タイトル考えつかない。

11月16日分。


遥かなる時空の中で「ぬえの哭く夜」
頼久が少年時代に心を通わせた唯一の友達、ぬえがあかねを襲う。ぬえは、鬼に操られ生きるよりは、自分が望む形で死ぬために、あえて頼久がぬえを倒さざるを得ない状況を作ったのだった。頼久の成長を兄のように見守っていたぬえは、小さな少年が立派に成長し、強くなった姿を見て、満足して頼久の刃にかかる。
頼久とぬえの仲を知ってぬえを使ったアクラムのやり方が卑劣極まりない。定番のエピソードですが、私はこの手の話には無条件降伏です。
だから、せっかくいい話なんだからキャラソンはやめろと口を酸っぱくして言ってんのに、どの番組も聞きやしない。



tactics「蠱惑の呼び声」
久々にかわいい妖怪たちが登場して、写真相手に、匂い嗅がせてーとか、輪郭なぞりたいーとか、なかなかマニアックなリクエストをしてるのがイイ感じでしたが、それはおいといて、今回のテーマは、「むーちゃん、その優雅なる日常」、あるいは「春華、がんばれ」。
春華の顔に向かって落っこちてくるむーちゃん。いつものごとくキュートでキャッチーな登場の仕方に胸が高鳴ります。むーちゃんにぶっ飛ばされて落ち込んでいる春華、がんばれ。ガマとにらみ合って汗だらだらのむーちゃん。狙いすぎと分かってはいても、TVの前で身悶えするほどプライスレスな光景でした。山伏のコスプレまでさせられた挙句罵られる春華、がんばれ。旦那様の腕の中で、安心しきってよだれたらしながら眠るむーちゃん。ソーゼツに可愛らしくて、もうどうしてくれよう?家出しても結局勘太郎から離れられずに、屋根の上でブルーになってる春華、がんばれ・・・・・・
やっぱ、むーちゃん最強!ハートはもうクレージービート!!むーちゃんストラップが欲しいがためにブレイドMASAMUNEを買ったなんて誰にも言えない!!
勘太郎に振り回される春華が気の毒すぎです。天狗、人が良すぎ。最後のセリフに騙されちゃいかん。
そして、気の毒さ比べなら最強のヨーコちゃん。勘ちゃんの代わりに一生懸命文献読んで、ちゃんとそれが事件解決に役に立ってるのに、ヨーコちゃんの涙ながらの愚痴には勘太郎も春華も(そして、むーちゃんも)耳を塞いでやりすごす薄情さです。来週はそのヨーコちゃん大活躍ということで、日ごろの苦労が報われることを切に祈ってます(てか、むーちゃん、ヨーコちゃん食ったらあかん)。
春華ちゃんも、ヨーコちゃんも、スギノ夫妻もぷりてぃなのに、肝心の勘太郎の言動がブラックすぎてコワイです。



巌窟王「秘蜜の花園」
マクシミリアンはまともな軍人さんかと思ったら、すごく思い込みで突っ走る人でした。一方、恋のキューピッド気分なのが相変わらず能天気なアルベールですが、少なくともヴァランティーヌの心中を慮ってあげられた分、マクシミリアンより好感が持てました。アルベールって、単に考えなしなお子様ってだけで、イイ男になる素質はあるんですよね。多分、伯爵の復讐劇に巻き込まれることで、どんどん磨かれていくことになるのでしょう。
伯爵の次なるターゲットは、ヴァランティーヌの母親でヴィルフォール判事夫人、エロイーズ。挿入された短いエピソードからも、判事が伯爵の復讐のターゲットとしてふさわしい暴君らしいことが分かります。エロイーズをまんまと誘惑した伯爵は、夫人に毒物を渡すことで、新たな火種を蒔いていく。
と、今回も手に汗握る展開だったわけですが、AnimeTVで前田監督がばらしてた、リハで伯爵がエロイーズに「ケロロ・・・」と呼びかけたシーンはここら辺なのかと思うとどうしても意識がそっちにいっちゃって、笑いをこらえて見てしまったのが私の敗因。