最遊記

金曜日はAxelによる、「舞台版最遊記」というレアなものを観にいってきました。
あまり期待してなかったけど、1−9巻の内容を手際よく分かりやすくまとめながら原作のエッセンスも損なわず、場面転換や舞台空間の活かし方も適切で、結構笑えるハイテンション・コメディに仕立てて感心しました。
意外な拾い物だったわ。



3月3日分。


舞-HiME「くずれゆく・・・」
黒曜の君を倒せば、ヒメ同士の戦いを逃れることができるかもしれない。なるほど、そこが逃げ道か。そりゃもう、さくさくやっちゃってください、と言いたいとこだけど、黎人さんはすっかりまっくろくろすけのプリンスになっちゃって、命ばかりでなく二三まで下僕化してハーレム状態です。道化の凪も侍らせて、プリンス側は、とっても楽しそー。
生徒会長の性癖については、ちょっとコメントを避けるとして、この生徒会長は、まだまだ本性を現してないような気がする。



3月5日分。


ウルトラマンネクサス「安息-キュア-」
MPに追われていた根来を助けたのは、UFO研究会の人たちでした。しかも、阿呆のオタク集団に見えて、それは単なるカモフラージュのようです。彼らがこの状況に風穴を開けてくれることになるのか?そろそろ一般人にも真実を知らせないと、今回のような犠牲者がどんどん増えるだけなのになぁ。
知らないところで姫矢を実験台に使った管理官に反発しながらも、素直に命令に従う一輝。彼やTLTメンバーたちも、もういい加減MPだのTLTだのの思惑を無視して、本能のままに行動して欲しいところです。



VIEWTIFUL JOE「シルヴィア大脱走!?の巻」
大脱走といっても、雑魚兵とお掃除中に洗剤を探してジャドー基地をうろつきまわったってだけの話です。別に脱走しようという気なんかありません。一方、雑魚兵たちも、掃除に夢中でシルヴィアを見失ってしまったことに気づく。双方とも緊張感なくなってるなー。
シルヴィアが迷い込んだ先で見たのは、幼い頃の思い出の映像。黒幕はやはりシルヴィアの父なのか?ジョーとシルヴィアは幼馴染だったんですね。てことは、ジョーもシルヴィア父を知ってるってことでしょう。そして、スプロケットも何か隠しているようです。
で、やっぱり一番活躍したのは雑魚兵たちです。懸命にシルヴィアを励ます雑魚兵がけなげすぎ。泣かせます。彼らは本当に癒し系キャラだなぁ。



ケロロ軍曹ケロロ小隊 春のうららの大作戦であります」「冬樹 ダメダメハザード救出作戦であります」
ママのスペルシャルホールドは、気持ちのゆるみまくってる季節には必須の必殺技ですね。
ゆるみまくりと言われてショックを受けた軍曹は、ふぬけエネルギーを蓄積して世界中をゆるませるという、恐ろしい案を思いつきます。目の付け所はいいんだけど、周りをゆるませて相対的に勤勉になろうとする姿勢が後ろ向きです。しかも、ゆるみエネルギーが漏れ出して、小隊のみなさんを含め、世間がそろってやる気なしになってます。Bパートのナレーションもタイトルコールもやる気ねー。唯一影響を逃れた冬樹とドロロが大活躍で、見事にみなさんを救出しました。
ラストはエヴァ・パロの畳み掛けですね(自分、あまり詳しくはないのですが)。時が見えちゃったりもしましたね。しかし一番笑えたのは、クルルの「エースをねらえ!」。あそこへの持っていき方は上手かった。



グレネーダー 〜ほほえみの閃士〜「風花、舞うとき・・・」
そっか、風船ってそういう使い方があったのかー。
なわけあるか。
琉朱菜ちゃんの風船がバニーじゃないところが、いい感じでハズしてますね。着ぐるみ状態で戦う姿はかなり新しい。風船破裂後の露出も、適度なキュートさに収めています。
琉朱菜が慕う天子とやっちゃんが慕っていた開山導士が手を組み、力だけで乱世を鎮めようとしていた。信じていた者に裏切られ、同じような状況に立たされたふたり。それぞれどんな答えを出すのだろうか?



3月6日分。


金色のガッシュベル!!異世界の覇者!復讐に牙むくマエストロ」
エストロはつまり、あんまいい扱いをしてくれなかった魔界憎しで、魔界に攻め込もうということらしい。小さいなぁ。何ではざまに落とされたんだろう?
ナゾナゾ博士たちは、遺跡でいろいろ試みているようです。サンビームさん、ボインに気を取られすぎ。ナゾナゾ博士もボインにつられすぎ。
一方、マエストロと戦うガッシュたち。清麿、バオウ使った後で体力がないとか言いつつ、ザケルガ連発してませんか?とっても元気じゃありませんか?そして、いいところでシェリー登場。なるほど、シェリーは予備の電池みたいなものだったわけですね。しかも、シェリーが加わっただけでブラゴの動きも違います。やっぱ役に立つわシェリー。デモルトとの戦いのときにレイラたちが指摘していた、これが人間と魔物の力の相乗効果なんですね。でも、いちいち本をめくらないと呪文を唱えられないシェリーさんもまだまだですね。呪文はちゃんと覚えときましょう。
目的のために手を結ぶことにしたガッシュ組とブラゴ組。ガッシュがひたすらエラそうなのが違和感なんだよなぁ。
ところで、マエストロが言ってた、魔界への扉は「完全に」開き「つつ」あるって、具体的にどんな状態なんでしょう?



レジェンズ〜甦る竜王伝説〜レジェンズウォーがうぉううぉううぉううぉう 」
レジェンズ・キングダムに飛ばされたシュウたちと4大レジェンズ。なんとかレジェンズ・ウォーを回避しようとするが、シロンはすっかりレジェンズ・ウォーに取りつかれている。そして、他の4大レジェンズたちも、次々に昔の自分に取り込まれる。そんなとき、ちいさなレジェンズたちが謎の言葉でシュウを導いたのだった。てか、彼らの台詞に何か意味があるんですか?「フルチン」とかなんかのキーワードになるんですか?納得してるシュウもおかしいです(言った本人が驚いてるくらいだし)。しかし、結果的にはシュウは正しい道を選んだらしく、シロンにちっさいシロンが合体して、シロンはやっと正気を取り戻す。メグたちの期待を背負った彼らは、レジェンズ・ウォーを止めることができるのか?



『星メグル地ノ訪問者タチ』(神坂一富士見ファンタジア文庫
きっぱりハッピーエンドです。最後がほのぼのだったんで、それだけでいいかな?と思うことにしました。
帯で「感動のクライマックス!」と謳ってたわりには、かなり気が抜けた終わり方でしたけど。神々の論理や理由なんかに納得できないものもあるし、神を創り出した経緯とか、無人の街とか、想像で補うしかない、描かれていない部分が多すぎでした。一番納得がいかなかったのは、ブルジオラスの絶望はそんなに簡単に折り合いをつけられるものなのか?という部分ですね。かなりひどい話だと思うんですけどね、ディーヴァたちにとってみれば。
あとがき作家って大変だよなぁ。