最終回シーズン。

感想は書いてませんでしたが、無敵看板娘は一応見ておりまして、なかなか楽しめました。15分という長さのおかげでテンポもよかったし、気楽に見られる1本でした。



牙-KIBA-「孤独な記憶」
ノアの回想と言う名の、時ならぬ総集編。新ネタも別になし。ノアがいかに簡単にジーモットのお姉さんに懐柔されたかがひと目で分かる親切設計。クソ真面目な優等生君を落とすのなんて、チョロいもんだということです。



おねがいマイメロディくるくるシャッフル「委員長になれたらイイナ!」
ダーちゃんとバコ退場。一体彼らで何をしたかったのか、行き当たりばったり感が否めませんです。バク族の能力も、脚本家の思いつき次第で増えていきそう。
委員長選挙で、投票者をナチュラルにモノで釣るのがマイメロらしい。マイメロさんに投票したのは白山と、後はご本人?歌に投票したのは小暮かなぁ。しかし、もうそろそろクロミの悪夢魔法で夢が叶うわけないってみなさん分かっていそうなものですが、悪夢魔法でそれなりにうまくいった例も多いから、溺れる者は藁をもつかむってとこでしょうかね?好きな人に接近するために委員長になろうというのは自己中な理由だけど、ドジを直すためってのもどっこいどっこいだと思います。
てばよっ、なクロミマイメロさんをタンスに突っ込むことにご執心。クロミさん、マイメロさんのこと好きすぎ。
最近、どんどん親父くさい一面を見せてくれるフラットが、妙に気になります。



9月21日分。


ゼーガペイン「舞浜の空は青いか」
キョウたちの精神的な支えである舞浜のデータまで奪おうとするナーガ。それを守ろうとするキョウたち。今まで交わることはなかったけど、キョウにとっては同等の価値を持つ現実世界と仮想現実世界が融合する展開に、キョウに背中を向けていた世界が、彼の心に擦り寄ってきたような気分にさせられました。決して諦めることのなかったキョウの粘り勝ち。
アビスたちは自然発生した生命体だったんですね。一方、シズノ先輩の正体が人工幻体というのは拍子抜け。もうちょっと意外性が欲しかったです。
舞浜のデータをゼーガで地球へ運び、リザレクション・システムを完成させ、世界を復活させるという任務を背負って、ひとり実体化するキョウ。復活できるかどうかも分からないデータを抱え、世界の中でたったひとりで生きていく。まるで墓守のような仕事を背負って、それでも笑ってリョーコに別れを告げることができるんだな、キョウは。凄いよ。
どうか彼のためにも、ハッピーエンドが訪れますように。笑顔で、生まれ変わった世界を見ることができますように。そう願わずにはいられません。



吉宗【最終回】「春、花、爛漫」
最終回はオールキャラ登場で、何がなんだか分からないくらいのカオス。ゲスト男を一手に引き受けていた速水奨の独壇場といってもいいくらいでした。
後半はちょっと停滞気味でしたが、総じて面白かった。好感の持てる、生き生きとしたキャラクターたちが魅力的で、特に、毎回のアクセントだったお代官様と越後屋には笑わされました。ほのぼのとした話ながらも、ミステリー風味のエピソードで、そうきたか、と思わせる意外な展開が楽しかった。



9月23日分。


ひぐらしのなく頃に罪滅し編其の四 地球侵略」
圭一、なんでそんな犯罪やってたんだろう?学校でのストレスが爆発しちゃったってタイプでしょうか?圭一を言葉攻めするレナは、久々に生き生きしてました。
これは、結局パラレルな世界で、その中で圭一と梨花だけが記憶を持っているということですか?仲間を信じられずに手にかけた圭一だからこそ、「仲間」にこだわってた。まるでゲームのプレーヤーのように、間違えてしまったシナリオをやり直そうとしていた。だからこれは、「罪滅し編」なんですね。つまり、鬼隠し編は、本当に圭一が犯人だったということ?それとも、これはあくまで、「罪滅し編」の中の「鬼隠し編」なのか。
彼らがたどり着く未来は、今度こそ平穏なものであると期待してよいのでしょうかね?



コヨーテ ラグタイムショー【最終回】「COYOTE
マルチアーノの事情は詳しく語られることはありませんでしたが、叶えられなかった夢を思い出させるコヨーテが憎いという、逆恨みみたいなものだったようです。機械の体で子供が作れなかったから、12姉妹を作ったのか。彼女の気持ちも分からないではないけど、12姉妹は本当の子供たちに負けないくらい魅力的だし、けなげだし、何も羨むことはないと思うんだけどなぁ。ムサ男たちのコヨーテより、全然勝ってましたよ。
というわけで、キャラクターはいいし、作画も演出もきちんと手をかけているんだけど、話がどうにも面白くないのが欠点だったこの作品。もっと12姉妹をたくさん見たかった、という感想に尽きます。