無題。

6月18日分。


BLACK LAGOON「Lock'n Load Revolution」
レヴィが頭の上がらない人間って、バラライカ以外にもいたんだ。世の中怖い人だらけですね。というか、チャンさんはジョン・ウーの映画に出てきそうです。そして、この稼業の連中はさびしがり屋さんばかりのようで、みなさん喋る喋る喋りまくる。今回は、トークの内容についていくのに随分脳みそを使いました。
ロックって、今までこの手のピンチに陥らなかったのがおかしかったんだと、今さらながらに気づいた。



蟲師【最終回】「草を踏む音」
かたや自分の土地に縛られ、かたや放浪の生活しか知らない、まったく違う境遇のふたりの男の子。彼らは、自分が住む世界とは遠いお互いの世界に、少しずつ惹かれていたような気がします。でも、成長した彼らはきっと、お互いの生活が、自分の生活と同じくらい幸福で、同じくらい辛いものであることに気づいたのではないでしょうか?
蟲師は、そんな彼らの生活を変えることはできない。彼らの生き方を変えることはできない。でも、彼らが生きていく手助けをすることはできる。
特定の蟲についてではなく、蟲の隣で生きていく人間、そして蟲と人間(時には人間同士)の間に立つ蟲師を描いたこのエピソードは、この作品の締めくくりとして相応しいものでした。最後まで、まったくクオリティを落とすことがなかったスタッフの努力に、心から感謝。いいもん見せてもらいました。
改めて、これだけの作品を閑居に追いやったフジテレビサマの編成の素晴らしさを印象付ける終わり方でした。



うたわれるもの「傭兵」「永遠の約束」
二週も待たされたTVK視聴者なんで、どこまで話が進んだのか忘れてました。
と思ったら、目の覚めるような戦闘力のカルラに目を覚まされました。クロウといい感じになるのかと思ってたけど、甘かった。彼の膂力を遥かに凌駕するおねーさんだった。でも、カルラの超マイペースな言動はかなり魅力的。多分、彼女にもいろいろ事情があるんだろうけど、ずっとこんな風に飄々と、トゥスクルの側にいて欲しいものです。
そして、二本目では、ついにハクオロの過去が明らかになりました。寄る辺のなかったハクオロを受け入れて、彼をここまで見守っていてくれたヤマユラの人々。彼らは最後まで、ハクオロの志を守ろうとした。なのに、ハクオロの失われた過去が彼らを死に追いやった。ハクオロにとっては、逝ってしまった人々と、残されたエルルゥとアルルゥ双方に対して、恩を仇で返したような気分でしょう。やりきれないなぁ。誰に怒りをぶつけていいのか分からない気持ちです。とりあえず、過去のハクオロに非はなかったのだと思いたい。



金色のガッシュ!! 第25巻』(ISBN:4091204201雷句誠少年サンデーコミックス
すぐさま風呂場に持っていって読みました。泣き放題、顔洗い放題。
テッドとチェリッシュの話も泣けるけど、なんといってもバリー。泣いた泣いた。もう大泣き。何とかしてくれと言いたくなるくらい、バリーとグスタフのカッコよさは天井知らず。つくづく、これをアニメで見たかったなあ、と思いました。
この魔界の王決定戦を企んだ奴はなますにしても飽き足りないけど、こちらに送り込まれた子供たちは、どんどん優秀な人材になって帰っていきますね。王様やめて共和制にした方がいいんじゃなかろうか?