GW記念掃除。

模様替えや雑誌整理をしてるだけなのに、いつの間にか部屋の中が空き巣の現場保存状態。
流血したり同軸ケーブルのピンをへし折ったりしながらも、私は元気です。



5月1日分。


涼宮ハルヒの憂鬱涼宮ハルヒの憂鬱 III」
くるくるシャーフル。一瞬戸惑いましたが、これは前々回の続きなんですね。
宇宙人有希は、ハルヒが変なので監視している。未来人みくるは、ハルヒのせいで変な現象が起こってるので監視している。謎の転校生古泉は超能力者で、ハルヒは神なので監視していると。つまり、この世のマズイことはすべてハルヒのせいなんだそうなんだ。だから全員ハルヒに逆らわないんですね。しかし、それだけ危険な存在の監視に任命されたってことは、三人とも実は有能なんだろうか?
というか、キョンが普通の人間だった、ということが一番びっくりです。ハルヒ神を行動に駆り立ててる原因(に違いない)こいつこそ、神っぽいんだけど。



吉永さん家のガーゴイル「山の歌声」
そういや昔のドラマで、植物の気持ちが分かったせいで餓死したというホラーがあったっけ。
好奇心が特に旺盛な双葉相手に、ロクに説明もせずに、「絶対やるな」という注意事項だけ与えて放置するのは、やって下さいと言ってるようなもんでしょうに。イヨの作為を感じるのは気のせいでしょうか?植物の気持ちが分かるという部分が、結局大した危機にもアドバンテージにもつながってない展開で、アイデアを中途半端に料理したせいで生焼け状態のような、もどかしさを覚えました。



5月2日分。


桜蘭高校ホスト部「双子ケンカする」
れんげはまだいたのか。「ホモ関係は別腹」は、けだし名言。
ハルヒだけが双子を見分けられるという部分が出来すぎで、ちょっと引っかかりました。まあ、彼女は表面ではなくその人の本質を見るから、という理由なんでしょうけど。そして、お互いしか見ていなかった双子は、初めてお互いのほかに意識を向ける存在に出会ったわけです。確かに、これじゃ惚れないわけにはいかないですからね。こんな風にどんどんライバルが増えてくんでしょうが、それでもがんばれ環先輩。
環先輩は相変わらず部員に遊ばれ続けてます。娘に間違ったアプローチしてシカトされるかわいそうなお父さんみたいな人だよなぁ。



ガラスの艦隊「仮面のごとく・・・」
先週がハジけすぎたせいか、今回は妙に大人しい印象。普通のテンションではもうもの足りない。
ジョン・フォール艦隊に対して、「突き抜けろ」といつもどおり力技で押し切ろうとするクレオが困ったもんですが、それを可能にしちゃうクレオ艦の乗員は驚異的な凄腕ぞろい。ノヴィは極秘暗号を解読した天才、ハイザックは十字星教に殴りこんだ猛者、バダットは有名提督の機関士、アイメルも「空の女王」と、その分野の超絶エキスパート兼お尋ね者たちらしい。そんな曲者だらけのこの艦で、危機の中でもミシェルの荷物を気にするというマイペースを貫いているミシェルの使用人二人が頼もしいですね。
ちなみに、ジョン・フォール旦那様閣下さんとこは、ミニスカ美少女ハーレム。旦那様閣下さんの好みがよく分かりますが、それだけの人材をそろえられるのは大したものです。その後登場のカーズさんの人形部隊といい、ヴェッテイ様の部下は色物ばかりなんだろうか?人形部隊なんて、背中に扇子しょったセンスのいい奴とかいますし。
一方、クレオにすっかり御執心のヴェッテイ様は「あの風はいずれ私が散らす」と自信満々。法王の娘、レイチェルに振られても、「姫君は私という男を知らないだけさ」と自分の魅力への信頼は揺るぎなし。顔も知らぬ想い人あなたの夢を見ました以下略、という心にもない愛の歌をレイチェルに届けさせようとするヴェッテイ様に、「うそつき」とたまきラルフがおかんむり。しかし、そんなラルフに対しても、「たとえ花嫁を迎えようとも、私の心は君と一緒だよ」とフォローを忘れないヴェッテイ様は実にマメな男です。きっと彼の欠点は、詩歌創作の才能が壊滅的に欠如してることくらいなんでしょうね。
その頃カーズ部隊は、遭難船を装ってクレオ艦に接近。クレオも気がついていて、わざと救難活動に出る。
しかし、そこでミシェルが見たものは・・・・・・
あにうえ・・・あにうえ・・・あにうえ・・・
いやここでエコーかけて笑わせんでも。つーかお前か扇子男!!兄上の恥ずかしいセンスを見るに、彼はすっかりカーズに洗脳されてるようですので、クレオ艦破壊活動に勤しみ、ミシェルを悲しませたりするベタな展開の予感。
今日はクレオさんよりヴェッテイさんのセリフの方が総じて面白かった。
マメ知識:ヴェッテイ様は真紅の薔薇のしとねがお気に入りらしい。