絶望しなかった!参院選に絶望しなかった!

まあ、細かく見ていくといろいろ言いたいことはありますけど、選挙への関心が高かったということだけでもよかったんじゃないでしょうか。今回は初めて期日前投票するんだろうな、という人が多かったですね。残念だったのは、東京地方の本日の天候不順。もうちょっと投票率が伸びると思ってたんだけど。



7月25日分。


大江戸ロケット「黎明の殺し節」
ソラの正体のみならず、銀次郎の正体も長屋のみなさんにバレてしまって、展開暗め。もっとも、おソラさんの姿に怯えて、そんなに簡単に受け入れられるわけでもないけど、彼らのいいところは本能で行動するところなんで大丈夫でしょう。しかし、長屋の連中、黒衣衆相手に大活躍とは、結構使える奴らだったんだなぁ。



7月26日分。


バッカーノ!「副社長は自身が主役である可能性について語らない」
取りあえず、惜しみなく血を垂れ流してくれたところはグッド。地上波じゃないんだから、これくらいやってもらわないと意味がない。山口勝平ののほほん声と血まみれ鋏の組み合わせに、相方とふたり、和むねぇ、とほのぼのしてました。そしてやはり、主役はバカップルなんですね(これに関して異議を唱える人はいないだろうけど)。
しかしですね、これって原作知らない人に分かります?もし初見でパーフェクトにアンダースタン!って人がいたら、それ神じゃないか?原作知ってる自分ですら、これはあの時のセリフで・・・とか、珍しく一生懸命考えながらTV見てしまいましたよ。原作以上にエピソードが入り乱れてますが、このパズルは最後にすべてきちんとピースがはまる構成になっているのだろうか?取りこぼしたりしないだろうか?まあ、1話を見た限りでは、思ったより希望が持てそうなクオリティでしたので、次回を楽しみにしております。



モノノ怪「海坊主序の幕」
久しぶりの加世ちゃんです。このコのような元気キャラの存在は、メランコリーな世界で救いです(なぜ彼女がこんな豪奢な造りの船に乗っているのでしょう?)。化猫、座敷童子同様、舞台が船であっても、絢爛豪華な密室であることに変わりなし。しかし今回は三話構成らしく、加世ちゃん以外にも、ひとくせふたくせありそうなキャラがぞろぞろ。全員が怪しいという、いつもよりさらに典型的なミステリーの様相を呈してきました。人物紹介に時間を割いている部分が多くて、取り立ててドラマはありませんでしたが、あやかしが乱舞するイメージの美しさが魅せてくれました。



スカイガールズ「休日の街角」
可憐のお兄さんの正体が気になります。どうも普通の関係ではなさそうだし、よっぽど地位の高い人なんだろうか?実はもう死んでました、ということはないのでしょうかね?新入りの通信士はなかなか感じのよい男の子で、男性恐怖症の可憐と進展がありそう?冬后中佐はいい人なのに、可憐以外にはまったく評価されてないのが気の毒。



7月28日分。


電脳コイル「ダイチ、発毛ス」
伝染するヒゲの恐怖に、自己防衛に走りキョウコから逃げまくるみなさん、冷たいですねぇ。どんな時でも慌てず騒がず、ついでに遊び心を忘れないメガばあの偉大さ(と凶悪さ)を久々に堪能いたしました。いわゆるバーチャルタウンゲームみたいな感覚でしょうが、自分の体が舞台になってるのによくこれだけ順応できるもんだ。もっとも、そうやって直接イリーガルの命の存在を実感できるからこそ、まるで人間の歴史をなぞったようなヒゲイリーガルの文明から歴史の教訓を得ることも、「全能の神」であることの恐ろしさを理解することもできたわけです。笑えるエピソードなんだけど、同時にかなりキツいエピソードでもありました。
結局、イリーガルたちはどこから生まれたのでしょう?これも伏線なんでしょうかね?



さよなら絶望先生「ヒジニモ負ケズヒザニモ負ケズ」
ネット番長はかなりイタめのコでしたが、アニマル少女は(この中では)割とまともな方じゃないでしょうかね?むしろ、罪のない父親を犯罪者に仕立て上げる糸色先生がよっぽど怖いっス。とことん電波なポジティブさん、可符香ちゃんの受信具合も絶好調でした。



ひぐらしのなく頃に解厄醒し編其の弐 無力」
先週見逃してしまいましたので、結構大事なところを逃しているせいもあるのかもしれないのですが、沙都子の存在を否定する村の人間の醜悪さと、どの世界に行っても悲劇から逃れられない梨花の諦観以上に強烈な印象を残したのは、草野球の八百長試合でした。いいのかそれで?圭一、それは卑怯だろ。こんなとこで緊張感演出を無駄遣いしなくてもいいだろう。甲子園投手、圭一に心酔しすぎだろう。男は変態であればいいってもんでもないだろう。
まあそれでも楽しい思い出だったんだよなぁ、これから彼らを待ち受ける運命を考えるとなおさらに。