今期ドラマ。

最初からきちんと見ることができためぐると貧乏なんで、もうこの2本で落ち着くことにしました。喜多善男はちょっと見たかったけど。
初っ端からカステラ1本一気食いしためぐるちゃんが、次にどんなおやつ一発芸を披露してくれるのか、毎週楽しみでたまりません(なんで深キョンって始終食いまくってる役ばかりなんだろう?)。



1月23日分


DRAGONAUT-THE RESONANCE「慟哭-引き裂かれた運命-」
みんなどんだけ好きなんだ温泉。というより、どんだけ危機感ないんだよ。敵地のど真ん中でぶらり温泉旅。しかも男湯女湯で各々寛いじゃって、突然「早くここから出よう」「何が起こるかわからないからな」・・・・・・もしもし?不法侵入してお風呂いただきました不審者軍団が、今さらそんなこと気にしますか?気にしつつも、のんびりほんわかプチウェディングに雪崩れ込みますか?
本来だったら、その後のアキラちゃんリタイアは涙もののはずなんですが、ここまで他人のお宅の庭先でなめくさった行動とったら、殿下がいかに温厚でもただじゃすまないはずなんで(実際、ちっとも温厚な人ではありませんが)、こりゃもう当然の結末だろう。とか、思っちゃったくらいやさぐれてる自分にがっかりさせられる展開でした。
ここまで付き合ったんだから最後まで見ますけど、目を覆いたくなる基準が毎週下がってきて、自分の中ではやっちゃった作品のニュースタンダードになりそうです。



狼と香辛料「狼と商才」
もうこのあたりから、ロレンスさんはホロさんに心を奪われちゃってますよねぇ。可愛らしい外見に経験から導かれる知恵と大人の女性のあだっぽさが垣間見える発言。商人としてはともかく、ロレンスが男としてどれだけの経験があるかが未知数なんですが、完全にホロの掌で転がされている状態です。しかもそれすらも、半ば心地よいとさえ思わせてくれるのがホロさんのフォローの仕方で、まことに天晴れです。



1月25日分。


灼眼のシャナII「覚醒」
フィレスとヨーハンは、悪いバカップルの例。どうもこの人たちの人格や関係に感情移入できません。彼らの立ち位置が中途半端なせいか、というか、お互い以外は別にどうなってもいいという真性バカップルのせいなのかもしれません(これで悪辣な奴らだったら、また別の魅力があるんでしょうが)。
で、つまり近衛さんは、ヘカテーさんが脱皮した皮みたいなものだったんでしょうかね?お勤めご苦労様でした。しかし、ヘカテーが皮装着するまでに、ちょっと時間かけすぎじゃないかと思いました。「近衛さん」のキャラクターに特に思い入れを抱くほどのエピソードもなかった分、彼女が消えていくことに対しても大して感慨もなかったんで、思い出アルバムは短めにして欲しかった。ヘカテーを使った意味がよくわからなかったんですが、普通の徒じゃ、フレイムヘイズたちを欺けないんですか?ヘカテーをこんなことに使ったら、またロリコンのおじさんが怒るぞお。



1月26日分。


PERSONA - trinity soul - 「くじらのはね」
主人公の家庭の話になると途端に暗くなるんで困ります。大体、この兄貴、弟たちの性格とか状況を全然把握してないんじゃなかろうか?理由も説明せずに追っ払って、はいそうですか、と従うタイプの弟じゃないでしょう、慎は。洵だって、絶対双子の片割れに取りつかれてるでしょう。それ以前に、この兄貴たちはもう少し末っ子のこと見てあげればいいのに、と無性に腹が立ってくるので、愉快なお友達が出てくる学校話に戻してください。



俗・さよなら絶望先生「路傍の絵師」「恥ずかしい本ばかり読んできました」「薄めの夏」
私の感想の半分は、本筋よりも気になることできてます。なので、そんなところで絶望されても困ります。久藤くんのストーリーは、最後に誰か殺せば、お手軽に相手を感動させることができるという、王道テクの見本ですね。しかし、交くんはいつの間に小森さんとこんな関係になったんでしょうねぇ。小森さん、新井先生とはどうなったんだろう?
今回は、妙に気合の入ったロボットものとそのサイドストーリーという、なかなか行き届いた構成で楽しうございました。ついでに、幾原監督も懐かしかった。今なにやってるんだろう?



破天荒遊戯「楽園に触れるなかれ」
ラゼルちゃんって、異常にデコ広い。
男ふたりをドン引きさせるヒール対決、ラゼルとマデイラの殺伐とした会話で楽しませていただきました。ラゼルちゃんの目には目を、の徹底ぶりがすこぶる爽やか。まとめて助けられないから死んで、という身勝手さも可愛いらしい(そこは何とかしてふたりとも助けるだろう、普通)。会話のテンポも状況のすっ飛び具合も程よく、先週が重かった反動で、軽々しい破天荒さが満足できた一品でした。



君が主で執事が俺で久遠寺家、南へ」
三千院家も御用達の由緒正しい執事のあな。気を遣うじゃなくて気を使えるようになっちゃったりする執事バトル向け訓練所のようですが、なぜだかきちんとした執事テクもしっかり身に付いてるところが凄い。ハヤテよりよっぽど真面目に執事話になってますがな。
ところで、何気に紅子さんがいつもひどい扱い受けてませんか?錬くんはとんでもなく不埒な評価を下してますし、予告でまで虚仮にされてるので、ついつい応援したくなります。