無題。

12月4日分。


銀色のオリンシス「哀色の墓標」
テアの傷が癒えるまで待ってる、とかコウイチ言ってたことから推測すると、恋人同士のテアとコウイチがかなりハードなケンカした結果、テアはここまでぶっ飛ばされ、ついでに記憶を失っちゃったとかでしょうか?いわゆる、時空を超えた痴話ゲンカ?しかも、テアが人工生命体ということは、それがコウイチの世界のグローバル・スタンダードでない限り、コウイチは、かなり変な人ということになります。で、トキトはその子孫と。なんか、トキトがどっか歪んでる理由が分かったような気がします。ミスズは、そんなトキトのどこかいいんでしょうかね?
当面の謎は、人間であるコウイチが、何で千年も生きてるのかってことでしょうか?クローンたくさん作ってたとか(トキトもそのうちの一人とか)、どっかの星で機械の体を手に入れたとかだ、きっと。



Black Blood Brothers「オーダー・コフィン・カンパニー」
カーサのお茶目さんぶりが好きだなぁ。コタロウと同レベルで言い争いしてるし、弟いじめもごっつ楽しそう。彼女のお友達のアリスもぶっちぎりの天然さんっぽかったし、きっとふたりしてジローを翻弄しまくったんだろうなぁ。真面目そうな人だけに、散々な目に遭ったに違いない。
特区がヤクザ屋さんの縄張りだったとは意外。



Pumpkin Scissors「カボチャとハサミ」
三課が揃うまでの経緯話。真面目すぎて融通が利かないマーチス。融通が利きすぎていい加減なオレルド。それぞれ軍隊の枠の中にははまらない人たちが、ここに居場所を見つけた。そして、新参者のオレルドもまた彼らと同じ、軍人としてヤバイだろってくらいの、とんでもない大ボケ(本人に会ってながら「亡くなったんですか!?」はないだろ)。なかなか見事なメンツですが、一番の謎は、設立メンバーの大尉と曹長でしょう。彼らがどういう経歴を持つのかが気になります。「パンプキン・シザーズ」には深遠な謎が隠されているのかと思ってけど、実は結構浅いものでした。行動原理が単純明快なアリスらしい。



12月5日分。


BLACK LAGOON「The Dark Tower」
チャカのセリフが伏せられすぎてて、セリフになってませんですよ。
今回は、レヴィと銀次コンビの派手なアクションと、ロックと雪緒の静かな戦いの対比が鮮やか。沈没船でのロックとレヴィの会話を雪緒との会話に被せていたため、原作よりも、よりロックの心の動きが分かりやすくなってます。そして、レヴィと雪緒、バラライカと雪緒という、堕ちていった少女たちの対比もお見事。
アニメ版は、原作がさらっと描いているところを、深く突っ込んでますよねぇ。単に原作をなぞるだけじゃなく、ちゃんとその内容を理解していないと出来ないことです。ブラヴォ。



RED GARDEN「戸惑い」
呪われた一族とルーラたちは呪いかけ合戦をしているらしいんですが、ルーラの言う「私たち」とは、呪われた一族に敵対する特殊な一団のことなのか。それとも普通の人間たちのことなのか。初めてルーラが、怒り、あるいはやるせなさとも取れる、感情の片鱗を見せてくれました。彼女もまた、ケイトたちのように、戦いを強要された普通の少女だったんでしょうか?