投げっぱなし万歳。

相方に見せてもらった今月号のアニメージュに、ギャラクシーエンジェルを終えてのプロデューサー、脚本家、演出家の対談が載ってましたが、その投げやりっぷりが見事すぎて必見です。正直笑えます。曰く、
「どんなアイディアを出しても、誰かが許してくれそう
という雰囲気だったらしいです。うん。それはもう、視聴者にビンビン伝わってきましたよ。



10月11日分。


月詠「ご主人様とお呼びなさい(はぁと)」
耕平に噛み付いたことですっかり彼を意のままにしたつもりで、ハイソなご主人様モードに入った葉月。ところが葉月の予想に反して、耕平の体質もキャラもヴァンパイア・ゴシック・ロマンスにお付き合いする気はさらさらないらしく、噛み付き前と変わらぬ態度で葉月を単なるガキとして扱ってます。これには葉月さん、プンプンにふくれるわ、「うりうりうり」と耕平の頬をぐりぐりするわ、しまいには半泣きモード。か、カワイすぎる・・・・・・。
とにかく、お城を支配する化け物執事の呪縛から逃げ出すには「シモベ」である耕平の手助けが必要だし、耕平も葉月といれば執事からの攻撃を逃れられるので、いつのまにかふたりは運命共同体。自分の言うことを聞くしか耕平に選ぶ道はないと決まったときの葉月さん、「だっこぉ♪」と耕平に向かって手を差し伸べおねだりする姿が凶悪です。可愛いけりゃいいってもんじゃないんだぞこるあ、と思わずコブシを握りたくなるくらいプリティです。どうしてくれよう。
迫りくる執事の攻撃を避けながら、崩れ落ちる屋敷の中を執事の弱点目掛けて走る耕平。この間のリンかけに続き、またもやクール初っ端から、すわ最終回かっ!?というくらいにクライマックスな盛り上がり。最後はロン毛先生がとどめをさして、無事執事退散(ロン毛先生、意外と強くてちょっとホレそうになったぞ!)。しかし、葉月の姿は、耕平の前から消えていった・・・
ED後、やっと耕平が我が家に帰りつくと、じさま方とちゃっかりアットホームにちゃぶ台囲んでいるのは、「おにいさま(はぁと)」の葉月ちゃん。というわけで、めでたしめでたし(除く耕平)。予告はやはりナゾナゾシリーズのようです。
葉月の百面相のさじ加減が上手いなぁ。やりすぎるとヒいちゃうところだけど、シリアスな表情も織り交ぜて、可愛らしさが最大限に生かされる使い方をしてる。
ちなみに、今回一番イカしてたセリフは、執事の「血反吐の海で悶え死ね!ウジ虫!」でした。執事さんも化け物具合がナイス・キャラだったなあ。
さて、いよいよ日本を舞台にしてどんなドラマが展開されるのか。最後に出てきたじーさんも食わせ者っぽいし、先はまったく見えないけれど、ますます目が離せません。今のところ、私の今期イチオシ独走状態。