フェンシングがやっと注目されても、柔道より扱いが小さいのね。

こういう機会にこそ、柔道だの水泳だのマラソンだの、日ごろいやというほどTV放送している競技ではなく、マイナー競技を大きく取り上げて、人気を盛り上げてやろうという粋な計らいをするのもメディアの役割のひとつだと思うんですが、メダルをとって、やっと振り向く程度ですか。
スポンサーもつかない、企業がバックアップしてくれるわけでもない、こういったマイナー競技の選手たち、特に社会人選手たちは、みんな苦労して競技を続けてるんだぞ。少しは彼らを見習って、真面目に仕事してみろ、マスメディア。



8月11日分。


ソウルイーター「開始、地下攻防戦〜突破せよ、メデューサのベクトルアロー?〜」
「死武専の下に鬼神がいるよー」
死神様、ものには順序というものがありましてですね、いきなり、いるよー、って言われても関係者一同リアクションに窮します。でも、そのおかげで、かつてぶいぶい言わせてた、カッコいい死神様を回想で見られて満足です。シュタイン博士とマカパパのコンビも、見せてくれますよねぇ。メデューサのベクトルを突破するシーンは、見事な演出で見せてはいるものの、冷静に考えると、みなさん案外簡単に成功していましたね。わざとですかメデューサさん?それとも、結構弱いんですか?まあ、簡単とかいうレベルじゃない魔剣の突破され具合よりはましでしたが。
せっかく魔剣対ブラックスターコンビのバトルが見られるかと期待したのに、マカちゃんに譲っちゃうことになって正直がっかりですわ。となると、ブラックスターたちはのお相手はフリーということになるのでしょうか?
そして、ネズミと言えば猫という構図をすっかり忘れていたところに登場したニャアニャアしゃべりがキュートなブレアちゃん。意外なご活躍を期待してもよいのでしょうか?



夏目友人帳「水底の燕」
燕ちゃんは言うまでもなく、垂申がいいキャラしてました。素知らぬ顔して貴志をいただいちゃおうって考えてたお茶目さんのくせに、力を貸した方が面白いとなれば貴志に協力する。ニャンコ先生も悪態吐きながら協力してるし、この二匹は案外似た者同士なのかもしれない。
燕のために一生懸命だった貴志くんは、自分だけが見えてしまう寂しさを、見てもらえない相手を思い続ける燕の気持に重ねてしまったのかもしれない。一方通行の関係がもどかしく思えて、気持を送れば、人と妖怪はつながることができる。気持を受け取ることができる、ということを、感じたかったのかもしれない。人も妖怪もひとりぼっちでは生きてはいけないから。同じように、優しさや温かさを求めているはずだから。
きっと燕ちゃんは、想い人との幸せな思い出を抱いて、兄弟たちのところへと帰って行ったことでしょう。しみじみと泣ける話でした。



我が家のお稲荷さま。「お稲荷さま。芋を焼く」
恵比寿が貧乏神捕獲に賞金を出したもので、氏子の妖怪たちの間に戦慄が走る!
・・・よっぽど日頃の行いがアレなんだろうなあ・・・。もちろん、実際はありがちなひっかけ問題で、恵比寿の期待を裏切らないセコさには呆れるを通り越して感動すら覚えます。一方、何かにつけてモテてしまう昇くん。ご近所の幼女たちのみならず、貧乏神まで堕としてしまう驚異のフェロモンの持ち主のようです(しかし、ごく普通の女の子は効力外)。昇くんに、自分が集めたあるったけの幸運をあげてしまう貧乏神のいじらしさに、ちょっとぐらっと来た。貧乏神くんが害を及ぼす存在ではないってちゃんとわかってるクーちゃんがさすがでした。
とにかく、恵比寿が損すると、気持ちが晴れ晴れとしますな。もしかして恵比寿が貧乏神なんじゃないでしょうかね。



ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜「夏には二通りある」
愛する家族を奪った相手に復讐したいという気持ちはわかるし、それが償いきれない罪と知っていても、なお逃げずに償おうとする院長先生を安易に責めることもできない。殺戮者だった院長先生に何があってここまで変わったのかわかりませんが、簡単に答えの出ない、罪と赦しの話でした。ふたりの関係がその後どうなったのか、視聴者の想像に任せるということなのでしょうが、任せっぱなしじゃなくて、後日登場してくれるといいな。



8月12日分。


秘密〜The Revelation〜「誰も見ていない(中編)」
さすがに、単行本まるまる1冊分を前後編だけで終わらせることはなかったか。だがしかし、なんだかやっぱりすっきりしない。
原作の雪子さんは、もっとさっぱりした感じのカッコイイ人で、全裸見ちゃった青木くんを励ましたりする楽しい場面もあったりするんですが、妙な回想シーンを入れて、随分ウェットなものにしちゃいましたね。これじゃまるで、青木くんが鈴木さんの記憶を覗いたから雪子さんに惹かれたみたいだ。どうもこのスタッフは、作品のとらえ方が根本的に大きく間違っているような気がします。



恋姫†無双張飛孔明と張り合うのこと」
なんだこのロリな諸葛亮。褒められて頭なでられて、えへへーですよ。可愛いけど、違くないか?孔明関羽をとられたみたいで嫉妬してた張飛さんも、サロンパス探しに協力し合うことで、ふたりの距離も縮まったのであった。孔明のけなげさと、結局ヒールになりきれない張飛が微笑ましかったです。
そうか。メンマの怨念を引きずり続け、ふたりとはぐれた趙雲さんは、ここで脱落するのか。趙雲さんとメンマよ、永遠に。



8月13日分。


セキレイ「黒ノ鶺鴒」
御仲博士と助手の若いころ回想が面白かったんですが(特に博士のダメっぷりが)、彼らは何を見つけたんでしょうか?
ハーレムになったらなったで、誰がご寵愛を得るかで大奥は大変なことになるもので、皆人くんもかなり追いつめられた状況ですが、管理人さんが仕切ってくれるので一安心。しかし、管理人さんは、ナンバー01、つまり一番最初のセキレイさんですか?かなり大物ということになるんでしょうか?
いよいよ、本格的なセキレイたちの戦いが始まり、随所に殺伐とした場面も挟まれますが、それでものんびりした空気はそのままでいて欲しいものです。結ちゃんの、純粋でまっすぐな夢がいつか叶うといいんですが、それはほかのセキレイたちを倒すってことになるんですよね。それでも、結ちゃんが勝てば、負けたセキレイたちも自由になれるんでしょうか?



スレイヤーズREVOLUTION「Gorgeous 狙われた豪華客船!?」
珍しいお下げ姿のリナさんに、食事に対する意気込みを見た。
他人のお金で旅行するっていいよね。持つべきものは王女の知り合い。ポコタさんの悲壮な決意にも関わらず、リナさんたちは全力で旅を満喫。そんな奴らを見ていると、つい気持が刺々しくなるのもわかりますが、えぐれだの、ない胸共和国の宣伝大使だの、へこ胸だの、よくもまあ次から次へと適切な、じゃなくて、失礼な形容詞を思いつくもんだ。というか、ポコタくん、当たり前のように一緒に旅行してるんだなあ。
客船に忍び込んだ刺客をあぶりだそうとしたら、全員刺客でした、という大雑把さがスレイヤーズの魅力☆。伝説のズーマさんも登場して盛り上がってまいりました。
お盆時期の通勤電車の中って踊りだしたくなるほどスペースがあるよねー、とか小さな幸せをかみしめる毎日を過ごしつつ、次回を待ちます!