今日の東京は雪でした。

バリバリ道産子なもんで、雪で傘を差すという行為がどうにも理解できず、いまだに雪とわかっていても傘を持たずに出かけ、田舎者と馬鹿にされる人生です。
大体、雪で濡れるはずがないじゃないですか。雪は液体ではなく固体、というのは探偵は職業ではなく生き方だ、というのと同じくらい普遍的な真実ですよ。
そんなこんなで、本日はぎっしり着込んだおしゃれ上級者な姿で出社しました。



1月20日分。


ハヤテのごとく!「それは犬と鼠とブルドッグのように」
咲夜は優しいねえ。しかし、そこまでお膳立てしてもらってるのに、せっかくの告白をふいにするとは、ワタルくんのヘタレぶりは筋金入り。本当にやる気あるんだろうか?
ハヤテくんには弱点たくさんあると思います。だって、いつも追い詰められてるじゃないですか。「まったく!ハヤテは本当にまったく!」というナギちゃんの、悔し紛れに罵倒しようにも、けなす部分が見つからないという思いが詰まった叫びが可愛いかったです。



AYAKASHI「代償」
パムが見てた久坂くんの写真は、一体どういう状況で誰が撮ったものなのでしょう?かなり恥ずかしい類の写真だったぞ。しかし、肝心の画面をスルーする状況が継続中で、何が起こってるのやらさっぱりも加速中。バッカーノが垂れ流しなのに、何でそこまで神経質になるかねえ。
「悠さんは、私が守ります」エイムさん、あんたさっき悠さんふっ飛ばしてましたよね?
「すまん、俺のために」「本当に」エイムさん、あんたさっき自分が守るって言ってましたよね?
というわけで、悠さんもしょうがなく「自分の身くらい自分で守るさ」という結論に落ち着いたようです。



獣神演武「天食む貪狼」
貪狼は着々と覇道を歩んでいるようですが、皇帝も岱燈と出会って以来、傀儡状態から脱しているので、そう簡単には行かないでしょう。史明はバカにしてますが、口先だけで上手いこと権力争いの摩擦を避けてるし、お手軽な民草のハートもがっちりキャッチ(というか、日蝕の空気の読み方を褒めたれよ、みんな)。この皇帝さんは、後になって大化けしそう。貪狼より前途有望そうです。
岱燈さんたちが濃くてウザくて弱い五つ子おじさんとの戦いを繰り広げている一方で、劉煌さんは、悠長にスローライフを満喫中のようです。お前いいのかそれで?



1月21日分。


GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-「シミュラクラ」
シミュラクラと言えばP.K.ディック。ディックファンとしては、その言葉を聴いただけでもぐっと来ます。いわゆる人間もどき、アンドロイドですよね。
まあ当然のことだろうけど、女の子たちに良い感情を持っていない人たちも公社にはいるんですね(というか、それがマジョリティ?)。でも、彼女たちはただのお人形さんでも、人間もどきでもないでしょう。少なくともトリエラを見ている限りは、そう思います。彼女は、自分が「人間」ではないことに苛立って、ヒルシャーとの間に距離を感じて、ピノキオの物語にことさら敏感に反応したんでしょうが、そうした焦燥こそが人間らしい感情だって気付いていないんだろうなあ。フランカの、本質は品物にではなく心の中にある、という言葉も、人間としての形式と心に置き換えて考えると、なかなか意味深い。



1月22日分。


魔人探偵脳噛ネウロ「春」
いやもうびっくりした。温泉エピソードで春川教授を出さないでどうするんだろう、とか思ってたら、それどころの騒ぎではなかった。というか、Aパート終わってウトウトしてるうちに5週間くらい過ぎてしまったのかとつい日付けを確かめてしまった。いやまあ、Aパートも面白部分を根こそぎ刈り取ってた内容だったけど、Bパートにいたっては、漫画原作のドラマを見てるんじゃないかと思うくらい、原作キャラを使った別バナになっていてびっくりさ。ネウロとHALが、いきなりお見合いを始めた時には、さすがに「なわけあるかぁ!」とツッコんだわさ。
これはあれだろうか?小さいお友達の視聴を考慮して、話を思い切り噛み砕いたファミリー向け名作ネウロなんだろうか(ネウロの青い空とか)。さすがコナンの日テレ。この調子じゃHAL編も次週あたりでクライマックスを迎えそうですね。この調子で、オリジナルネウロがどこに向かうつもりなのか、ちょっと楽しみになってきた。




素敵探偵ラビリンス「紫の炎」
足の裏に犬の糞で始まってどうなることかと思ったけど、久しぶりの学校編。しかし、マユキくん、小学生でメタボはないだろう。お坊ちゃま生活にはこういう罠もあるんだなあ。一方で、小学生ながらも立派に恋愛模様が(ほとんど当事者マユキくんを無視して)繰り広げられ、ヤエちゃんをそぐわない行動へと駆り立てる。それを笑って受け流すみのりちゃんは、さっぱりした良い子だね。でも、今のマユキくんにプリンはかなり不味いからやめとけ。
どうしてマユキくんの周りは、こういう残念な大人ばっかりなんだろう?というか、最後のアップは、何か演出的に間違ってるだろうと思うのですが。