アニメ感想率調査提出。

早めに出すとか言ってたくせに、結局送ったのは最終日。光希桃さんに申し訳ない・・・



5月13日分。


ひまわりっ!「忍びの修行は命がけ」
ひまわりの情熱に周りが動かされるという展開が好きでした。
ひまわりの一途さが結実するラストは、忍びの修行の厳しさという現実を突きつける一方で、こころざし半ばにして倒れた修験者が、その心構えを次の世代に伝え託す姿を描いて救いを与えてます。修験者が、思い焦がれた故郷へと帰っていく幸せそうな姿が印象的。
これまでで一番筋の通った、感情に訴える内容だったんじゃないかな。



ひぐらしのなく頃に綿流し編其の弐 タカノ」
綿流し編の女の子たちは冷静だなぁ。逆に圭一の錯乱ぶりが面白い。もー自分のことばっかで、詩音の心配するどころか、詩音を責めたりしちゃう。鬼隠し編では結構余裕があったけど、今回は展開が早すぎるのか、圭一が焦りだすのも超早い。お前実はかなり情けない奴だったんだな圭一。びっくりして声がおっきくなっちゃった圭一に驚きもせずに電話を切った詩音。詩音にとってこの反応は想定の範囲内だったんだろうか?むしろ、わざと煽った?詩音は刑事さんと通じていて、圭一との出会いをセッティングしたような気もします。
鷹野さんは、ここでも楽しそうに殺人話してます。お社様のことをあれこれお調べていた彼女は、村人たちにとって危険な存在だったに違いないので、殺されても不思議はありませんが、焚殺となると儀式的な意味もあったりするんだろうか(ご本人が言ってたようにイケニエとか)。
鬼隠し編の方でも鷹野が看護婦だったとすると、注射器用意できそうですね。魅音がヤクザ屋さんの娘なら、自由にできる男手もたくさんいたに違いない。



5月14日分。


牙-KIBA-「目覚めた思い」
ノアくんのことはひとまず置いて、ゼッドくんとロベスさんの試合会場にお返しします。
一切シャードを使用しない美しき勝利を約束したロベスさん。でも、ヤバイときにはあっさりシャードを使うお茶目さん。その上、趣味と実益を兼ねて怪盗稼業に精を出す。まあ、貴族様といっても実情はかつかつの生活らしく、結構大変らしいですからね。何が大変って、こんな主人に振り回されるじいが一番大変。ロベスのわがままにつき合わされ、ついにはノーフェイスの影武者までやらされることになるじい。なんだか、セバスチャンと呼びたくなってきた。年の割に身軽で俊足なセバスチャンが必死こいてゼッドを巻いてる間(巻かれるゼッドもどうかと思うが)、ノーフェイスロベス様はデュマスの顔にいたずら書きして遊んでましたなんて、気の毒でとてもセバスチャンには教えられない(デュマスが落書きに気づいたときの反応が気になります)。でも、過保護セバスの感涙を見て赤くなってるところが意外にかわいいロベス様。なんか、ロベス様が好きになりそうだ。で、新たに現れたノーフェイスは何者か?お前らみんなノーフェイス村の住人か?
一方ゼッドは、ロベスに敗北してから、真面目にシャード修行に励み始めたようです。デュマスの前でも妙に素直。これがいつまで続くのやら。
とりあえず、ジーモットだのタスクだの、いろんな国の方々が出てきました。ここいらは全部、ゼッドの敵になりそう。ジーモット前国王の皇女も気になります。



おねがいマイメロディくるくるシャッフル「クロミの日になったらイイナ!」
母の日なので柊兄弟の母親登場。さすがの柊兄でさえ敵わないパワーと息子の溺愛ぶり。デザイナーのわりにセンスがアレで、その血を受け継いだのは弟に違いないんですが、彼女の関心は兄の方にばかり向いてます。困ったことにこの母親、息子たちとのコミュニケーションがまったくとれてません。兄が嫌がってるのも弟が寂しがってるのも分かってない。弟のコンプレックスを醸成したのは、この母親の無神経な言動に決定。同じく母親の言葉に傷ついたクロミと結託して、母の日をクロミの日にすり替えようとする柊弟。
その結果、マイメロのどす黒さがあからさまになっちゃったりしました。マイメロの日の方がよかったとか、クロミさんのいいなりになってしまう状況に、「むかむか」してるとか、マイメロさんったら、ついつい本音を激白。加えて、ハリセンでクロミさんをいたぶりまくる。歌や琴はハリセンチョップですっきりしたようですが、マイメロさんはそれくらいじゃ物足りず、「くろみさまごめんなさいてがかってに(棒読み)」と、ハリセン片手にクロミさんを追い回す猟奇的な彼女クロミ様、この子まったく悪夢魔法にかかってませんよ。もし本当にクロミ化してたら、自分視点でトラウマ・ノートの歴史を塗り替えたりなんて器用な真似、できませんし。収拾つかないので、マイメロに解決を頼むしかないクロミさんの無念さが胸に痛いです。
そして呼び出されたのは、夢野家ママのクリスマス・エピソードでお馴染みのサンタさん。サンタさんがみなさんのお母さんを呼び出し(マイメロ・ママだけで楽勝だと思いますが)、無事解決。騒動の原因となった沙織ちゃんの問題もハートウォーミングな結末がついて、めでたしめでたし。柊弟だけは救われないですけどね。
今回は、カマキリ話を持ち出したり、母エピソードだからサンタを呼び出したりと、過去のエピソードを上手く織り交ぜた、さすがシリーズ構成という脚本になっておりました。
ウサミミ・トラウマに苛まれる柊兄は、柄にもなく夢を見つけようと焦ってます。夢は見つけるもんじゃない、見つかるもんだよ、柊様。歌ちゃんの苗字の中に見つけた、なんてIQサプリはNGだよ、柊様。



BLACK LAGOON「Moonlit Hunting Grounds」
容赦ないレヴィのトゥー・ハンドぶりは、まさにガン・クレイジーですね。真の黒幕はナチの残党で、レヴィたちもネオナチも、人種差別主義者じいさんに踊らされていただけというのがすっきりしませんね。リベンジの機会はあるのでしょうか?
レヴィは、ロックの言葉に熱くなって反論してしまった自分に腹を立ててるんでしょうね。自分の生き方に波紋を投げかけたロックの言葉よりも、それに反応してしまうほど過去を引きずっている自分が許せなかったんでしょう。それは、ロックを切り捨てることで解決する問題じゃないことはレヴィも分かってるだろうに、それでも逃げ続けるつもりなんだろうか?



蟲師「綿胞子」
久しぶりの蟲師。そのクオリティの高さ、まったく衰えなしです。
親の愛情に働きかけるってのは随分えげつないやり方ですが、綿吐も、人間と同じように、ただ生き延びようとしているだけ。それを知っているからこそ、ギンコは無力化された綿吐をあえて殺しはしなかった。それこそが、他の生物が理解できない、人間だけが持つ余裕なんでしょうね。



うたわれるもの「集う力」
圧制に対抗する力が集まりつつあり、リーダーとしての才能を発揮しつつあるハクオロ。もしかしたら彼は、過去にもこういった経験があるのかもしれない。最初の蜂起は見事成功。だけど、エルルゥとアルルゥは、どんどん遠くなっていくハクオロの姿に寂しそうです。ヌワンギみたいな奴がセコい仕事して出世する一方で、ベナウィのように的確に進言できる部下をないがしろにするようじゃ、皇軍の自滅は時間の問題のようですね。ベナウィは、どう考えてもハクオロのの側につくべきだと思うんですが、それでもハクオロと対立し続けるんだろうか?