無題。

11月23日分。


IGPX「好き好き大好き」
プロのくせにプライベートの関係を引きずるのもどうかと思うし、それにいちいち気を遣っている周りもマズいぞ。ファンティーヌだって、結局はタケシという「特別な相手」だったからいつもの必勝パターンを崩して攻撃に回ったわけで、みんな商売レースやってるとは思えないほど甘い。まあ、そんな事情もあって細かく描写してくれた分、今回は珍しくレース・シーンが面白かったけど。
マサさんはサトミの危機を救ったわけじゃなく、きっかけを作っただけ。それをやり遂げたのはオーナーの力、ということで、彼女のコンプレックス脱出と買収問題の結末を一気につけたわけです。リズとルカがなんだか仲よさそうになってるのが微笑ましい。そして、やっぱリバーは帰って来ました。スレッジママってのが意外ですが、あそこくらいしかパイロット入れ替えできそうなとこがないか。私はリバーを応援してますので、ぜひがんばっていただきたい。



11月24日分。


BLACK CAT「旅する猫」
暗い影を背負った少年がいきなり単なるバカになった。
というか、半年でこれは変わりすぎじゃないか?それとも、サヤの死のショックで別人格に支配されるようになったのだろうか?クロノスは、もうトレインだのイヴだのにかかわっている場合じゃないらしいから、トレインの能天気さにも拍車が掛かり、すっかりギャグ担当要員となったのでした。ウエイトレスのお姉さんも久々登場。彼女はレギュラーになりそうですね(行く先々のレストランにいそう)。これだけ一緒にいたのに、いまだにスヴェンはイヴの行動パターンを読めておらず、空回る情熱でボケを振りまきつつイヴを探し回っているさまに涙と微笑みを誘われました。トレインは一発で見つけたのにねぇ。
先週の丁寧な描写とはまるで別アニメのように大雑把な雰囲気になってきましたが、これはこれで楽しかったのでOK。



舞-乙HiME「運命の軛」
ミユがアリカの味方でミドリが敵か。前作と立場が総入れ替えに近い。ミコトといい、アリッサといい、ちいさい子たちはみんな動物化で、可愛いけど可哀想。オトメは名誉職のようにちやほやされてますが、実は代理戦争要員なんですね。戦争なんか起こんないよ、ってのはダチョウ倶楽部の前フリよりも分かりやすい、戦争になりますよって合図。暗い展開が待っていそうでイヤな空気です。
エルスティンたちが見ていた人口知能の専門書ってのに唐突な印象を受けました。ミユとかは、やっぱり今度も人間じゃないんだろうか?



ローゼンメイデン・トロイメント「天使」
暗い・・・。究極に後ろ向きそうなキャラ、メグの登場によって、水銀燈復活。水銀さんも、あまりカジュアルなお友達関係築くタイプじゃないので、電波を垂れ流すメグとの相乗効果でどん底の雰囲気。しかし、前回の敗北のショックを引きずっていた水銀燈は、真紅の言葉に救われ、文字どおり天使のように(メグが望んでいたものとは違うけど)メグに前向きな言葉すらかけるようになる。結構単純だなぁ水銀燈。いや、その姿が凄くキュートだったんですけどね。前作の水銀燈ってあんま好きじゃなかったんだけど、今回の復活ドラマでかなり好感を持ってしまいました。ずっと後悔を引きずっていた真紅も、水銀燈の姿を見たことで救われたようです。総じて暗い雰囲気だけど、実はそれぞれがちょっとだけ幸せになったエピソードでした。
薔薇水晶の背後にいたのは人形屋だったらしい。ということは、こいつが薔薇水晶ミーディアムでしょうか?てっきり水銀燈薔薇水晶がつるんでるのかと思ったけど、薔薇水晶は真紅と水銀燈、共通の敵になりそう。ふたりが共闘するような展開になるのでしょうか?
来週は今週の暗さを払拭してくれそうな予感。楽しみです。