無題。

金色のガッシュベル!!「恋愛カンフー 悲劇ウォンレイ 恋歌終章」
今回はウォンレイたちのお話です。元香港マフィアのお嬢様とは思えない質素な生活になじんでるリィエンさん。TVも買えないような生活で、ウォンレイが浮気をしたのではないかと邪推してます。今まで死線をさまよう中で見せた彼らの強い絆はどうなったんでしょう?リィエンさん、自分で謎の美少女とか名乗ってますし、ウォンレイはすっかり情けない状態になってるし。結局すべては、父の組織の後釜を狙う女が仕組んだことが分かって、誤解も解けて元の鞘に収まりました。冒頭のガッシュと清麿のお土産でラストのオチがついて一件落着。清麿がなぜリィエンの足のサイズを知ってたのかは気にしないことにしましょう。
ファウード編の展開に向けて、このふたりの絆をクローズアップしたということでしょうか。ウォンレイのパニック状態がなかなか楽しい、笑えるオリジナル・エピソードになっておりました。タイトルがちょっと気になりましたけど。



おねがいマイメロディ「時間がいっぱいあったらイイナ!」
時間が欲しい夢野家のパパの時間だけ早く流れるようにしたクロミさん。マイメロクロミのことを知らないのに、なんでパパは娘たちに助けを求めたんだろう?とにかく、なし崩しにマイメロ一家はお父さんに紹介され、あっという間に親密になってます。
ていうか、一家そろってUFOキャッチャーで遊ぶのはやめましょうよ、マイメロさん。どんどん大胆になっていってますね。今回のヒットはマイメロさんのおばあちゃん。失敗は「仕方ないわねぇ。忘れましょう」ですか。この後ろを振り返らない教育方針が、クロミさんの恨みを買うマイメロさんを形成したんですね。
そして次回はクロミさんのセクスィー・ショットが中心のお話になるようです(推定)。



7月28日分。


ぺとぺとさん「ミントもしくはラベンダー」
同級生からのカンパなんて、普通卑屈になりそうなもんだけど、ぺとこちゃんは不思議なくらいそういった感情とは無縁のようですね。彼女の場合、自分のアイデンティテイに関するコンプレックスが強すぎて、それ以外のことに関しては妙に無頓着という印象があります。前向きでしっかりしてる割には天然で、シンゴがほっとけないのも無理はない。



バジリスク「懐抱淡画」
今回は前口上なしの回想の回。甲賀、伊賀ともに、この戦いが始まる以前の穏やかな日常が描かれています。忍びとはいえ、戦いがなければみんなこうやって、穏やかにのどかに暮らしていたんですよね。念鬼と蝋斉なんて、バケモノじみた姿しか見てなかったもんなぁ(天膳だけはやっぱり天膳だったけど)。どのキャラも登場したときには既に戦いの渦中だったから、今はもういない人たちのこんな幸せそうな姿を見ると、胸が締めつけられます。朧が必死に和平の道を探そうとしていたのは、何よりも、こうやって自分に優しくしてくれた大切な人々が傷ついて欲しくないという想いがあったのでしょう。
弦之介が言っていたように、ひとりひとりが互いを知ることができたら、和睦の道は開けたかもしれない。けれども、互いを知るための道は戦うことでしかなかった。彼らが生き生きとしていればいるほど、その後の運命を思って切なくなりました。ここでこんなエピソードを挟んでくるなんて、ズルいよなぁ。



7月30日分。


ビューティフルジョースプロケットはメガネがお好き!の巻」
シルヴィアのメガネがホワイトフィルムの鍵かもしれないと考えたスプロケットは、突然スプロケットにアプローチし始めたチャールズを使って、何とかシルヴィアからメガネを奪おうとする。「愛のために」何度もジョーに無謀な戦いを挑むチャールズ。のん気にカードに興じながら、ずれた会話をチャールズと交わすグランブルースとハルク・ダビッドソン。そして、全力で空回るスプロケット。彼女がこんなに活躍したのって、初めてじゃないだろうか?久しぶりにスプロケットと3人組を上手く話に絡ませ楽しいエピソードになってる上、スプロケットのキャプテンブルーへの想い、チャールズの純愛でしんみりさせてます。チャールズの耳が寝ちゃってるのがかわいかったなぁ。ビアンキが旧ビアンキを思わせる役回りだったのもウレシイ。
来週はやっとレイチェルxアラストル登場のようです。