ミシュランラン。

当然、行ったことのある星付き店は一つもなかったんですけどね。ただ、以前予約とろうかと思ってネット上で調べてみたら、すごく美味しいという話はどこにもなかったのでやめた店が星付き店になってました。不思議。



11月18日分。


ハヤテのごとく!「なぜ死んだ!?学院文化祭・後編」
日本の真の文化は同人誌ですか。そういう風にまとめてしまうのもどうかと思います、この国の未来的に。なぜか始まった同人誌売り上げ勝負を、そっち属性もないのに結局受けてしまうヒナギクさん。常識人の割には勢いに乗せられやすい人だなあ。ホームシアターセットが付くなら、どんなアイタタ同人誌でも買いたいと思いますが、読みもせずに捨てられる同人誌が気の毒です。ライダースナックとかビックリマンチョコ的哀しさがあります。結局、ナギちゃんの洗脳を解けるのはハヤテだけ。すべて読み切っていたマリアさん、感服です。



プリズム・アーク「騎士たちの初陣」
今回はまた、カットを重ね合わせて進行していく、特徴的なカット割りが意味もなく斬新。背景スタッフの人数が足りなかったんだろうか?
プリーシアさんは、直球勝負でハヤウェイの気持ちを尋ね、聞いておきながら好きだと言われると嫌いと返す、これまた斬新なやりとり。自分の都合だけで気持ちを押し付けて、私の気持ちをちっともわかってない、ってまあ、男の子って得てしてそういうもんです。ありがちな気持のすれ違いと言えますが、プリーシアさんの場合は、自分を見失ってしまうことを恐れて、気持ちに反してハヤウェイを遠ざけようと無理してるようです。そんなことしてももう無駄だって彼女が気づくのはいつでしょう?



獣神演武「悲しみの禄存」
先週の流れから、鳳星をかばった師匠が死んで涙なみだのエンドかと思ってたら、思わぬひねりが入って面白かったです。ありがちな展開なんですが、この作品でそこまで考えないかと思ってた。お師匠さんの正体を見破った根拠が少々薄弱でしたが、無表情で岱燈を襲ってる、死人化したお師匠の姿が強烈でした。師匠の死を鳳星だけに背負わせずに、みんなで平等に罪を背負う、という場面はちょっとぐっと来た。獣神演武なのに。



11月20日分。


逆境無頼カイジ「鉄鎚」
美しくもない男の裸なんぞ、いつまでも見ていたくないわ。ここに来て、カイジさんを救ってきた鉄の結束が脆くも崩れちゃいました。まあね。自分の手元に宝があるのに、義理立てできるような揺るがない人間だったら、そもそもこの場にいないわな。



魔人探偵脳噛ネウロ「夢」
自分の夢に忠実すぎて、本末転倒な刑事ドラママニアの刑事。いいのかお前の人生それで(という犯人ばかりだけど)。殉職したいなら、犯人撃ち殺しちゃダメじゃん。イビルインソールがキモかたったです。こんなもんでCMまたがなくてもいいだろうに。そして、さりげなく後輩を励ます笹塚さんがカッコイイと思ってしまった。



素敵探偵ラビリンス「初美の受難」
マユキくんのとこの執事さんは何者?警視監の息子とか。そんな浅見光彦な。被害者は、女だったら誰でも殺したくなるようなしょうもない男ですが、一応、マユキくんの担任の先生が犯人ということになるんでしょうね。このお膳立ては。普通に考えると、マユキくんの学校で殺したということなりそうだけど、それならすぐにバレそうだしなあ。



ナイトウィザード「時代を翔ける〜少女の塔〜」
すっかり忘れてましたが、彼らは天文部所属なんでしたね。部室掃除で出てきたのは、修学旅行中、鹿に襲われる柊の写真。しかもそのすぐ後に、アンゼロットさんに連行されたらしい。通常の学校生活どころか、修学旅行もロクに参加できなかったのか。柊の人生におけるアンゼロットさんの支配力に脱帽。彼の人生どこまで凄惨なんだか。しかし、柊の不幸は筋金入り。くれはと灯がゴミ捨てに出かけた途端、ナイスタイミングでエリスちゃんが誰かに呼ばれたもんだから、柊もおまけで異世界へと呼び出されます。なぜだろう?同じ状況で時空をわたっているのに、エリスちゃんは悠然としている一方で、柊のみ落ちていくイメージなのは?
異世界でエリスを呼び出したのは、異世界メイドさん。しかも、魔王を召還中だったという、まさに冥途のメイドさんというオヤジギャグ。宝玉同士が呼び合ったらしいんですね。とかエリスちゃんがのん気にやってた頃、奴隷として強制労働というシチュエーションに一足飛びにジャンプするのが柊クオリティ。普通ないですよ。前振りもなにもなく一気に奴隷にまで落ちていくタイムトラベラーなんて。その上、ついつい奴隷労働に馴染んでしまってる自分に気づくまで間があるし。アンゼロットさんが叩き込んだ下僕体質が肌身に沁みこんでいるのでしょう。さっそく状況把握のために、一番エラそうな奴をのして力ずくで聞き出したところによると、この世界では、神降臨に備えてバベルの塔を建設中らしい。直通電話でのアンゼロットさんの補足によると、舞台は改変された紀元前五千年あたり。って、ちょっと待て。なぜ直通電話が?アンゼロットさんがご自身の介入を否定すればするほど、肯定しているようにしか聞こえないのは私と柊だけじゃあるまい。すごいやアンゼロットさん。本当に時空を超えて柊をいぢめることが出来るんだね・・・
でもまあ、バベルの塔というのは間違いない。その証拠に、ロデムとロプロスとポセイドンが束になって柊に襲い掛かる。シモベにまでそんな扱いされるのか柊。その後現れたキリヒトがバビル二世だとか言い出したらどうリアクションしようと身構えてたんですが、さすがにそれはなく、珍しくちゃちゃっと柊を助けてくれた上、勝手に仕切って塔に閉じ込められたエリス救出をコーディネート。冥途さんが呼び出した破壊神シャイマール様は、ちょびっと召還されたところで生贄のエリスちゃんを柊に奪われ、キリヒトに攻撃されて途中でお帰りになってしまわれました。ちょびっとだけ召還のシャイマール様が間抜けで可愛いと思ってしまった(キリヒトさんは、どんだけ最強なんですか?)。世界を破壊しようとしていた冥途さんは、シャイマール様が帰っちゃった怒りを、涙にして柊にぶつける。女の涙は強いと言うが、文字どおり涙ごときに吹っ飛ばされた男は柊だけだろう。ここで大活躍はもちろん柊ではなくエリスちゃん。正義の宝玉を操り、宝玉ブレスを巨大な刃として、冥途さんを貫いて、柊とふたりして無事帰還。召還システムはキリヒトさんが廃棄処分(アフターサービス万全)。
戻ってみれば、帰ってきたくれはさんたちの目に映る柊は、部室で剣抜いてるただのヤバい人。
「あたしたちがゴミ捨てに行ってる間に何があったの!?」
宝玉ゲットしてました。
「ゴミ捨ててる間に宝玉ゲット」という結果だけ考えると、しごく有能な神速ウィザードっぽいんですが、なぜか「ゲットしてしまった感」が漂うのは、柊だからでしょうか?
自分の強大な力に怯えるエリス。次回、「学校が遠のいていくぜ!」
中退って選択肢もあるお。