スピリッツ買いました。

何年かぶりなんで、じみへんと吉田戦車くらいしか分かんないや。
もちろん、藤田和日郎の連載が始まったからなんですけどね。常々この人の志向は、少年誌にしては暗すぎるんじゃないかと思ってたので、スピリッツがビークルとあれば、好き勝手できるでしょう。
つかみはベリーグッド。続きがめちゃくちゃ気になりました。


ところで、バッカーノアニメ化なんてすっとんきょうな企画考えついたのはどこの正気を失った人ですか?
いっそのことディーンあたりががやってくれるんなら、最初から諦めもつくんですが。



12月11日分。


銀色のオリンシス「鉛色の軌道」
トキトとテアは手に手を取り合ってふたりの世界へ飛び立っていき、後を追ったミスズは、ブラちゃんラブ男と意気投合して月へ。そして、コウイチの腕の中にダイブイン。ブラちゃんラブ男は洋梨扱い。残されたのは、ミスズに見捨てられたヨウスケと、危ない友人が危ない友人と連れ立っていく姿にショックを受けるブラちゃんと、ひとり平和なアイリ。
アイリちゃん。もうこんな人たちに付き合うことないと思うよ。正直私も、付き合ってきたことを後悔し始めてますから。



Black Blood Brothers「海」
ケインもゼルマンも強いと思ったけど、ミスターセイはケタ違い。しかし、そんな殺戮の光景に対するコタロウのコメントが、ひたすらのどかです。それどころじゃないのに和むわぁ。そっか。コタロウくんは、特区にお友達作りにきたのか。いわゆる、公園デビューみたいなもんですね。で、やっと再会した兄者はというと、・・・泣きそうです。どっちが保護者なのやら。もしかして、カーサを敵だと思ってるのは、いつもいじめられていたジローさんだけなんじゃないかという気がしてきた。だって、一度しか会ってないミミコの方が、カーサのことよく分かってるし。ミミコに痛いところ突かれて恫喝してる兄者はチンピラじみてるし。挙句、何もしないまま沈んでっちゃったよ兄者。あにじゃあ・・・・・・



Pumpkin Scissors「静かなる胎動」
アリスが語る、三課が必要なくなった未来を思い描いて、憧憬のまなざしになるオーランド。けれども、それを取り上げた記事に対する世間の反応はさまざま。確かに、アリスという人間を知らなければ綺麗ごとに聞こえるかもしれないけど、彼女は、綺麗ごとに聞こえるほど困難な自分たちの役割を分かってて、それと真正面から取り組んでるんです。彼女自身、それを口にすることで、自分を追い詰めるだけの覚悟があるんですよ。
三課の地道な努力をこき下ろすだけで、手っ取り早く利益を得ようとする馬鹿者どもに狙われたアリスと姉ちゃんたちがピンチ。多分、今回の新聞記者が、あの記事を発表することになるんだろうけど。
自称婚約者。バカかと思ってたら意外に使える奴だったようで、見直した。