気がつくとGWに突入。

って、どっかで突入感あったか?自分ゼロだぞ?



5月3日分。


PERSONA - trinity soul - 「沈む夢」
少年がみんなを幸せにする方法を探しに行くが見つからない、とか、めぐみにかかると、クジラの話もかなりシンプルになりますね。小さい頃に読んだ話なんて、実際そんな程度の記憶しかないものだけど。
結祈の声が聞こえなくなって不安定になってる洵は、謎の少女、というか山咲さんと急接近。お兄ちゃんの心配にも反発する、ちょっとした反抗期らしい態度で、いつも大人でしっかりしてる洵くんのそんな様子を見ると、かえってほっとします(慎お兄ちゃんはおろおろ状態ですが)。山咲さんにペルソナを吸い取られた洵の意識は、結祈に取って代わられたのでしょうか?慎が見た幻想はなんだったんでしょう?署長の出番はまだなんでしょうか?



狂乱家族日記「旅行も呪いの計画的に」
新婚旅行だけど家族旅行の計画を立てる乱崎家。こういう時に無駄に張り切るのが凶華さんです(こういうときじゃなくても張り切るけど)。そんな無茶苦茶な凶華さんの要求にも笑顔で答え、自分のスタンスは崩さない、旅行会社の桜井さんのツワモノぶりがお見事。お客様商売はこうありたい。しかし、できる社員とは、できない奴の妬みを買いがちなもの。桜井さんを追い落とそうとする支店長が妙に効果のある通信呪いを習得していたものだからさあ大変、となるところですが、そこで乱崎家の人々が加わると、さっぱり解決。特に今回は、桜井さんをフォローし続けた銀夏さんと千花ちゃんの活躍に拍手を送りたい。すっかり銀夏さん一筋の恋する乙女になっちゃった千花ちゃん。可愛いすぎます。超常現象対策局って、呪いも管轄なんですねえ。凶華さん、子供を投擲しないように。



あまつき「暁と目覚め」
天網ってアカシックレコードみたいなものなのでしょうか?鴇時は天網には書かれていないから白紙の者なんじゃなくて、白紙の者だから天網には書かれていないということですね。とりあえず、姫様が男だったことが、鴇時たち同様にショックでした。



ブラスレイター「疎まれし者」
ゲルトは生きてたので、ついにジルに天罰が下りました。ゲルトは、暴走していても完全に自我を失ってしまったわけではないらしい。とは言え、逃がしてしまうのはどうかと思います。というか、逃がしちゃまずいだろう。
アマンダの弟は、主人公との出会いによって軌道修正してくれるとよいのですが。



仮面のメイドガイ「メイド忍法 女子高生の術」
今回は、リズさんちの忍者メイド姉妹が主役。そりゃ、なえかのレズ後輩とかもいましたが、私の中では忍者姉妹。というか、完全に姉のツララさんに感情移入レッツゴーだ。
妹を含めた誰からも三十代後半と思われ、生娘じゃねぇとかいいトシしてとか言われてるツララさんのキレぶりが心を揺さぶります。特に妹がひどい。ここまで言われると、本当に双子なのか、もしかしてマジでサバ読んでるのではないかという疑惑まで湧いてきます。ツララさんも、自分の首絞めるような、女子高生変化なんぞやらんきゃいいのに。やるなら干支くらい用意しておけ。とりあえず、女子高生はこの世で一番残酷な生き物だということは覚えておきましょう。主人への怒りを妹に転嫁したりして、見た目とは反対にかなり大人げない人ですが、私は応援してますよ、ツララさん。
そして、密かに女子高生コスプレしてる姿を激写されてしまったフブキさんにも涙。この人も、実はかなり大人げないけど、じゃあこの作品の誰が大人なのかと言うと、誰一人として思い浮かばないところが泣かせる話だ。



二十面相の娘「盗賊志願」
チコはあらゆる技術を身に付けて、二十面相の仲間として貪欲に精進してます。それもこれも、仲間として役に立ちたいから、というところが彼女らしい。彼女にとっては、死んだ両親以来の本当の家族ですからね。その結果、窮地に陥っても冷静に判断して、見事初任務をこなしました。時間のない中で、踏み台を使わなきゃいけないところに隠せるもんだろうか、と思ったものの、考えてみれば、隠すときは単に投げ上げればいいんですよね。目隠しして短剣を的に命中させる彼女だったら、楽勝ですね。
一方、叔母さんは弁護士と組んで叔父さんを殺そうとしてるようで、こちらは相変わらずのようです。



純情ロマンチカ「案ずるより生むが易し」
いやだから、なんでここまでやっちゃって否定してるんだこの主人公。いらいらするぞ。でもまあ、これが本当に乙女ちゃんだと考えると可愛いと思えないこともないか。
相変わらずいちゃつきシーンは非常に恥ずかしいが、軽いシーンはテンポがよいので見てしまいます。



5月4日分。


コードギアス 反逆のルルーシュR2「ナイト オブ ラウンズ」
黒の騎士団再集結で、告白とか無邪気なことになってるノリで、ゼロに対する疑惑も、目的の前にねじ伏せました。いいんでしょうかね?いつか綻びが出そう。クッション抱えてるC.C.は可愛いかったです。皇帝にギアスを与えたのは、普通にV.V.だったのか。
学園にはついにアーサー様が戻ってらっしゃいました。あいえ、スザクが戻ってきました。お互いの思惑がわかっているルルーシュとスザクの出会いは、まさに狐と狸の化かし合い。笑顔の裏に硫化水素を隠す、殺伐とした人間関係が微笑ましい(周りの人間巻き込むなよ)。おふたりの回想コラボレートがまた笑えます。だがしかし、舞台を学園に移し、アーサーが登場したからには、待っているのは当然、大いなるカオス。ギアスの効かない女、ヴィレッタ先生はあられもない姿をさらし、ルルーシュは着ぐるみに食われ、ひたすらピザリベンジに燃えたC.C.はトマトソースの中でシェイクされ(美味しそう)、庶民の学校をご見学(なんかムカつく)に来たスザクの同僚が、混乱を助長する。この学園のイベントがいつもこんなことになってしまうのは、ルルーシュの業のせいなのか、それともモラトリアムな会長のせいなのか。とりあえず、体力つけろ、ルルーシュ。シャーリーにまで負けてるんじゃない。そして、こんなとこでギアス使ってる場合じゃない。
と、ここまで馬鹿やっといて、最後の最後で爆弾投下。スザクさんは、僕、ナイトオブワンになって日本もらうんだ、とか意味不明のフラグを立ててくれた挙句、ナナリーが新しい日本総督、という最終兵器をぶち込みました。これはルルーシュくん、一本取られましたねぇ。前回同様、因果応報無限ループに、力なく笑うっきゃない。そもそも、ナイトオブワンだけそんな特権あるっておかしかないですか?優劣があるんだったら、円卓の意味ないじゃん。
ロロはすっかりルルーシュの操り人形で、どんどんレベルアップしていく物語の荒み具合に、これってつくづく、マクロスと時間取り換えるべきだよなあ。お子様には見せたくないよなあ、と思う次第でした。面白いんですけどね。



隠の王「慾」
天涯孤独の雷鳴ちゃんは、壬晴くんたちに友達と言われて戸惑っております。雷鳴が壬晴に近づくことで灰狼衆と接触したがってたのは、両親を殺した実の兄に会うためという、ヘヴィーな理由からでした。壬晴くんはそんな意図を知っても笑顔ですが、どうもこの子の笑顔には誠意が感じられなくて、信用できません。本当に雷鳴ちゃんや相澤くんこと友達だと思ってるのかなあ。壬晴くんのお友達は、引き続き全然役に立ってませんですね。
小太郎さんはテンション高いわ腹黒だわ、戸隠の里は派遣会社になってるわ、近代忍者には、日本的情緒なんて無縁のようです。



ネオアンジェリーク Abyss「決意の旅路」
CMのレインさん、「アメージング!」はなかろう。博士の驚き方は、やはりレベルが違う。
マスコミのせいで、オーブハンター様というチーム名で知られるようになったアンジェリーク御一行様。自分の与り知らぬところでのセレブ扱い、救世主扱いに押しつぶされそうになったアンジェリークですが、ニクスと話しているうちに、初心と自分の信念を思い出したのだった。でもやっぱりこのメガネは信用できん。レインはまたカードでニクスに負けているようです。本当に博士なんだろうか?この人。
予告から予想されたものよりもかなりまともでシリアスなことになっていた今回。来週も予告を信用して、教団長ビームを期待してはいけないということですね。