無題。

6月3日分。


ひぐらしのなく頃に祟殺し編其の壱 兄」
また新たなシナリオですね。冒頭から、陰惨な死体が気分を盛り上げます。これが悟史の死体なんでしょうか?
今回中心となるのは、今まで目立たないか、知らんうちに殺られてた沙都子になるらしい。沙都子が兄を慕っていたこと、運動神経がよいことなど、沙都子に関する情報が豊富に出てきました。しかも、新キャラも登場。このお医者さんの下で鷹野が働いていたことになるんでしょうか?ここでは、悟史の死も明らかになっていず失踪扱いで、レナだけがお社様の祟りだと思ってるらしい。
前編で理性的だったレナも、鬼隠し編の迫力を取り戻してくれて嬉しい限り。レナがお社様にこだわるのは、一度祟りにあったからだということも分かりました。詩音も、はつらつと圭ちゃんをビビらせてます。圭一に満点をあげる梨花がカワイイ。
祟殺し編というからには、ばんばん死体が出て来ることを期待します。



女子高生GIRL’S*HIGH「さらば!香田あかり」
毎回面白いんだけど、今回はまた、際立った楽しさでした。ラストまで、定番の不治の病勘違いネタを徹底して追求。取り返しのつかないくらいすれ違いの会話がアンジャッシュ。香田のために体を張る絵里子たちの激しさも並みじゃない(冥土の土産に自分の彼氏をレンタルする綾乃の気遣いだけはどうかと思いますが)。
なんかこのまま香田が死んでもいいんじゃないかってくらい、笑える感動展開でした。でも、これだけ一生懸命になってくれる友達がいる香田は幸せ者ですね。大女優なんぞになれなくてもいいんじゃないか。



6月4日分。


牙-KIBA-「孤独な王女」
征服した民族を無理やり互いに戦わせ、生き残った精兵を使役する。戦慄すべきジーモットの実態が明らかになりました。これは、ヒューたちが実権を握ってから出来た制度なんでしょうか?デュマスがヒューたちに協力する見返りとして要求したのは、こういった制度の廃止とかでしょうかね?現政権を覆そうとしてレベッカを担ぎ出した反乱軍ではレベッカ不要論が出てるし、レベッカ自身も自分がただのお飾りでしかないことに忸怩たる思いがある、と、ゼッドが手を貸そうにも、どっから手をつけていいか分からない状態です。もっとも、彼はそこまで考えてないだろうけど。
デュマス討伐隊に強引に加わったロイアは、ジーモット幹部たちの急襲で、あっという間にロベスとふたりきりになりました。冷淡なこと言ってながら、ちゃんとロイアを助けるフェミニストのロベス様ですから、そうそう危険はないと思いたい。
しかし、ゼッドは何度捕まったら気が済むんでしょうかね。ノアは一応元気のようです。



おねがいマイメロディくるくるシャッフル「サッカーできたらイイナ!」
今回は特に感想なし。ワールドカップ番宣番組ですね。脚本は平凡だし、演出もテンポが悪い。最近、不調だなぁ。今回のお助けキャラも、知らないクマだったし。
そんな中でもマイメロだけは、フットサルのメンバーから徹底的にシカトされたり、ボールとともに飛ばされてたり、マリーランド杯最強チームからハブられてたりと、それなりにボケてくれました。一番印象に残ったのは、提供絵の高橋さんが可愛かったこと。
もっとも、柊弟がいかにみなさんに見下されてるのかがよく分かる回ではありました。本人にも問題はあるんですけどね。



MÄR -メルヘヴン-「深窓のドロシー」
ワクワクがとまらねぇ!ってなわけで、マイメロがイマイチだった分、こちらで思い切り笑わせていただきました。マイメロよりメルの方が面白いと思ったのは初めて。
ドロシーがメイド、しかも素敵なお姉さま付きってだけで凄いのに、その描写に手抜きがない。倒れるのに、なぜわざわざ足を広げて尻もちをつくのだろう?とか、なぜその際、ストッキングと生足の境まで見えるくらいスカートがめくれてるんだろう?とか、お姉さまは後ろからドロシーを抱きしめるのに、なぜ胸を鷲づかみなんだろう?とか、スタッフが総力を挙げたこだわりが随所に見られました。もちろん、作画にぬかりなし。視聴者を意識しまくった内容、演出なら、ここまで徹底して欲しいものです。来週は来週でまた楽しいことになりそうだし。



BLACK LAGOON「Maid to Kill」
ロベルタの銃撃シーンはじめ、今回も丁寧な描写と奇妙にマッチしたBGMとの相乗効果が素晴らしかった。前回の溜めが一気に爆発。ここまで画面から目が離せない作品は久しぶりです。
ロベルタはやりすぎちゃったので、ガルシア少年はビビってロック側につきました。いつの間にかガルシアは、それだけロックに心を許してたんですね。ロベルタも、一応少年の前だから手加減してたらしいんですがね。あれで。レヴィはあっという間にダウンの役立たず。とにかく、暴走ロベルタがありえなさすぎの身体能力を見せてくれて、大変楽しうございました。
キャットファイトが始まりそうな来週も見逃せません(キャットファイトというレベルじゃないんだろうけど)。



蟲師「篝野行」
久々のOPカットといつにも増して丁寧な描き込みで、場合によっては村の運命を左右する、蟲師の責任の重さを描いておりました。
ひとつところに暮らして、その土地に対する思い入れも深く、村人たちとの結び付きも強くなると、蟲師としての視野は狭くなるし、事象に対する客観性も失われてしまうもんなんでしょうね。そこら辺が、始終ふらふらしてるギンコと野萩が決定的に違うところ。どちらがいいのかは一概には言えませんし、今回はギンコの経験と洞察力が役に立ったものの、時折立ち寄る天才より、人々と日々の生活を共に過ごす秀才の方が、安心を与えてくれるものなのかもしれません。