アラファト議長死去

私のような年寄りでさえ、物心ついた時からパレスチナアラファトというイメージでした。彼の功罪はともかく、やっぱりひとつの時代を作った人だったんだよなあ。これから先が怖いなぁ。



11月11日分。


マイネリーベ「醜聞」
もう、大変ですよこれ。さすが面出明美、容赦がない。笑って笑って30分。


今回は、オルフェとエドの幼い頃の思い出から始まります。ふたりのお家は隣同士だったんですね。隣っつってもお貴族様だから、味噌汁が冷めきっちゃうような距離なんでしょけど。庶子ゆえに子爵家で疎まれ妹とも引き離されたエドに対して、小さな頃からごく普通に接してくれたオルフェ。エドにとって、オルフェの存在がどれほど救いになっていたのかが分かります。そんな思い出に浸りながらピアノを弾くエド。全然鍵盤見ないで陶酔状態で弾いてます。ガングロのルックスに騙されそうだが、おまいも立派なマイネ・キャラだな、エド。そんなエドさんは、オルフェと一緒に買い物に出かけた先で、借金取りに追われている娘さんを助けることになる。偶然その場でお茶をしていたアイザックも助太刀に入ります。この人、先週からお茶し続けっぱなしですが、メインキャラとしてやってく気はあるんでしょうか?助けた少女、エレーネに生き別れの妹の面影を見たエドは、つい心惹かれて早速デート。ルーイ様は、そんなエドを評して厳しい言葉を吐きますが、実はルーイ様はエドのことを心配してるのです(カミユさん談)。愚民にはさっぱり分かりませんが、カミユ先生に言わせると、ルーイ様は「本当はとても優しい」んだそうです。かわいい理解者がいてうらやましい限りですな、ルーイ様(このっこのっ)。
深夜、エドはエレーネに呼び出されて寮を抜け出すが、それは、エドを憎悪する継母の子爵夫人が眼鏡教師と組んで仕掛けた罠だった。エレーネが眼鏡の手先である借金取りとつるんでるところを、またまた「偶然」目撃するアイザック。もう市原悦子並み。エドの不在に気づいて追うオルフェ。寮規則に反するこの行動を見逃すナオジ。アイザックエドの行先を聞いたオルフェは、エレーネを盾に迫る借金取りたちに囲まれたエドを助け、開口一番、「私を置いていくやつがあるか」・・・・・・あえてツッコみません。お幸せに。
その頃、眼鏡教師はうきうき気分で寮生の点呼を提案します。エドを二重に窮地に追い込もうという魂胆。念には念を、ということなのでしょうが、寮生点呼で落とし込みとは、古典的な上にセコいやり口ですね先生。しかし、そんな浅知恵をルーイ様が一喝する!
「寮はいわば小さなひとつの国家。それを不確かな情報によって無作法に(略)私は全力をもってそれを阻止する!!」
落ち着いてくださいルーイ様。国家とか言っちゃってるけど、たかだかムサい男子寮の寮生チェックですよ?それを阻止するのに、誇りと名誉なんて賭けてどうすんですか?誰も喜びませんよ?賭けるなら学食の食券とかにしなさいよ。したら盛り上がるから。
しかしどうやら、眼鏡はルーイ様のノリに恐れをなして撤退したらしく、翌日、お取り巻きのおぼっちゃまたちは口々にルーイ様礼賛。ああ、あそこに混ざって、意味なくシシカバブーとか叫んでルーイ様にシカトされてみたい・・・
暗躍する眼鏡の意図は何なのか?エドは妹を見つけることが出来るのか?オルフェの理想(誰もが笑顔で暮らせる国を作ること)は達成されるのか!?無理だ。だが、主人公らしい無謀な理想がいい感じだぞ、オルフェ!!


エドの妹話は、漫画版、アニメ版、併せてネタバラシになっちゃうような気がします。キャストがみなさんこぞって、ものすごく間をとった台詞回しなんですけど、これは「優雅さ」を演出するために統一してるんでしょうかね?



舞-HiME-「迷子の仔猫たち」
とにかくキャラクターの数がすごすぎます。今回だけで総勢20人近く出てましたよ。今さらだけど、これだけの人数の人間関係を描くのって大変そう。後半の飲み屋街(?)というロケーションに10人の人間をぶち込んで、巧く動かしていただけでも感心しました。
今回は新しいタイプのヒメ登場。奈緒は、ヒメの力を自分の欲望を満たすために使って何が悪い?というコ。先週登場の正義の味方碧さんとはまさに正反対のタイプ。しかも、純粋な命がそそのかされて片棒担ぎそうになって大ピンチになったりします。いまだにヒメという役目に疑問を覚え、乗り気ではない舞衣の前に、また新たな選択肢が提示されたわけです。
命は忍者の里出身(多分)で、生き別れの兄を探しているらしい。最後に命を助けた黎人が兄の姿とダブって見えたりしてます。この黎人もクセモノだよなあ。究極によく分からん存在の凪とかいるし、普通の男は稀少種という状態で、祐一の好感度がうなぎ上り。とか言ってたら、普通じゃなかった、というオチが来そうですが。
碧のゲロがとても美しゅうございました。やはりヒメのゲロはどっか違う。