そんな頃もあったっけ。

なぜか今さら、日テレで光クラブのドラマをやっておりました。
ちなみに、光クラブの山崎は、『白昼の死角』(高木彬光)の登場人物のモデルとなっておりまして、高木作品の中でも同作品が一番のお気に入りの私としては、彼の「人生は劇場だ」のセリフは、今でも鮮明に覚えております(確かその後、「煌く夜空からは満点の星々を。地上からは最高の快楽を」という感じで続いたような・・・)。
『白昼の死角』を読んで、「将来は絶対詐欺師になろう!」と決意をしたしたことも、その後、詐欺師というのは頭が良くなきゃダメなことに気づいて挫折したのも、今では素敵な思い出です。


6月27日分。


ガラスの艦隊は、紛うことなき総集編でした。新カットもなしで、新録ほとんどない総集編。もっと手をかけて、より笑えるものを目指して欲しかったなぁ。


桜蘭高校ホスト部「不思議の国のハルヒ
ベルゼネフが出てきてくれただけで、かなり嬉しい。
不思議の国の名に恥じず、随分とエキセントリックでシュールな展開ですが、そこかしこに、ハルヒの涙や母親への想いなどというキーワードも散らされてます。下手に見せたら平凡な話になるハルヒの深層心理を、こんな形でさりげなく見せられるとは予想外。ハルヒの夢は弁護士になることだったんだな。
演出が五十嵐(神)監督のせいか、時鐘の響きが重なり合って不安を煽る演出を見ると、劇場版ガッシュを思い出します。