2004年を振り返ってみる

年末年始は忙しすぎて頭の中が湧いてましたが、ようやく落ち着きました。
というわけで、各サイトさんで見かける、2004年を振り返ってのアニメ総評というものを、さらっとやってみようなどと思い立ちました。
2004年のアニメ番組で、私にとって印象深かった作品と言えば以下になります(終了番組のみ/例によって最遊記は別格)。


カレイドスター
●魁!!クロマティ高校
●A15&R15
神魂合体ゴーダンナー!!
ギャラクシーエンジェル
●MADLAX
リングにかけろ


カレイドスターは一貫した完成度の高さ、ゴーダンナーはラストでの伏線の回収具合の見事さによる評価です。クロ高ギャラクシーエンジェルは、2004年のギャグ作品における私の中のツートップ。本来ならデ・ジ・キャラットにょも入れたいところなのですが、残念ながら2004年に入ってからの展開がイマイチだったので選外。A15&R15は企画勝ち。MADLAXは、月詠を見てるとCMが入るせいもあって、最近妙に恋しくてたまらない。リンかけは、自分が好きな原作のテイストを十二分に活かしてくれたので。
ここに挙げなかったものであっても楽しませてくれた作品が一杯で、充実した1年でした。
でも正直なところ、そろそろアニメ番組の本数を減らして欲しいところです(チェックすらできないものがありすぎて・・・)。



2004年12月25日分。


マーメイドメロディぴちぴちピッチ・ピュア「夢のその先へ」【最終回】
毎回見ていたわけではないので総合的な評価はできませんが、この締めくくり方は素敵。長く続いた作品として、オールキャストによるバラエティ仕立てのラストというのは、最高の視聴者サービスですね。この作品らしい、微笑ましい幕の降ろし方でした。



ケロロ軍曹ケロロ クリスマス大作戦であります」「ケロロ 仕事納めの大掃除であります」
軍曹の思いつきによるクリスマスを利用した侵略作戦ですが、ドロロとタママは早々に脱落。続いて、クリスマスは恋人たちのイベント、と夏美の口から聞いて、思い切り浮き足立った伍長も脱落。ママにパーティーに誘われたクルルもパス。ってか、なんかクルルさん、いつの間にかママに懐いてません?ママの提案に「く?」と反応するクルルがちょこっとかわいい。結局、サンタからガンプラをもらおうとした軍曹は、良い子になるためにサンタのバイトで大奮闘。そんな軍曹を、サンタさんはちゃんと見ていてくれました。という、お子様の夢を壊さない展開でございました。
小五郎サンタが季節にそぐわない暑苦しさでした。
Bパートは、年末大掃除。いい加減なペコポン人たちに、お掃除のコツを伝授していく軍曹に、彼がペコポンに降り立ってからの日向家での苦労具合がしのばれるという、一年の締めくくりにふさわしい一本となっておりました。



機動戦士ガンダムSEED DESTINY「血に染まる海」
キラは順調に電波受信中。議長のアスラン囲い込み作戦もつつがなく進行中。シンは種割れしてましたが、今さら感があるのはなぜだろう?まさかこれだけで、今までの扱いの無残さをチャラにできるとか思ってないでしょうね?
「海に落ちるなよ、落ちても拾ってはやれない」「いじわるね」というレイとルナマリアのやりとりがかわいらしかった。



φなる・あぷろーち「大争奪!!愛と栄光のウェディング」【最終回】
前回のラストが見事だったので、今回はサービス・パートという感じでした。涼の愛と苦難の日々は続く、というオチのなさが、この作品らしい。アップダウンはありましたが、ギャグ部分のハジけっぷりで、なかなか楽しませてくれた作品でした。