連休どころか土日もない状態なんで更新が滞っております。

今朝出勤する時に、相方に声をかけられた。
「いい本あったら買ってきてね」
休みの日に朝早くから出かけるのは漏れなくコミケ目的だと思う貴様の常識に乾杯。



7月14日分。


ソウルイーター「魂を食う黒き龍〜臆病リズと愉快な仲間たち?〜」
キッドくん、そうやって仮面を被るとお父さんにそっくりだねー。お父さんの素顔も拝んでみたいですね。
そんなこんなで、町ごとごっそり魂が奪われた事件を解決するため、幽霊船に乗り込んだキッド御一行様が、かしましいことこの上ない。船に激突する角度まできっちりにこだわるキッドさんをはじめとして(確かに、これだけ見事に阿呆な行動とられたら、リズじゃなくても呆然としてしまいます)、異常な幽霊嫌いのリズさんに、うるさいのがデフォルトのパティちゃん。はっきり言って、こんな騒々しい奴らに乗り込まれて怒らないのは幽霊船くらいですよ。そりゃもう、幽霊ですらイラっとしすぎてキャラ忘れちゃうくらい。でも、キッドとトンプソン姉妹の出会いなんかも描かれていて、期待を裏切らない楽しい内容になっておりました。
極端に角度をつけたアングルとか、キッドのポーズとか、ケレン味たっぷりの見せ方で、特に派手なバトルがあったわけじゃないのに、これだけカットに凝ってると、本格的なバトルが展開されるであろう次回が楽しみになりますす。



夏目友人帳「露神の祠」
ニャンコ先生の表情が可愛いですのう。
先週の話もそうですが、レイコも貴志もひとり。妖怪たちもひとり。露神だけじゃなく、今回おまけともいえるすすぎもまた、現代社会から弾き飛ばされ、人間とのつながりをなくしてしまった寂しい妖怪であったことが、短い場面ながらも伝わってきました。だから、こういった妖怪たちに話しかけるレイコさんの姿にホッとします。ひとりぼっちの露神のさびしさを察することのできるハナさんのような人間の言葉に癒されます。こうやってみると、レイコさんが無理やり友達にしたのは、みんな変化に取り残されて、不安そうな顔をしている妖怪たちばかりのような気がしました。すすぎも人間と縁が切れてせいせいしているだろう、とニャンコ先生は毒づいてましたが、人間の信仰がなければ露神は存在することができなかった。すすぎは、必要とされていない世界でも人間に呼びかけていた。そういうニャンコ先生だって、貴志くんの隣で楽しそうじゃないですか。
ずっと見てきたハナさんの一生を重ねながら、露神サマが消えていく演出が最高でした。死によって、やっと妖怪と人の垣根を越えることができたようにも見えますが、その前からずっと、ふたりの心はつながり続けていたんですよね。
泣いた。泣きました。なんですかこの作品は?毎週泣かせるつもりですか?



我が家のお稲荷さま。「お稲荷さま。教会へ行く」
そうか、恵比寿も10月には出雲なのか。一応神様だったんだなあ。ネットってなんでも手に入るんだなあ。電話って術も伝えられる便利アイテムだったんだなあ。
ちいさいときから立派なお兄ちゃんだった昇くんに感動です。その姿は透くんの中にしっかりと残っていて、今度は逆の立場でシロちゃんの面倒を見てあげる透くん。そんないい話なのに、勘違い狛犬たちにとっては、透くんの女の趣味はマニアックということになっちゃってるのがなんとも。シロちゃんは、鬼たちの所へ戻ってしまいましたが、思いっきり透くんがインプリンティングしてしまったようですので、鬼たちの思惑どおりにはいかなそうです。鬼たちを翻弄している黒幕は誰なんでしょう。多少やり方は強引かもしれませんが、鬼たちも存続をかけて必死になってる時のこのいたずらには、悪意すら感じます。



ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜「世界には二通りある」
なぜこんなことになってしまったのかと、自分の行動を反芻するクマ。事態の深刻さを理解しているのがクマだけだとは情けない。人間の片方は何も考えてないし、もう一方は世界撲滅しか考えてないし。しかも、クマの方が金持ってるし、一番常識人っぽいし、世界救済委員会相手に一歩も引かない快楽船の船長犬もカッコイイし、獣人がこの世界を牛耳ってる理由がわかったような気がします。人間よりまともだわ。
ハードボイルドなのに持ち運びされちゃってるクマの口を引き結んだ姿が異様にぷりちー。



7月15日分。


秘密〜The Revelation〜「哀歌」
脳内映像も見られる世の中なのに、過去の事件はいちいち紙の資料をひっくり返さなきゃならないとは、不便ですね。全部データ化しときゃいいのに。
実はお母さんに愛されてました、というのはイイ話だが、お母さん、男のために金を盗んじゃっちゃってるというところは、子供のことを考えてないと思うんですよ。父親の方も、後悔してるならカミングアウトすりゃいいのに。という感じの、普通にオリジナルらしい話でした。単に天地さんを活躍させたかったんだろうな。



恋姫†無双関羽張飛と姉妹の契りを結ぶのこと」
関羽さん、いきなり身も知らぬ門番に、神経逆なでされること言われてます。噂ほど美女じゃなかったらしいです。世の中のムカつくことにいろいろ耐えつつ生きている関羽さんがんばれ、と思ったら、人質のピンチには全然耐えられずに賊に殴りこみかけてしまう考えなしなところが可愛らしい。張飛のことは言えませんわ。しかも、その張飛の考えなしな行動が関羽たちの危機を救ってしまったりするから、関羽さんの立場がありません。
そして、またひとり、仲間をゲット。ダブルボケの関羽張飛には心強いツッコミ、趙雲さん。だがしかし、趙雲さんは、そのケがなくもないという危険なお人。関羽さんも今回は辛くも逃れたようですが、これから先、どうなることやら。なんだか、関羽さん受難の話になってるような気がする。



7月16日分。


セキレイ「緑ノ少女」
1話に出てきた双子のセキレイさんたち再び登場。彼女らのアシカビがいい加減そうな奴で、なんだかんだ不満もありそうですが、見た目は結構楽しそうに生活してらっしゃる。こうしてみると、双子も結構いい人じゃないか。しかし、アシカビは、貧乏浪人生や貧乏長期大学生だけじゃなく、美形の金持ちもいるんですね。貧乏人男子限定のささやかなドリーム制度なのかと思ってましたが、そうなると、いい生活してるセキレイもいるですね。セキレイにも格差社会が・・・
ホストさんもセキレイのようです。セキレイの意思にかかわらず羽化させられるってのは、レイプみたいなものか。一方、皆人くんは、意図せずして緑の女の子のアシカビにもなっちゃって、すでにセキレイふたりを獲得。頼りない奴ではあるものの、お人柄でセキレイを吸引しちゃうタイプなのかもしれない。両手に花というにはちょっとアンバランスな組み合わせですがね。



スレイヤーズREVOLUTION「Chase 終わりなき追走!」
リナさんを逮捕するためなら罪状もねつ造する仕事熱心なインスペクターさんによって、否応なく金持ちペット誘拐事件に巻き込まれたリナさん。そんな逆境にもめげず、湖の化け物相手にガウリイを餌に与えるとは、リナインバース恐るべし。誰か気にしてやれよ。ガウリイの行方を。まあ、たかが化け物相手にガウリイがどうにかなるわけもなく、見事にキメラを手懐けたのでした。って、そうか。ガウリイは、ナーガ属性を背負わされたわけですか。それもどうだろう?ナーガが恋しくなってきた・・・
今回は、原作の幼児誘拐事件はヤバいので、ペット誘拐事件に変えたという感じですが、これは原作の方が面白かったなあ。ここまで見たところ、ゼルとアメリアの意味はあまりないけど、気にしないでいこう!
金持ちのペットってきっと私より生活水準高いよね、と己の人生を振り返って寂しくなりつつ次週を待ちます!