新作アニメ感想第三弾。

今日の東京地方は傘もスカートも裏返る強風雨で、朝の通勤風景は、ここではないどこかへ連れ去られていく人々があちらこちらに溢れていました。かくゆう私も、気がついたら会社のビル壁に特攻かけてました。
生きて帰れてアニメが見られてよかった。



4月7日分。


ソウルイーター「魂の共鳴〜ソウル=イーター、デスサイズになる?〜」
原作未読。五十嵐監督なのでチェック。キャラクターと背景と演出の相乗効果が、ポップで賑やかな画面を作り出していて楽しかった。もちろん第一話だから力が入っているというのもあるのでしょうが、期待できそうな滑り出しです。残念なのは声だけだ。もっとも、最近鍛えられて耐性がついてきてるので、気にしないことにしました。デスサイズと死神コンビのベタなやり取りが気に入りました。まあ、こんな父親だったら、男性不信にもなるわな。継続。



S・A〜スペシャル・エー〜「光・彗」
原作未読。ギャグ演出もシリアスも微妙な気持ちになってしまった、自分的にはノリが合わない作品。一応、もう一回くらいトライしてみるつもりですけどね。しかし、なんで男性声優に歌わせるときは、女性声優みたいに誤魔化しのきくキャピキャピ系の歌にしないんだろう。



ヴァンパイア騎士「ヴァンパイアの夜〜ナイト〜」
原作未読。ありがちな吸血鬼もの耽美寄り。といっても、アンジェリークのような笑いどころは少なそうなのが残念。佐山聖子岡田麿里なら、そんなに大崩れしない安定したものになるんじゃないかという期待もあって、一応継続。主人公の優姫ちゃんは、明るく素直なタイプながらも、本人も気づかない闇を抱えていそうですね。零は普通に吸血鬼でしょ(じゃなきゃ変質者だ)。OPのON/OFFの曲で、一気に風小次気分が蘇ってきた。曲調がまったく同じだし。



我が家のお稲荷さま。「お稲荷様 封印解かれる。」
原作未読。祠を開けるための呪文があまりにもたどたどしくて笑えた。えーっと、とか混じりでも開くんだなあ。
妖怪退治ものというより、なんだかホームドラマのような印象を受けてしまったのは、のんびりした高上兄弟と気の良さそうな妖狐のせいでしょう。旧友が息子たちにとってよい母親だったと聞かされて、我がことのように嬉しそうな、満足そうなクーちゃんの姿に、ふたりの関係が目に浮かぶようでしたた。きっと高上兄弟の母親は、兄弟のようにお人好しののんびりした人だったんでしょうね。その頃のエピソードも見てみたいような気がします。最後の最後で、クールそうだったコウちゃんも意外なボケであることがわかったので、和やかな物語になりそう。これは継続。



モノクローム・ファクター「銀色の影」
原作未読。うーん。ここまであからさまな話だったのか。ファンタジー風味を入れるのなら、あちら方面はもうちょっと抑え気味にした方がバランスとしてすんなり呑み込みやすいんですけどね。話の内容もありがちだし、キャラクターに惹かれるものもないので、これはパス。演出的には奇麗でしたけどね。