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12月14日分。


遥かなる時空の中で「呪われた神子」
永泉はあかねにベタぼれのめろめろ。子天狗もあかねに懐いてるし、これが逆ハーというものなんですね。寝ていっていいよ、と言われて素直にあかねの膝枕で寝る詩紋が侮れない。一方、自分のことをきれいさっぱり忘れて知らない男についていってる妹にショックを受けた天真お兄ちゃんも、詩紋に負けじとあかねに抱きついてます。でもあかねさんは、アクラムが好きなんだよね。
天真の妹、蘭はあかね同様アクラムに呼ばれたらしく、あかねよりももっとあからさまにアクラムに夢中のご様子。嫉妬に燃えた蘭にあかねが呪詛をかけられさあ大変ですが、泰明が自身満々で私が守ると言い切っちゃいました。奴がそう言うなら大丈夫だろう。エラそうだし。



tactics「風ノ言霊後編」
前回ラストの危ない展開は、未遂のままで終わりました(アタリマエ)。
結局、すべては妹を救おうとした舞の犯行だったわけですが、それも全くの徒労に終わり、雅は精一杯生きて、幸せそうに死んでいくのです。一方、雅が死んでご神託を下す役割が舞に移ると、村人たちは手のひらを返したように舞を崇めはじめる。ラストの舞の冷笑と蝶が蟷螂に喰われるシーンを見ると、最初から舞が雅の座を奪おうとしていたようにも思われますが、そうなると殺人までした意味がないのでそれはなかろう。生き残った者勝ち、という暗喩なのかなあ。殺人を犯しながら、妹の命を救うこともできなかった自分。なのに、そんな自分を押し頂く村人たちがいる。自分が必死になって守ろうとした「生」というものは、生きるということはその程度のものなのだ。あの笑みは、全てが茶番にしか見えなくなった舞の自嘲の笑みなのかもしれない。勘太郎への復讐だの何だのはもうどうでもいい。こうなったら、流れに乗って楽しんでやろうじゃないか、と。そう考えると、勘太郎が意図する方向とは違うけど、少なくとも、舞は雅がいなくても生きていくことはできるようになります。この場合、ただ生きていく、という救いようのない未来になるけど、どうせ救いがないなら、そこまでやっちゃえ。
とにかく暗かった・・・。これほどスギノ夫妻を渇望したことはなかった。と思えば一方で、雅が死にそうなときに、「グリーティングカード配信中♪」ってテロップは何ごとですかおい?そこ笑いを挿入するところじゃないから。



巌窟王「婚約、破談」
ヴァランティーヌを連れて逃げるマクシミリアン一行。CG大爆発でした。
エドモンの手紙をめぐって争うアルベールの両親。それを目撃してしまうアルベール。アルベールの一家にも、亀裂が見え始めました。ヴィルフォール家は、完全に伯爵の思惑通りに壊滅状態。娘は駆け落ちし、エロイーズは犯行が発覚した挙句、ヴィルフォールに病院送りを宣言され精神崩壊。残された子供に何ができるわけでもないので、後は御大ヴィルフォールを残すだけ。次はダングラールということで、カヴァルカンティを使って、ユージェニーとアルベールの婚約破棄からスタートです。伯爵の計画のせいなんだけど、結局、どの家庭もいずれは来るはずだった破滅の時期が早まっただけのような気がします。
かわいそうなのは、アルベールのことを心配してやってるのにフラれてしまったフランツですね。基本的にキャラクターに全く感情移入できない話だけど、彼だけは救ってあげて欲しいな。