ディープ・インパクトはやっぱ凄かった。

4月29日分。


ひまわりっ!「盗みは忍びの恥ですもの」
毎回思うんですが、どうも場面のつなぎにぎこちなさが残る脚本ですよね。
今回は、ひまわりをバカにしきっていたほかの生徒たちが、彼女の一途な行動に少しずつ心を動かされていく様子がよかった。ただ、今までの展開で、ひまわりが周囲の生徒たちに無視されてる、あるいはバカにされてるという描写がもう少しあれば、このエピソードももっと効果的だったんじゃないかな。シリーズ構成に問題がありそう。
ハヤトもいじめの対象のようですので、今度は彼が周りに自分の存在を認めさせる番ですね。



ひぐらしのなく頃に鬼隠し編其の四 歪」
前回コメントでいただいた情報で、登場人物の関係整理はばっちりさ!
と思ったのに、これはいじめですか?死にましたよいろいろ。
今回も女性陣、特にレナのはりきりぶりが微笑ましい。圭一の両親不在を知って、うれし恥ずかし手作り料理をふるまうため訪れたレナさん。圭一に追い返されても決して諦めない。カップラーメンの種類まで当てる抜群の嗅覚を駆使して、圭一の恥じらいの匂いまで敏感に嗅ぎつけ(いや恐怖なんだが)、押しの一手に出ます。男子高校生が全力で引っ張ったドアに指を挟まれて、骨折のひとつもしないレナちゃんは骨太美人。圭一を転校なんかさせないと、独占欲がひた走る。
魅音も、気になる男の子との関係を壊すおせっかいな刑事さんに殺意バリバリ。結局このふたりが注射プレイを仕掛けたもんだから、圭一はついにバットを振り回す。
さて、彼は本当にレナと魅音を殺したのか?幻覚剤でも注射されて、そう思わせられてるんじゃないか?殺人犯はほかにいて、レナと魅音を殺し、ノートを破ったんじゃないか?ノートにワゴン車の部分を残したってことは、あの一件も、「大人の男たち」を印象付けるために真犯人がわざと演出したんじゃなかろうか?この演出をできそうな神社の娘である梨花も怪しいけど、今までの事件の関係者を多く身内に持つ沙都子も気になります。



4月30日分。


牙-KIBA-「戒律の国」
ゼッドの実力が見られると思ったら、いきなりメガネくんサイドの物語。メガネくん、もといノアも異世界の別場所、ネオトピアに飛ばされたようで、彼もゼッド同様、簡単にこの世界に順応。それどころか、ゼッドの殺伐とした生活とは対照的に、この世界の人たちに溶け込んでます。しかし、彼が見た平穏はうわべだけのものであり、子が親を売るという現実に戦慄させられます。大体、国に優遇されている村なんて話がうますぎる。為政者は、そのうち村人を何かに利用するつもりなんでしょうかね?カーターさんが、ノアのことを中央に届けなかった理由は、それほど重要なことだと思ってなかったのか、あるいは、中央の恐ろしさにうすうす気づいていたからかもしれない。まさか、息子がすっかり洗脳されてるとは思ってなかったんでしょうね。いい奴だったらしいし。
ノアはゼッドの敵として現れるということもありそうですね。面白くなってきたけど、やはり日曜朝子供番組としては間違ってるような気がする。



おねがいマイメロディくるくるシャッフル「仲間が見つかったらイイナ!」
クロミたちが柊邸に住んでるじゃないかというフラットの冗談に笑いながら紅茶を楽しむマイメロ。気づいてて、わざとフラットくんの言葉を笑い飛ばしましたねマイメロさん?そんな切れ者マイメロさんは、クロミさんの舎弟行方不明という情報に、常になく素早い行動力を見せます。もちろん、クロミさんの存在と波乱の気配を察したに違いない。王様に不敬を働く潤の姿に大喜びするマイメロさんや、黒い森が危険と知って、向かうことを即断念するマイメロさんなど、今回は彼女の魅力爆発。というわけで、君子危うきに近寄らずとばかりに、ゆったりティータイムに移行。それにつられた歌も、ひとしきり寛いでから目的を思い出して慌てます(その間、クロミさんは黒い森で散々な目に遭ってるので、かなり引っ張ったノリツッコミでした)。歌ちゃんもどんどんマイメロさんに毒されてるなあ。
一方、クロミさんは、黒い森でダーちゃんの子分、コーちゃんに囚われた舎弟たちを発見。コーちゃんの出現シチュエーションに、間髪入れず金の斧を申告するバクが見事。加えて、その後現れたマイメロさん、潤くんもそれぞれ即効ピンクの斧、ダイヤの斧を所望します。みんな、笑いの反射神経いいなぁ。
両親との散々な再会をしてしまったクロミさん、負け組臭ぷんぷんの夢を見るバクさん、潤くんの姿が泣かせます。この人たち全員、柊兄にかかわってしまったことが不幸の始まりだったんじゃないかと思えてきます。
そしてマイメロさんは、クロミ舎弟を手先にした挙句、あまり使えなさそうなそのカードをクロミさんに渡し、貸しをひとつ作りました。気をつけろクロミさん。マイメロの貸しは高そうだぞ。



BLACK LAGOON「Die Ruckkehr des Adlers」
第二次大戦中の悲劇と現在のロックの喜劇を交互に見せた展開。どうやら、敵はネオナチのようです。今回は、昔日のエピソード分だけでも見ごたえ十分で、現代ののんびりした状況と比べると、なおさら、Uボート艦長の決断は胸に迫るものがありました。
彼はあの後どうなったんだろう?



うたわれるもの「戻れぬ道」
そうか、トゥスクルアルルゥだったのか。
よそ者だったハクオロウが、リーダーとして村人を率い、圧制者に対して決起する姿が感慨深い。大変な決断ですが、森の王に向かっていき勝利した実績もあるからこそ、村人たちも彼を信頼したんでしょう。ハクオロウの過去は、朝廷軍に関係してるんでしょうか?