ひさしぶりにあるあるを見ました。

シソ油買わなきゃ。
ワンピの新EDはスペシャル手抜きですね。


金色のガッシュベル!!「Q襲! Q極変形? わが名はコーラルQ」
今回も良かったです。作画も演出も丁寧だったし、何よりも、原作にない部分を補完して、キャラクターを掘り下げるエピソードを挿入した脚本に感心しました。ガッシュたちの前に現れる前のグラブとか、ロボットアニメに夢中になっているコーラルQとか、清麿を観察するコーラルQたちとか。
コーラルQと同じロボットアニメを見て興奮するガッシュとウマゴンにブチ切れる清麿。余裕しゃくしゃくのグラブに比べて、大人げないですねぇ。グラブが放った空とぶブリを夢中で追いかけるガッシュはまだ分かりますが、そのガッシュを追いかけ、人様のお宅(しかも、お約束の着替え中の女性の部屋)にまで上がりこむ清麿は、本当に天才なんでしょうか?ガッシュたちの前に現れたコーラルQは、歌って踊って変形する強敵です(キャラクターソング、続々増殖中)。一緒に踊るグラブさんも、実は結構ノリのいい人のようです。毎回新キャラに歌わせるのはどうかと思いますが、今回は、変形のたびにいちいち歌って清麿の緊張感を削ぐという恐るべき戦術だったので、意味があったような気がします(清麿寝てるし。緊張感なさすぎ)。清麿の緻密な(はずの)頭脳を混乱させる、コーラルQのでたらめな変形。天才清麿さんは、自分に理解できないことがあるとキレてしまうタチらしく、問答無用で攻撃という、ヒーローらしからぬひどいことやってしまいます。
そんな風に、清麿さんがいかにとんでもない奴かが明らかになった素敵な回でした。来週こそ清麿さんは名誉挽回できるのでしょうか。それとも、さらにヤケになってるのでしょうか。楽しみです。



おねがいマイメロディ「優勝できたらイイナ!」
今日は普通にさわやか青春モノになっておりました。黒くないマイメロなんてマイメロじゃない。
今回のクライマックスは、マイメロに「おねがい☆」されたチア人形が、サッカーを楽しませてあげるという主旨で、フィールドの人々をチアガール姿に変えてしまったところでしょう。野郎のチア姿なんか見たくないです。しかし、巻き込まれてチア姿にされた審判が、動じずに自分の仕事をまっとうしている姿には、プロ魂を感じました。冷静に観察して、「喜んでる人もいるよ・・・」とつぶやく歌さんが見事です。まあ確かに、一部の方々は、スカート姿になぜかウレシそうだったりします。そして、この光景を見て大喜びしてる琴の将来が大いに案じられました。



4月30日分。


英國戀物語エマ「晩餐会」
晩餐会のために、大事にしまっておいたネックレスを取り出し、鏡の前でそっと合わせるストウナー夫人が素敵です。しっかり作りこまれて存在感のあるヴィクトリアン・スタイルのジュエリーというのは、そういった小道具として実に効果的です。若い頃の彼女は、印象の強い黒のイヤリング(多分ジェット)をネックレスに合わせていますが、今は品の良い地味なイヤリング(多分パール)をつけている。この作品は、こういった細かいコスチューム部分でも楽しませてくれます。
彼女の古い友達、アルとの気のおけない関係がとっても微笑ましく、彼が思い出す若い頃のストウナー夫人も魅力的。彼女はたった二年しか結婚生活を味わうことができなかったんですね。若くして寡婦になり、それから夫の思い出とともに生きてきたストウナー夫人は、思い出の大事なネックレスをエマにプレゼントする。多分彼女はそうすることで、我が子のように思っているエマにも、自分のように(短かったとはいえ)幸せな恋が訪れることを望んでいるのでしょう。今のエマにとって、それが決して容易なことではないと知っているからこそ、なおさら。
急に、ストウナー夫人がどんな恋をしていたのか気になってしまうエマ。彼女の中で、ウィリアムへの想いが募っているのが分かりました。