズの選手たち、って、お前らやっぱりサインが盗まれてることに気づいてなかったんだな・・・
城丘さんの弟がいかさまチームの指揮官だったというのが驚き、というか情けない。城丘さんもバカ正直なタイプではなかったけど、少なくともちゃんと「野球」で勝負してたのになあ。