昨日日記に書き込みができなかったのはなぜだろう?

間をあけすぎたから?(そんなバナナ)


そろそろ新規作品に手を出す季節となりました。
まず外せないのが、BLACK LAGOONの2ndシーズン。原作で私が一番好きなエピソードが来るようなので、凄まじく楽しみ。ギャラクシーエンジェる〜んをチェックするのは言うまでもないとして、後はパンプキン・シザーズすももももももあたりがよさげな感じ。ジャンプ漫画の大盤振る舞いに関しては、正直どこから手をつけていいのか分かりませんです。
悩んでるのがコードギアス。そろそろガンソDVDコンプリしそうな私としては当然チェックすべきなんでしょうが、ASUKAでの連載を見てもあまり面白いと思えないし、何よりもあのキャラデザがツラい・・・・・・



9月24日分。


ゼロの使い魔【最終回】「虚無のルイズ」
予定調和のハッピーエンド。予想通りですが、それがこの作品のカラーと心得て見ていたので、特に不満はありません。
色々とごたごたはあったものの、特に緊張感もなく、主役以外のキャラクターたちも中途半端に活躍した、ルイズありきの物語。ただし、そのルイズが超絶可愛かったのですべて許されます。どうせなら、完全にルイズの活躍だけに絞って、ルイズと才人の珍道中とかを毎回見せてくれた方が楽しかったかもしれない。



うたわれるもの「太古の夢跡」
人間が地上に住めなくなった世界で、地上で生きられる生命体を研究していた機関が、この世界の住人を生み出したんですね。その実験の延長として、この世界にもっとも順応する種を作り出すために、互いを戦わせた、と。でハクオロは、氷の中に閉じ込められていた「旧い人間」であったため、地上に順応することができたということでしょうかね?
エルルゥはやはりミコトなのか?彼女はハクオロと幸せになれるのか?トゥスクルの人々はどうなるのか?この世界の人々は、自分たちで未来を選ぶことができるのか?最終回は、全員にハッピーエンドが訪れてくれることを願ってます。



9月26日分。


桜蘭高校ホスト部【最終回】「これが俺たちの桜蘭祭」
先週録画に失敗したら、環先輩のキャラが変わってるぞ。
今までホスト部の先頭に立って走ってきた環先輩ががんじがらめの状態で、引っ張られてきたホスト部の面々が、彼の代わりに文字通り大暴走。そして、今まで後ろの方で他人事のように見ていたハルヒが先頭に立って、窮地の環に手を差し伸べる。
最終回だけあって、五十嵐監督の、細部に気を配りつつもメリハリの利いた演出が冴えまくっておりました。特に、ハルヒが決意を固めるシーン。ハルヒがすとん、と御者台に降りたときの軽やかさ、前だけを見つめる強い瞳、EDが入るタイミング。それらすべてが描き出す、ハルヒという女の子の姿があまりにも鮮やかすぎて、久しぶりに泣きそうになりました。一体どれくらい空中におんねん、と言いたくなるハルヒと環先輩の抱擁シーンも、少女マンガ・パロディのようなこの作品の芸風がオリジナルを超えた瞬間でした。
とにかく、キャラクターは魅力的だし、小ネタは楽しいし、演出は丁寧だしで、笑わせられたり切ない気分にさせてくれて、回を追うごとに、どんどん愛着が湧いてくる作品でした。総合的なクオリティの高さ、その持続力においては、ここ2シーズンでもトップクラスの出来。私が見ているものの中では、ダントツでした。
終盤ちょっと停滞していた感はあったものの、概ね大満足。本当に面白かった!いつも途中で挫折していたボンズ作品を最後まで見続けることができたのは、これが初めてです。
私の中の五十嵐監督神伝説は、まだまだ続きそうです。



エンジェル・ハート【最終回】「ラストプレゼント
懐かしいキャラクターとキャストに惹かれただけだった割には、結構楽しめました。シティハンターとはまったく別物のドラマで、大事なものをなくしたキャラクターたちが、それぞれ自分の場所、家族を創りあげていく物語。リョウと香瑩の親子関係が微笑ましく、特に香瑩の、生まれたての子供のようなピュアさが魅力的でした。



9月28日分。


ゼーガペイン【最終回】「森羅万象」
舞浜うーたらパンチの具体的な効果は分からんが、なんか凄い。
ひと夏を超えて、1年を過ごせることになった舞浜サーバの面々。たったひとり実体化したキョウも、データの彼らに会うことができるんですね。よかった。しかし、最後は蛇足だと思うんですよ。あれが果たして実体化した未来なのか、誰かの夢なのか、それともサーバ内でのリョーコの浮気なのかは定かではないが、未来のイメージは、もう少し曖昧なままに残して欲しかった。結局、シズノの名前の由来となった人物については語られてないですし。
ということで、前向きな主人公を配したロボット・アニメ、というイメージに反して、ほとんど高揚感を得られない、全編が切なさに覆われた特異な作品でした。SFのコンテキストを持ちながら、ラスボスが誰かとか人類の復活とかは、それほど重要じゃなかったような気がします。それはこの物語が、人類という永遠より、個体の刹那に焦点を合わせていたせいでしょうね。最初に予想していたドラマとは大分違った方向に向かっていきましたが、見終わったときの余韻がいつまでも消えない、妙に気になる作品となりました。
ちゃんとハッピーエンド(らしきもの)にしてくれたのも嬉しかった。うん、かなり好きだったな。この空気。