今回のBLOOD+は初めて楽しめたかも。

舞台転換で諸々の重苦しい要素から解き放たれたような印象を受けたせいか、話運びも軽快に感じられました(スカシた野郎のハジにボケ・ポイントを与えていたのもマル)。ミンは黒幕の手先か犠牲者になりそうだなぁ。
そして、珍しくウルトラマンマックスを見たら、ビンゴで実相寺回でした。相変わらず壮大なギャグをぶちかましているような作風が楽しかったけど、脚本はちょっと物足りなかったかも。普段マックスを見てないので、下手にレギュラー・メンバーを絡められてない分、とっつきやすいもので助かりましたけど。とりあえず、変な映像で石橋蓮司ウルトラマンを見られただけで幸せ。



11月26日分。


銀盤カレイドスコープ「マスコミ戦争」
マスコミって、自分たちが贔屓にしているスター選手の記録を阻止したり、自分たちに媚を売らない選手に対しては、不思議なくらい理不尽な扱いをしますよね。私のようにスポーツ全般の視聴にあまり熱心でない人間が見てると、なんでこの人こんな意地悪されてるんだろう?と疑問に思うようなインタビューやヘッドラインが多々あります。
とはいえ、ここまでやられるなんて、タズサの過去の言動はよっぽど反感を買うものだったに違いない。ただし、極端にデフォルメされている分、悪役側の発言も行動も穴だらけなんで、それを律儀に受け止めるタズサも、言うほど頭良さそうに見えないのが辛い。逆に、そういう単純なところが彼女らしいのか?タズサって、意外と古典的な熱血主人公タイプに近いかも。



蟲師「露を吸う群」
一日の寿命を生きる一日ってのはどんな気持ちなんでしょう?たとえ傍からは害をなしているようにしか見えなくても、蟲が人間の営みの中で必要とされることはあるわけです。決して前向きではないけど蟲がくれた充実した生を選んだ少女と、その少女の選択を見守ってから、目の前に広がる自分の人生を歩んでいく少年。人間の幸せの尺度はそれぞれですよね。


Anime-TVで、長濱監督のインタビューが流れていましたが、原作の虜になって、原作を読んた時の感動をそのまま視聴者にも伝えたかった、という言葉に納得しました。コマの丸写しだけなら簡単だけど、この作品のようにリズムや空気まで余さず映像に持ってくるには、原作に対する深い理解と愛情、そして情熱がなければできませんから。そのために、原作の漆原友紀にもスタッフの一員であるかのように「一緒」に製作に携わってもらったのだそうです。
こんなに手をかけてもらえて、漆原さんも嬉しかったろうなぁ。



11月27日分。


金色のガッシュベル!!「誰がために戦う ウォンレイとアリシエ 苦悩の決断」
見てるときに滞在中の母がいろいろ疑問を投げかけてくるので困りました(その前に、いい年した親子で見てることに困るべきですね)。先週からやたらモモンが気になるようで、とにかくパンツ好きな奴なんだよ、と自分なりに簡潔にまとめてあげたら、「ああ、山本圭壱みたいなもんね」と彼女なりのまとめをもらいました。
なんでも芸人にたとえるのはやめてくれよかあさん。


今回も特に言うことなく、原作どおりの熱いドラマに満足しました。回想が少々長すぎですが、下手なオリジナル・バトルを入れられるよりも、引き伸ばしとしては納得できる範囲です。回想の中で一緒にご飯を食べてるウォンレイとウマゴンが可愛くて切なかった。



おねがいマイメロディ「幸せが見つかったらイイナ!」
早い話、バクはクロミと一緒に行動さえしなければ、この町の模範的な市民として平和で豊かな生活が送れているはずなんですよね。夢ヶ丘市の住民も、マリーランド住人の存在に疑問を感じること自体放棄したようですし。ところで、おでん屋のおっさんもタイガースファン?何気にトラキティ密度が高い町で、夢ヶ丘市のニューウェーブぶりがうかがえます。
これだけ律儀で心優しくけなげなバクが、優しくしてもらったのはクロミ様が初めて、というところに、マリーランドという土地の恐るべき実態が語られたような気がして、嫌な汗が流れました。もう少しバク・スペシャルになるかと思ったら、ごくせんスペシャルに移行してしまって残念。歌の「先生、トイレ!」というストレートな発言が好きです。
しかし来週は一体何が起こるんだろう?「もうすぐ世界が終わるとしたら」とかそんな重い話、気軽に振らないで下さい。



ぱにぽにだっしゅ!「種花一日の栄」
今回はネタ部分がメジャーというか、分かりやすいものが多かったような気がします(丘の上の王子様はアルバートさんじゃね?)。敷居の低いぱにぽにでした。個人的にはエゾフクロウのヒナのかわいらしさにきゅんっ。エゾフクロウだったら、メソウサを餌にしても許せるかなぁ、なんて・・・あははは。
ベッキーの「ダメダヨ♪」の可愛らしさがグッ!