新アニメ第八弾。

現在アニマックスではマイネの後にシャナをやってるので、つい見入ってしまいます。ちなみに、原作の方はやっと読み終わりました。
話のジャンルとしては、同作者の『A/Bエクストリーム』の方が好きだけど、それでもめちゃくちゃハマりました。アニメより原作の方が面白いのは言うまでもありませんが、アニメ版の方も、表現形式と尺を考えた上で結構上手く再構成してたと思います。もっとも、原作を先に読んでたら、文句たらたらだったかもしれませんけどね(バル・マスケの扱いはかなりひどいものだったし)。あと、自分はマージョリーマルコシアスのコンビが好きだなあ、と再確認。
早く続きが読みたい。



RAY THE ANIMATION「神の目」
何でブラックジャック先生がいるんですか?戦闘ナースに化け物ドクター?前知識なしで見たんですが、ツッコミ疲れを起こすような、ものごっついトンデモアニメだった。このおかしさがどこまで続くのか、しばらく見続けてみよう。
しかしブラックジャック先生は、何でこんな超能力眼の移植なんかしたんだろう?



4月9日分。


吟遊黙示録マイネリーベ -wieder-「対峙」
最終回目前のここに来て、久しぶりに前作マイネが戻ってきたような、TVの前に身を乗り出し指差しツッコミをしたくなる演出が戻って参りました。遅い。
ズル休みしてたカミユを見つけた陰険教師は、オルフェたち4人が密談してるところに現れ、嬉々としてルーイの行方を詰問する。しかし、ルーイを助けにいくために、陰険の制止を振り切ろうとするオルフェたち。新シュトラール3人も彼らを弁護する。そして、オルフェたちを守るように陰険を取り囲む学園中の生徒たち。生徒たちは、シュトラール候補生の筆頭として常に生徒に範を示してきたオルフェたち4人を、(陰険よりもよっぽど)認め、信じている。これって学園ドラマだったんだなあ。
みなさんの助けもあって、4人がルーイ様潜伏先に到達すると、ルーイは既に行動しようとしていた。ルーイの気持ちは分かっていても、彼らはルーイを一人で行かせるわけにはいかない。「諦めろルードヴィッヒ」とオルフェたちに脅迫され投降したルーイ様と4人は、ルーイ様がおひとりで乗るはずだった馬車に乗り込み、ぎゅうぎゅう状態で王宮へ。道すがら、ルーイはホルスト侯爵の陰謀と現在の王宮の状況について説明する。そして、すべてを計画したであろう、ベルーゼの存在についても。
王宮に到着した5人。陛下が人質に取られ、敵が取り囲んでいる王宮内に潜入するために、ナオジが囮となることを申し出、ルーイはそれを自分の役目だと止める。誰かを犠牲にしなくてはならないという悲壮な空気に満ちた状況は、ほっこり現れたジェラルド先生があっさり地下の抜け道の存在を教えてくれてさっぱり解決。そんな重大な情報を知っているジェラルドの正体は?やっぱり陛下直属お庭番か、遊び人のシュトラールか。
陛下の御前では、ホルストとベルーゼが「クーヘン王国のために」某国との同盟を強要していた。しかし、陛下はその要求を拒絶。自分は国のためなら誰に対してでも屈服する覚悟があるが、今それをすることは、この国の誇りを汚すことになる。誰かに強制された平和で、この国の国民が喜ぶことはない、と。ベルーゼに促され、アイザックがしぶしぶ陛下に銃を向けたそのとき、高校生5人と引率の先生が飛び込んできた。遠足は大成功だったようです。陛下を救うために既に王国軍が動いている。ルーイも、陛下の前でリヒテンシュタイン家の無実を訴える。しかしそんな状況でも、使命に縛られたアイザックはオルフェに銃を向ける。絶対絶命。まさかここで剣を構えるわけにもいかず・・・・・・と思った矢先、オルフェさん、剣を構えました。うーむ。漢なのか頭悪いのか分からないオルフェがスゴい。しかも、引き金を絞り始めた相手に向かって、剣を振りかざして向かっていってる。周りの人間も止めたれよ。
銃声が響き、アイザックが銃を跳ね飛ばされた。ここんとこきちんと描写されてないので推測ですが、アイザックが撃つ瞬間、オルフェがアイザックの銃を持った腕を剣(の平?)で跳ね上げたようです。アイザックは、自分に剣を突きつけるだけで斬りつけなかったオルフェに苦笑する。大切なものを守りたければ自分を殺すべきだったのに。しかし、大切な人がいるからこそ必死で生きるべきだとアイザックに教えられたオルフェには、同じように大切な人がいるアイザックを殺すことはできなかった。オルフェくん、すっかり達観。
大切な人問答に業を煮やしたベルーゼが銃を取り出したとき、正面ドアが開き、声が響いた。「その必要はない!」
いやあの、このシリーズに入ってこれほどまでに気合の入った演出は見たことないです。ただドアから入ってくるだけに割かれた時間の長いこと。何この逆光。高鳴るファンファーレ。トレードマークのヒゲと揺れるドリル髪。光を背負って現れた世紀末救世主伝説
というわけで、ヒゲドリル様の登場。陛下と視線を交わし、心得たようにうなずくヒゲドリル様。そして、ベルーゼの計画の終焉を告げる声。やっぱ主役ってヒゲドリル様だったんですね。なんかもう、ほかの全部吹っ飛んじゃった。つか、これがマイネですよ!前作マイネリーベで我々を魅了してくれたインパク演出ですよ!
予告の爆破シーンから想像するに、次回はスティーヴン・セガールばりの活躍をするヒゲドリル様が拝めるに違いない。最終回「沈黙の王宮」を待て!!



BLACK LAGOON「The Black Lagoon
原作未読。
かなり私のツボを突いた展開で、引き込まれました。面白かった。今のとこ作画も良好だし、ディテールに気を配ってるところもいいですね。緑郎の胸ポケットにいつまでもボールペンが刺さってて泣けてきました。がんばれ緑郎。身勝手な上司とアウトローな奴らの理不尽に負けるな。日本の平サラリーマンの底力を見せてやれ。
そんなこんなで、これは継続して見るつもり。
関係ないけど、初めて涼宮ハルヒの憂鬱のCM見ました。実写CMとは珍しい。



うたわれるもの「抱かれざるもの」
随分とオーソドックスな雰囲気が漂うファンタジーですね。主人公が大人の落ち着いた男性というのも珍しい。丁寧に舞台の描写を重ねていってる分、なかなか話が進まないのでかったるくも感じられますが、不快ではないし、こういうテンポの作品を一本くらい入れてみるのもいいかもしれない。
一応、継続して見ることにします。