OFFICE GLICO

うちの会社で根強い人気のオフィスグリコ。いわゆる富山の薬売りお菓子版です。
昨年導入されたときの、本当に役に立つのか?という人々の不安にもかかわらず、2日も経たないうちに中身は空になり、1ヶ月もしないうちにボックスが2つに増え、そして昨日、ボックスは3つに増えておりました。売り込みに来た営業に先見の明があったことは間違いない。
飲食店やコンビニから遠いうちの会社では、場合によってはこれが命綱になったりします。しかも、オフィスグリコ・オリジナル製品とかあったりして(なぜか亀田製菓製造の「カレーせん」とか)、レア感を煽ります。確かに割高かもしれないけど、本当に空腹のときには人間は決して数百円を惜しんだりしないものだということを、つくづく実感しました。
これから先どこまでボックスが増えていくのか、とても楽しみです。



6月2日分。


フタコイ オルタナティブフタコイ
ひとりで三ツ木のところへ戻る沙羅。彼女は結局、たったひとりで三人それぞれの行く先を決めてしまったのですね。そして、それをどうすることもできない、残された恋太郎と双樹。重い空気を吹き飛ばすように、彼らは「楽しく」を合言葉にハジけまくる。大丈夫だろうかこのふたり?これは明らかに、ヤケという状態では?なんてことやってたら、事務所も焼けました。すっかり焼け落ちてしまった三人の思い出の風景。かといって、思い出はなくなることはなく、過去への未練も後悔は尽きない。だからもう一度、一から始めよう。
恋太郎のこの、一から、には沙羅の存在も含まれているはず。このまま、沙羅をほっておくはずがない。
テンションの波がすさまじいエピソードでございました。いつものことながら丁寧な画面で、特に、雨に煙る町の描写が、雨靄の粒子まで感じさせるほどに細かく描き込まれていて、目が離せませんでした。



バジリスク「血煙無情」
もう少しのところだったのに陣五郎に逃げられたお胡夷は、逆に蓑念鬼に討たれる。予告を見てまさかとは思ってたけど、お胡夷をこんなに早く消すことはないんじゃないか?MOTTAINAI。傍にいる蛍火や蓑念鬼に気づかれないように平静さをよそおって、瀕死のお胡夷と手のひらの動きだけで会話する左衛門。モールス信号みたいなものでしょうか?無言で交わされるふたりのやりとりと、そこに重なる思い出が泣かせます。本当に、仲のよい兄妹だったんだろうなぁ。
朧の能力で図らずも正体がばれた左衛門ですが、お胡夷が命がけで突き止めた巻物は手に入れました。そして、左衛門と刑部から真相を知らされた弦之介は、撤退を決意する。降る雨は甲賀も伊賀も同じ。やまぬ雨などないはずだ。そんな弦之介の想いや朧の真摯な願いは、仲間を失って憎しみに捕らわれた今の両陣営に届くはずがない。
蓑念鬼の軽口に殺気をみなぎらせてる蛍火がかなりカワイらしかったです。怪しげな行動をとる左衛門に騙されてしまうほど、夜叉丸の存在が必要だったんでしょうね。夜叉丸を討たれた上たばかられていたと知った蛍火の怒りを想像すると空恐ろしい。左衛門、ピンチ。