猫に小判。

たろぁーるさん(d:id:taro-r)が前回の日記にスターをつけてくださいました。同様のご苦労を経験なさってるってことでしょうか。お察しします。
しかし、実はワタクシ、いまだにはてなスターの機能がよくわかってなかったりするんだな、これが。
どんだけ理解力がないんだ、とか、使ってるなら少しは勉強しろ、とか言われそうですが、はてなもいろいろ考えすぎだと思うんですよ。
紙日記代わりに使ってるアナログブロガーは、はてなから続々送られてくる新機能告知メールを前に、茶をすすりながら遠い目をするしかないわけです。



3月1日分。


まりあ†ほりっく「穢された聖母・後編」「妄想の果てに」
無害な一般人ですか。あの鞠也さんですら絶句させる、かなこさんの自覚のなさには頭が下がります。これだけ妄想力に長けた人間、そうそういないと思います。
とっさに生徒会長を助ける鞠也さんの反射神経と膂力に感心した。男とかそういう問題じゃなく、超人でしょう。茉莉花さんが丁寧にとどめ刺してくれたんで、生徒会長の新たな怒りを買うことになりましたが、今回ばかりは鞠也さん、そんなに悪くないでしょうが。
笑美先生時代からの七不思議に寮長先生が登場するって、本当にいくつなんだろう。



スキップ・ビート!「資格を持つ者」
盗み聞きがいやなので、堂々と聞くことにしました。というキョーコさんの潔さに感動した。つまりキョーコさんは、並外れた邪悪オーラを買われて連ドラ出演のファーされたのだった。まあ確かに、あれは一種の才能ですからねぇ。しかし、せっかくのオーラも、ありがちなベテラン女優のいびり(?)で委縮しそうです。



3月2日分。


ソウルイーター「奇跡のちゃぶ台返し〜飛べ!僕らのデスシティーロボ?〜」
先週のアレは単なる悪夢ではなかったらしい、という大変残念なお知らせです。重い過去を背負ったエイボンに送った、ぶぁかめ!に、哀しみの余韻すら感じとってしまった自分に、一応ドロップキック(正気になれ)。
とりあえず、アレが紹介する魔導具BREWの真の姿とは、使い手の欲望の大きさを具現化するもの。つまり、BREWを操るのが死神様だったりすると、スケールも違ってくる。デスシティーは巨大ロボになっちゃう。走り出した欲望は、もう誰にも止められない。みんなボーゼン、というか、振り落とされずに生きてるだけで精いっぱい。どんだけ欲求不満だったんですか、死神様。炸裂・必殺ちゃぶ台返しに続き、食べちゃった。鬼神、食べちゃったよ。
フラストレーションをためるのは結構危険(周りが)、というお話。
一方、ミフネに敗れたかに見えたブラックスターだが、自分が負けを認めるまでは負けじゃねぇ!というのがブラックスターらしい、究極の往生際の悪さです。でも、それで勝てちゃうんですから、やっぱ天才。ブラックスターの前に跪く椿ちゃんが可憐でした。



キャシャーン Sins「永遠という名の雫」
レダはルナを従わせて、新たな救世主となる野望を抱く。永遠の美を手に入れて神になろうとする姿は、完全なる狂気。一方、ディオはひたすらキャシャーンと戦うことだけに固執する。視野の狭い、ある意味お似合いの似たものカップルだったんですが、利害が一致しなくなったらお払い箱なんですね。



続 夏目友人帳「桜並木の彼」
せっかく貴志を守ろうとしたのにドつかれたニャンコ先生可哀そう。
貴志くんが買った絵が縁で知り合った妖怪、巳弥と彼女の想い人、八坂様の物語。会えなくなってしまった八坂様が絵の中にいると思うことで、果たせなかった彼との楽しい生活に浸ることができた巳弥。この作品に出てくる妖怪たちは、いつも切ないくらいに一途です。そして、優しい。貴志を救うために、大事な絵を失う決断を下した巳弥だからこそ、彼女と八坂様はこの世界ではないどこかで再会していることを願わずにいられない。巳弥を想う八坂様の魂が絵から抜けだしたから、絵はただの絵になってしまったのだと思わずにはいられない。
まだ塔子さんに妖怪のことを打ち明けることができない貴志くんは、巳弥と八坂様が再会して、巳弥が自分の正体を告白して、八坂様がそれを受け入れてくれる。そんな姿を見たかったんでしょうね。だから、ふたりのためにあれだけ必死になったのでしょう。



宇宙をかける少女「Q速∞」
なんか最近、いろんなとこで野球演出を見るような気がする。WBC効果?
昔はスラッガーとして鳴らしたいつきさん。今は郵政のお姉さんとして働くことを余儀なくされているが、変わらず施設に寄付するけなげなタイガーマスク。そんな彼女に目をつけたオーナーの息子は、謎の仮面ピッチャーを敗北させることを条件に、球界復帰を持ちかける。謎の死を遂げた姉たちの復讐に燃える仮面にピッチャー。恐るべき魔球。いつきさんは、謎のピッチャーを倒すために、野球の鬼のもとへと向かうのだった。
ええ。ここら辺で嫌な予感がしましたよ(ここら辺で何かを諦めた、とも言う)。奴が出た。いつきさんを特訓した。ついでに喰らおうとしたら、私は人間ではなく鬼ですから、とか上手いこと言って逃げられた。トラウマいっぱいのイモで攻撃された。奴、負け惜しみを言いつつ退場。そして、いつきの真の敵であり真の野球の鬼、彩川オーナー(仮名)と戦う決意をしたのだった。
どーせーっちゅうーの、この作品。息を呑んでいつきさんの戦いを見守るべきなの?でもフォローなしなんでしょ?実は本編のこれからの展開が隠されていた、とか言ったら怒るよ。
まあ、これはこれで楽しんだからいいけど、どうせなら脇キャラがどういう人間かわかるくらい話が進んでからやった方が、あのキャラがこんな役を!という楽しみがあるエピソードじゃないかね?