金曜日は龍が如く試写会行ってきました。

毎日13時間労働でそんなことしてる場合じゃないんですがね。つか、その後仕事に戻ったし。
で、映画ですが、これぞまさに三池作品。ゲーム未プレイなので、どれだけ原作からかけ離れてるか分かりませんが、少なくとも私は忍び笑いっぱなしでした。バカ映画が好きな人なら、これはお勧め。



龍が如く劇場版」
*公開前なので、一応感想は隠しときます。
北村一輝哀川翔遠藤憲一の三池作品常連に岸谷五朗松重豊と来たら、出演者の面子だけでも観る価値ありですが、スタイリッシュな映像とブラックユーモアのコラボレーションは、まさに三池監督の真骨頂。ゲーム原作らしい大仰な演出を効果的に織り込んだ、楽しい1本になっておりました。
複数の場所で複数の出来事が同時進行するストーリーにおいて、主役は一応桐生一馬となってはいるものの、神室町という街に生きる登場人物全員それぞれにきちんと見せ場があって、キャラが立ってます(岸谷演じる真島が一番の笑いどころをもらってましたが)。むしろ、そうしたさまざまな人々の猥雑な個性が形作る神室町という街こそが、真の主役とも言えるでしょう。それを裏付けるように、神室町を見渡す鳥瞰ショットが冒頭から頻出します。そして、そうやって神室町を描くことで、その中に生きる人々の個性もまた輝く。まさに人が街を作り街が人を作るという相乗効果が、この映画では見られます。通常、これだけの人数のキャラクターが交錯する場合、最後には一見ばらばらのエピソードが収束していくものですが、この映画では、登場人物同士のインタラクションはあるものの、収束というより、それぞれのエピソードにオチを付けて終わりという方が正しい。このまとまりのなさこそが、神室町という街なのでしょう。バカップルのエピソードは妙に浮いた印象を残したので気になったのですが、これは映画オリジナルのキャラクターなんですね。プロの犯罪者たちと刑事たちの中に紛れ込んだ素人犯罪者たち。けれど、その散漫さもまた、三池監督が目指した神室町の個性なのかもしれません。どんなに打ちのめされても、何度も立ち上がる、再生し続け、雑音を発し続ける街。その存在はしぶとくて、図々しくて、頼もしい。
と色々考えたものの、理屈はまったく必要のない映画です。娯楽に徹した映画です。笑える映画です。ぜひもう一度観てみたいと思わせる映画でした。



2月19日分。


Pumpkin Scissors「演者入場」
いよいよ最後の大舞台が幕を開けたようなタイトルです。
オーランドの方はともかく、アリスがそんなにオーランドのことが気になっていたとは思いませんでした。今回、オーランドのおバカちんとバカどものせいでデートがふいになってしまったオレルドが、一番カッコよいところを見せてくれました。曹長も、音楽の才能以外に経理の才能をお持ちだということが判明いたしました。そしてここでもまた、堂々とした力技で場を収めようとするところがアリスらしい。ま、本当に穏便に収めようという気があったら、もっと姑息な取引の方法はいくらでもあるような気がしますが、アリスだからしゃあない。



2月20日分。


RED GARDEN「届かぬ想い」
4人のたわいない、少女らしい会話が息抜きでしたが、一方で、とうとう刑事さんは全滅。司法の手は異形の者たちに届く気配すら見えません。
今回のびっくり事実は、ポーラがケイトにマジボレだったってことです。いやぁ、てっきり背景を知っているという義務感からケイトに気を配ってるのかと思ってたけど、完全に私的な動機だったのですね、お姉さま。お見それしました。クレアは家族との関係を再考する方向に。レイチェルは、未来のないルークとの関係を断ち切ろうとする。そして、ローズ。病院はヤバいでしょう。



2月21日分。


ネギま!?「漢はだまってラーメンたかみち」by高畑「何だそりゃ!?」byカモ
なぁにい!!と言いたくなるようなサブタイは放っといて、いい加減、ラーメン以外にも人生があると悟ろうよ高畑先生。とうとうエヴァが高畑先生のラーメンを認めることになるのか!?というクライマックスに向けた盛り上がりは別として、夕映の中に湧き上がってきたネギ先生への気持ち。唐突な印象はありましたが、彼女が自分の想いを叫ぶシーンは胸に迫りました。恋しいネギ君にアプローチするクラスメートの存在は、名前という記号だけを残して姿を持たなくなるという、恋する乙女の描写が見事(決して作画の手抜きじゃないよね?)。



2月22日分。


すもももももも〜地上最強のヨメ〜「家政婦が来た!」
もも子を陥れて孝士を危機へと導こうとする家政婦登場。ももちゃんが他人を陥れたり妬んだりするようなコじゃないってことは、孝士も分かってると思ったんだけどなぁ。いろはや天下の方がよっぽどもも子のことを理解してるってのが、このカップルの敗因でしょう。ついに現れた天下の兄弟。ここで最大のピンチに陥ってしまったのはももちゃんを信じなかった孝士の自業自得としても、ももちゃんには気の毒ですよ。



2月23日分。


コードギアス 反逆のルルーシュ「枢木スザク に 命じる」

またまたOPマイナーチェンジですね。なんか以前に見たことある人もいましたよ。彼は這い上がってくると期待してていいんでしょうか?(またすぐにやられそうだけど)
騎士の叙勲式って、スザクは殺ろうと思えばいつでもユーフェミアを殺れそうな状況ですね。イレブンを選ぶということ自体、かなり危険な賭けであることが納得できました。というか、ユーフェは意外に帝国の首長の座を狙ってる天然さんだったりしそう。予想はできたけど、ルルーシュはやっぱり、スザクを排除できないんですね(単なる友達のシャーリーに対してさえあれだったからなぁ)。
そして、今回の肝はここ。ロイドとニーナのカップリング!これは予想外。やはり、これからの鍵となりそうなのはニーナか。カレンは正体名乗るし、ユーフェは出撃するし、ゼロはあっさりスザクに人質にとられるし、突然シュナイゼル殿下が現れたりして、なんかもうめちゃくちゃ。とりあえず、客観性への努力を放棄しながら、それでもジャーナリズムを主張するディートハルトは役に立たないどころか、危険な人材であることがよぉく分かりました。