今さらながら、ダ・ヴィンチ・コード観てきました。

原作未読。この手のB級トンデモ映画は好きですが、B級に不可欠なモエ要素(カッコいい男とか、地球の危機とか、人外キャラとか)が不足してるし、笑いどころも中途半端な印象。原作既読の相方の感想は、
「見せ方が下手糞。エピソード削りまくり。本当はもっと笑えるもののはず。原作は基本、簡易版京極、ラノベだから」だそうです。
ラノベなのか。
「ハリポタといい、最近そういうの多いよね」
世界的にアキバ化が広がってる模様。



牙-KIBA-「真実への前進」
日曜の朝はこの殺伐とした空気なしでは物足りない体になってしまった。
お姫様との婚礼を控え、うきうき気分のデュマスは、わざわざロイアたちに結婚報告。彼の極小矮小ぶりにますます磨きがかかってます。でも、ヒュー相手だったら玉の輿っぽいしいいかも、と思ってたレベッカは、相手がいかにもイっちゃった小物っぽいデュマスで大慌て。その頃、レベッカを売ったフィリップがひとりだけ昇進して、反乱軍は内部分裂。いつものごとく、あちらこちらでみなさん好き勝手やってて和みますよねぇ、この作品。結局、反乱軍にレベッカのことを考えてる人間なんてひとりもいないし、レベッカもそれを分かっていた。まともな人間は、レベッカを助けに来たエルダくらいですかね。いや、彼女もまともすぎるから、何かあるのかもしれない。ここはそういう世界だし。でも、ゼッドとロイアの仲を応援するロベス様はいい人だと思う。だと思いたい。デュマス相手の勝負が楽しみです。
一方、試練の湖に置き去りにされたゼッドは、「欲望があるから前に進める。そういう欲望を希望と言う!」と年老いたシャードキャスター相手に見得を切ってますが、欲望まみれで堕ちていった人々がこれだけいると、その言葉も空しいです。とにかく彼は、使いこなせないアミルガウルの代わりに新たなスピリットをゲット。このじいさんは何者だったんだろう?昇天した姿からは、単なるスピリット使いでもなさそうだけど、この世界の成り立ちに関係してた人とか?



おねがいマイメロディくるくるシャッフル「かまってくれたらイイナ!」
父の日スペシャルというより、夢野家パパのだじゃれスペシャルとでも言いましょうか。夢野家パパにバク・パパにマイメロ・パパ勢ぞろい。タイトルが醸し出す父親の悲哀は泣かせるものの、親父が集まってグチられても鬱陶しいだけ。とはいえ、それぞれのパパの蜜月時代が披露されたのは興味深い。夢野家パパのだじゃれは、ママ方祖父のせいだったのか。そして、待ちに待った、マイメロ・ママとパパの出会いエピソード。要するに、「パパは野菜を育てて、ママはパパを育ててるのよ」ということらしいです。そんなこったろうと思った。マヨネーズがないくらいで拗ねるパパだったら、育てがいもありそうですね(ちっとも育ってないような気もするが)。なんだかんだいって、お神酒徳利なんだろうなあ、この夫婦は。
今回注目したいのはマイメロの行動の周到さ。パパさんのためにちゃんと風呂の用意をしてるわ、おつまみを用意してくれるわと、不意のお客様にも申し分のない対応(バク・パパに出すおつまみがナスってのは、気が利いてるのか嫌味なのか分かりません。バク・パパが現れる前から用意していたところがまた恐ろしい)。きちんとテーブルを拭いてたり、さりげなくタイミングよくお酌してたり、パパたちの思い出話にも耳を傾けてたりと細かい描写がされています。マイメロ・パパがやってきたのは、ママと喧嘩したからだってこともお見通し。最後に、パパさんの目を覚まさせようとビンタくれるところなんてシビれました。
相変わらず、見事な良妻賢母教育アニメですよ、これは。



6月17日分。


ひぐらしのなく頃に祟殺し編其の参 境界」
圭一の心の闇にスポットが当たりました。いわゆる「頭が良すぎる子」でクラスメートに馴染めなかった自分が、雛見沢では受け入れてもらえたことが嬉しかっただけに、それを脅かすような沙都子の敵を排除して、今の生活を守ろうとしていたんですね。でも、頭がいい割には、計画が行き当たりばったりの要素に頼りすぎて、とってもずさん。最悪な人間に目撃されたわけだけど、鷹野は圭一の行動を予測して先回りしたような気もする。
まるで鬼隠し編の再現のように、悟史と同じ行動を取る圭一。末路もまた、悟史をなぞるのだろうか?鬼隠し編での圭一の行動は周り(主にレナ)に誘導された印象があったけど、今回もそうなのだとしたら、圭一の行動を操ってるのは誰だろう?入江?あるいは沙都子?



大魔法峠「どっきり☆ブレックファースト大作戦☆!?鳴かぬなら殺してしまえホトトギスさんっ!!の巻」「いや〜んかわいい!ふたごの生まれる確率は120分の1って知ってる?の巻」
ぷにえのライバル、エリーゼの登場で、リリカルでKill Them Allな緊張感漂う勝負が展開されました。サブミッションはとにかく無敵。魔法の国なのに力がすべて、というところが凄絶ですね。後半でも、力の前には親も兄弟もないことが分かります。ある意味、とっても公明正大な国なんだろうか?それなりに馴れ合ってる姉御や、懲りずに友達やってる鉄子ちゃんに、あんたら本当にそれでいいのか?と問いかけたい。