のんびりした週末でした。

mesmerizing2005-07-25

アニメイトガッシュフェアで、速攻今年のポストカード4種類とバルカンミラーをゲット(バルカン絵柄のカードはお買い上げ額が足りなくて諦める)。その後土用の土曜に合わせて鰻を食べに行くという、それなりに充実した土曜を送りました。幸いなことに地震の被害も物が落っこちたくらいだったし(そういや種は災害アニメとして不動の地位を確立したようですね)。
日曜はガッシュがなかったので不貞寝。



7月23日分。


ビューティフルジョー「生中継!ジョーVSジュニアの巻」
なんでこんなにカッコいいんだこいつら?
普通味方同士の戦いっていったら、洗脳されて仕方なくとか、もっと切羽詰ったものでしょうに。見ているみんなの期待に応えてこそのヒーロー。だからこそ、本気まじりの計算でエンタテイメントとしての戦いを演出して、最後にはヒーローとしてみんなを助け、お互いへの信頼も確かめ合ったジョーとジュニア。一筋縄ではいかない、しかも熱い展開をコンスタントに提供してくれるこの作品の姿勢には、ホント頭が下がります。シメでシルヴィアの怨嗟の声が響き、涼しくなったところで次回へ。
ところで、レイチェルXアラストル・コンビはどこ?



7月24日分。


おねがいマイメロディ「野菜が好きになったらイイナ!」
なんだその毒苺みたいな頭巾は?と冒頭からビビりましたが、おばあちゃん手作りの頭巾らしいです。そうやって見ると、血しぶきを大胆にアレンジしたような禍々しいデザインが夏にぴったりかもしれない。
そんなわけでマイメロさんの家族が現れました。そして、ここでクロミを超えるいじめられっこキャラが登場。その名もマイメロパパ。彼は絶対入り婿に違いない。まず、かくしゃくとした冒険家じいさんは、多分パパに「覇気がない」とか言うタイプだろう。マイメロの弟のリズムはじいさんっ子のようなんでじいさんに同調するだろうし、ばあさんは危うきに近寄らない「良妻賢母」タイプだろう。そして極めつけはマイメロママ。娘を助けようとする父親のやる気を、「あなたには無理よ」と一刀両断。パパひとりだけ家族から離されて泣き言を言えば、「がまんしなさい」とにべもないし(しかも誰も気にしないし)。娘は娘で、父のせっかくの手作りの野菜人形を、かわいくない、と情け容赦なく切り捨てる。マイメロさんきっと、いえ絶対ママ似ですね。
そんなこんなで、マイメロは家族総出で八百屋さんの心に入り込むことに成功し、地上支配に向けてまた新たな一歩を踏み出したわけです。キャスティングが無駄に豪華なマイメロ一家は、どうやら本格的に居座るらしいので、これからもパパの気の毒な様子が続々披露されるのでしょう。夢野家のパパもあんなんだし、日曜の朝から娘に付き合ってうっかりこの番組を見ることになってしまった世の父親たちの気持ちを考えると、少々胸が痛みます。
ちなみに、いじめられっこポジションを脅かされつつあるクロミさんの今回のトラウマは、ジーンズ改悪事件。これは、最新ファッションに疎い母親あたりがやりそうな、マイメロにしてはごく普通のボケ。どっちかというと、クロミさん一人芝居劇場の方が強烈でナイスでした(妄想の中で、柊サマは彼女を「ロミ」と呼ぶらしい)。



ぱにぽにだっしゅ!「晴天をほめるには日没を待て」
今回はあちこちカットバックがなくて、サービスいっぱい不条理感控えめな分、普通のギャグ作品に近づいた見やすい内容でした。その分、「変さ」も抑えられてしまってるなぁ、と思ってたら、最後は漂流教室オチときたもんだから気を抜けない。浴衣バージョンEDも含めて、なかなか各要素のバランスが取れた内容だったのではないかと思います。とりあえず、ベホイミちゃんが意味のないところで大活躍しすぎです。