渋谷にて。
渋谷アニメイト付近を歩いてて見かけた女性ふたり。たぶんスラヴ系だと思われる言語を話しながら歩いていた彼女たちの手には、大きなアニメイトの袋が。
そしてふと気付くと、私の前を英語で会話しながら歩いているふたり、30-40代と思しき日本人女性と、見るからに西洋出自の男性の手にも、アニメイトの袋が。
秋葉原なら驚きはしませんが、アニメイト国際化の波は渋谷にまで到達していたのか。
4月29日分。
◆RD 潜脳調査室「欲望の環礁」
波留が誘惑から逃れることができたのは、ミナモちゃんのおかげでした。なるほど、若い可愛い女の子の声なら呼び戻されるのかもしれない。ミナモちゃんがバディとして選ばれたのはこのためか？オーガズムの説明をミナモちゃんに求められたお兄ちゃんの立場が苦しすぎて同情。
◆秘密〜The Revelation〜「幸福な歌」
死を選んだ老人たちの意図を察することはできたけど、それでも、そうあって欲しくないと思うような救いのない、生々しい話。室長が言ったように、本当の殺人者は家族、という残酷な状況で、死ぬことしか選べない老人たちの姿に哀しくなりました。青木も、自分の配属先を家族に教えることができないですしね。エピソードとしては、これまででベストの内容でしたが、家族が一番近い距離にいる一番遠い存在として描かれていることに落ち込みました。RDで高齢者ヒーローを見た後のこの未来図はひどい。
しかし、脳味噌覗く操作方法がまかり通る世の中でも、堂々と顔をさらすこういった犯罪者もいるもんなんですね。
4月30日分。
◆クリスタル ブレイズ「EPISPDE・04」
女王様衣装はああ使うんですねえ。思ったよりも本格的でしたねえ。アキラも実は楽しんでるんじゃないですか？それとも、抗えないように何か秘密でも握られているんですか？というか、止めろよ兄貴。ガラス女たちは単なる生体兵器兼生物兵器でした。それだけじゃなさそうな気もするけど、気のせいかもしれない。
5月1日分。
◆今日からマ王！「ライラの結婚」
お茶休憩もなくお仕事三昧だった高校生が、突然知り合いの結婚式に呼ばれたので張り切る、の巻。陛下、生き生きしてますね。アントワーヌを慰めるために、可愛いメイドを残していって、おっぱい菓子を作らせてたとは、陛下の意外な男の気遣いに感動しました。大きな男になりましたね。しかし、王様と側近たち総出で国を空けてもよいものでしょうか。眞魔国のお歴々がそろって他国の王妃のご実家にお邪魔していいものでしょうか。何よりも、王様自ら現場に出かける風潮が広がってもいいのかこの世界。とりあえず、野球同様、この世界にはウェディングケーキ文化も持ち込まれたのであった。
親子の絆を断ち切るような嫁入りの伝統を自ら壊したアントワーヌに、確かな成長の跡が見られました（荒事では、有利陛下同様まったく役に立ってませんでしたが）。とは言え、1年の3分の1って、奥さん実家に帰りすぎ。コンラートを誘惑してたのは、例の黒幕の手先ですかね。
◆アリソンとリリア「閉ざされた森」
戦後６カ月しか経ってないのに、みんな能天気に平和ですね。敵味方の確執というのもあまり感じられないのが不思議。仮にもちょっと前まで、自分の同胞を殺してきた人たちですよ？まあ、平和というのはいいことですが。おかげで軍備も縮小傾向にあるようですが、アリソンちゃんのように抜け目ない商売上手であれば、失職しても上手くやっていけそう。彼女のとっての目下の課題は、ニブいヴィルくんが、いつ気づいてくれるかということですが、それは戦争終結よりも遠い夢。一世一代のプロポーズも、村人が入れた睡眠薬というナイスタイミングに阻まれ、ここまで来ると、ヴィルが全部わかってわざとやってるんじゃないかとすら思えてくる。ここは縁がないものと諦め・・・ないでしょうね、アリソンちゃんは。がんばれ。
一方、カー少尉は、少佐になって順風満帆に見えますが、彼にも彼の悩みがあるようで、終戦というハッピーエンドの後でも、まだまだ人生は続いているようです。
◆図書館戦争「図書隊司令ヲ奪回セ」
人質にとられても明るく振る舞い、自分ができることを冷静に判断し、暗号で居場所を伝える笠原が男前。一方の堂上は、笠原を危険から遠ざけようとした言葉が、かえって笠原を危険な状況に追い込み、やる気魂に火をつけたもんだから、情けない顔になっちゃってますね。結局、笠原と堂上は似た者同士で、息もぴったり合ってるんだから、最初から手塚の入る余地はなかったわけですが、手塚の動機も不純すぎたので、笠原が振ってちょうどよい感じ。つまりは、恋愛的にダメな人たちの群れなのか、図書隊。発砲権のためだけにビルを買い取るとは、図書館ってそんなにお金持ってるのか。
◆紅 kure-nai「望み」
紫ちゃんは、着々と庶民生活の知識を獲得しているようですが、問題なのは、情報源がTVや怪しげな近隣住人であるという点。子どもというのは、得てして、こんないらん知識ほど興味を持って吸収するものですからね。レシピを完璧に覚えてるところなんかは結構役に立ってるし、よろしいのではないでしょうか。
真九郎と夕乃の手合わせの激しさには驚きです。と言うよりも、夕乃さんの強さにたまげた。夕乃さんも、大変なおうちに生まれたものですね。単に押しの強いお嬢様なのかと思ってたけど、こんな重荷を背負っているのなら、あの学校でのハジケ具合もわからないでもない。そして、弥生さんの悲しいぼやきにも胸を打たれました。総じて、夕乃さんと弥生さんの好感度が急上昇した回でした。しかし、この作品の女性はみんな、なんだか損な生き方してる人たちばかりみたいですね。
5月2日分。
◆ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜「ジウスドラの罠」
いきなりの罠発動でドット絵になったもんだから、ずっとこのままなのかと思って焦った人々多数に違いない。
今回は、邪神の塔で待ち受ける恐るべき罠の話。と書くと緊張感が走るが、要は色モノ設定てんこもり。まずは定番の男女逆転。姿もアレだが、声が完全おっさんなのが悲しい女メルト、ダンディな男アーメイに、可愛い少年ク―パ。案外違和感のない男カーヤ。そして、ジルが巨乳のカワイ子ちゃんになってるのがなんか悔しい。しかし、ジルさんは期待を裏切らず、自分のチチでぽゆんぽゆんファンタジーに浸るという、こういう状態に陥った男の想定される行動を忠実に実現してくれます。主人公はこうでなくちゃいけません。一度は、心の中の父の声にヒーローとしての自分を取り戻したものの、温泉を目の前にして、父の声は脆くも消え去りました。こんなとこでなぜ温泉が？などと考えるのは愚の骨頂。ここで再びドット絵にしてしまうところが、相当な数の視聴者の怒りを買ってそうです。アーメイさんは男湯入ってたんですか・・・？
その頃、ニーバのパーティでもアニマル化進行中。こんな時でも、ニーバさんは少しも動揺せずあくまでクールに、のはずでしたが、アニマル化した彼の感情は実は尻尾で丸わかり。褒められて嬉しかったんだね。ずっとこのままの方がわかりやすくていいかもしれない。
その後もジルたちは、着ぐるみ化（サービスでカーヤのみバニー）、巨大化、スライム化、クーパ化、服以外は戻る、そのままテンションアップ、我に帰る、と罠にはまりすぎ。もう、どこから罠でどこから罠じゃないのかわからん、とジルたちも視聴者もたっぷり混乱した挙句、たどりついた最後の試練がかくし芸大会なので、混乱にさらに拍車が掛かる。一芸入試かこれは？どんな人材が成功してるんだ塔頂。ドルアーガはこの塔をどうしたいんだ？
だが、そんな困惑をよそに始まる過酷なバトル。アーメイ、メルト、ク―パどころかカーヤまで何度も泥奈落に落とされながらも、果敢にチャレンジし続ける。もはや塔頂という目的すら忘れ、己の全存在を賭けて挑む。その姿は、見る者の涙を誘う。結果、冒険者センスだけでなく、かくし芸センスもないメンツばかりであることが判明しただけに終わるので、重ねて泣けてくる。ついに真打ちジルさんが、奥義・幻の踊りを披露するも、すでに兄貴がやってしまった後で無駄でした。若本審査員はなかなか厳しい。
ギャラリーの反応からすると、ジルの踊りは人智を超えた職人芸らしいのですが、思い出の中の父の方が明らかにすごかった。というか、むしろファティナをボロ泣きさせたニーバのダンスが見たかったぞ。父とジルが一子相伝の踊りを特訓する風景をのぞき見ていたニーバ。ひそかな兄弟のつながりに感動・・・するべきなのかどうかもわからんくなってきた。とりあえず、冒頭の塔頂者たちが、実はかくし芸で敗れた人たちであったことがわかりました。
今回はアイキャッチもイレギュラーで、久しぶりの完全お遊び回。やっぱ、この作品のこういうところ、大好きだなあ。EDのキャスト名が心持ち大きくなって見やすくなってましたが、これも今回だけの特別仕様でしょうか？
◆マクロスFRONTIER「スター・デイト」
ゼントラーディが巨体のまま牧場を営んでいる風景がなんとものどかです。ちょっとしたガリヴァー世界ですね。
ランカちゃんはコンテスト出場でお嬢様校を停学になり、お兄ちゃんと大喧嘩して家出という、芸能界志望者としてありがちなエピソードになだれ込んでます。そこでミシェルに厳しいことを言われ、覚悟を問われたランカちゃんは、アルトとの思い出に背中を押され、街角で見事、大歓声を得たのでした。単なる軽そうな男かと思ってましたが、今回の一件で、ミシェルをかなり見直しました。
一方のアルト姫は、大スターシェリル様を連れ歩くことになり、ロッカーで密着とか嬉しい、いえ散々なことになってますが、結局、普通に平和にデートしちゃってました。ちなみに、バジュラは生物兵器らしいです。どこのどいつが作ったんでしょうね。そして、船団が壊滅状態でも、シェリルはギャラクシーに戻ることになるのでしょうか。
