アニメの新番組もほとんど一巡したわけですが、

今のところレギュラーで見ようと思ったのは、月詠、遥かなる〜、tactics巌窟王リンかけ舞-HiME、SEEDD。
時間があったら見ようと思ったのは、ビューティフルジョー、神無月〜、Φなる〜、ムスメット
一話は見たけど諸々の事情で切ったのは、サムライガンBLEACHBECK
保留中は、なのはとローゼンメイデン
ここまで判断するだけでくたびれ果てました。



10月10日分。


金色のガッシュベル!!シェリー気高き輪舞・炸裂バベルガ・グラビドン」
ピンチに陥ったガッシュたちの前に現れたブラゴとシェリー。そのカッコよさとは対照的に、ガッシュさんたちは大慌て。清麿を心配して駆けてきたガッシュが清麿のドタマにヒットしたりと、小技が効いた脚本です。前半はなんといっても、ブラゴとシェリーの畳み掛けるような攻撃を息もつかせず見せた演出が素晴らしい。レイスとギガノ・レイスを続けざまに放ち、アイアン・グラビレイ、とどめのバベルガ・グラビドンまでの凄まじさ。そして、ゆったりと微笑み、優雅にゾフィスに挨拶をするシェリーの美しさ。原作の迫力を損なうことなく再現してくれて、思わずシェリーお嬢様の足元に跪きたい気分になりました。


Bパートは、ガッシュと清麿がゾフィスへの怒りのままシェリーたちと対立するのが原作とは違う展開ですね。サンビームに諭されるくらい頭に血が上ってしまっているふたりに違和感を覚えますが、原作と違ってゾフィスと何度も顔を合わせてその非道さを目の当たりにしている分、ガッシュたちがここであっさりブラゴたちにゾフィスとの対決を譲るのもおかしいかもしれません。ただ私としては、どうせ時間を使うなら、その後の入り口を探す場面の方をオリジナル展開でいろいろ見せて欲しかったような気がします。
いよいよ月の石に近づいた彼らの前に現れたのは、パティとピョンコ。ピョンコとそのパートナーの面白展開で盛り上がったところで、キャンチョメ組とナゾナゾ博士が加勢に登場。キッドはもういないけど、心強い仲間を得たガッシュたち。しかし、彼らの前に立ちふさがったのはレイラだった・・・ということで次回へと続くんですが、予告を見た限りでは作画にちょっと不安が。



レジェンズ〜甦る竜王伝説〜「ついにここまでやって来た」
今回は、ハルカ先生がシロンと完全に決裂するまでと、メグがビッグフットを受け入れるまでのお話。
憧れだけで追ってきたものの現実の姿を突然突きつけられて、自分の望んでいたものではなかったと悟った途端、それが裏切りのように思えて憎しみに変わるというのはよくあることですね。いわゆる、ファンからアンチになるという現象でしょうか?こういうのって、特に女性の方が多いような気がします。なんでか知らないけど。というわけで、ハルカ先生はどうやらランシーンの側につく模様。
一方、メグは初めてビッグフットをカンバック。彼女のレジェンズに対する恐れは完全に消えたわけではないでしょうけど、同じような立場に立たされたシュウやマックが傍にいてくれるから、きっと乗り越えられるはず。
シュウ・パパとディーノ・パパが、出来る限り子供たちに協力しようとする姿も気持がよかったですね(その分、ハルカ先生の狭量さが余計印象付けられてしまったわけですが)。



10月9日分。


ウルトラマンネクサス「異性獣-spacebeast-」
ここは女性が強い職場なんですね。主人公が女の子にいじめまくられてます。しかし、彼も「ガンバルクイナくん」というセンス抜群のオリジナル・マスコットをお守りにくれるような恋人を持っている人なんで、あまり気にしないのかもしれません。
前回同様、ウルトラマンの登場の仕方が、BGMと演出で神秘的なイメージになっているのが新鮮です。学習する怪獣というのも手ごわそうだし、CICの男の子の非情なキャラも面白くて、この先が楽しみです。



ケロロ軍曹ケロロ雪合戦サバイバルであります」「クルルクックックッのクッであります」
ペコポンが自然災害に弱いというのは、なかなかうまいところを突いてきてるんですが、肝心の軍曹が寒さに弱くてギブアップでは意味がない。毎回、狙いどころはいいんですけどねえ。そんなこんなでペコポン侵略計画がいつの間にか雪合戦で遊ぼうという展開になり、それぞれの思惑が交錯する人間ドラマへと雪崩れ込みます。トラウマ復活のドロロさんが気の毒なのと、伍長対ポールが場違いに真剣な戦闘をして浮きまくってた以外は、みなさんそれなりに楽しそうで、季節先取りのたわいないお話でした。もちろん、カッコよかったですよ、伍長は(目的を見失ってるところがおバカすぎだけど)。


クルル曹長に下手にかかわるとロクなことになりません。ナレーションさんにまで危険が及んでます。というわけで、クルルに被害を受けたみなさんがなんとかしようとしますが、結局、彼に勝てるのはピュアなモア嬢だけでした、というお話。話自体は単純ですが、クルルに次々玉砕していくみなさんのフラストレーションのたまり具合、陳情を受けた軍曹のいい加減なお役所仕事、そして、戦わずしてモアさんに負けてるクルルさんの完敗ぶりなど、久しぶりにヒットの積み重ねで笑わせてくれました。



機動戦士ガンダムSEED DESTINY「怒れる瞳」
来ちゃいましたねえ、画面縮小。楽しみにしていた人には本当にお気の毒。
とうとう始まったSEED続編は、あえて前作をなぞるようなOP演出になってます。「これ、前の使いまわし?違うの?みんな同じ顔なんでよく分からない」とウチの相方が申しておりました。まあ、そう言われても仕方ないですよねえ・・・。ディアッカ・ザ・グレートとかまで出てくるとは思わなかった。
というわけで結論から言うと、可もなく不可もなく。あまり過去の作品との比較はしたくないのですが、これの場合、初見の人間への説明をすっ飛ばしてるような完全な続編なので前作と比較しないわけにもいかない。前作SEEDはシリーズ構成や終わり方はどうあれ、一話に限っていえば、キャッチーな場面を随所に盛り込んだ見せ方が上手かったし、話にも引き込まれたけど、今回はあまり目玉となるような場面がありませんね。見知ったキャラクターが出張ってるんで、新鮮さがないせいなのかもしれないけど。前回は一応、キラとアスランの物語であることが初回から分かりやすく見せられたけど、今回は脇であるはずのアスランカガリが目立ちすぎで、話の焦点がぶれてしまっている。主人公のシンの印象が薄すぎるんですけど、それでいいんだろうか?
アクション場面の上手さは当然だと思ってますので、後は使いまわしが増えないことを祈ってます。
とりあえず、前回中途半端に処理されたフラガさんちの事情にきちんと決着をつけてくれることだけを期待してます。ついでに、前回のアズラエルみたいな、つい真似したくなるセリフをしゃべってくれるキャラがひとりいてくれれば楽しくなるんだけど。



Φなるアプローチ「大爆誕!!愛と喝采の転校生」
前回ほどの非常識さがなかったのが残念。しかし、一服盛っちゃったんでぇす、ごめんなさぁい、えへっ☆で済ます西守歌はとってもキュート。もしかして、毎回ラストで涼の意識が薄れていくような展開になるんだろうか?



10月7日分。


魔法少女リリカルなのは「それは不思議な出会いなの?」
とっても平和で仲の良い家庭に育ったなのはちゃんが主役で、そんなにヤヴァイ雰囲気のものではないんですね。手堅いつくりで、キー局の普通の時間帯でやっててもさほどおかしくはないような内容でした。変身シーンはそれほどカワイくも独創的でもないので、個人的に減点対象。作画はとってもきれいでした。
これも、見続けるかの判断は保留。困ったもんだ。