おとこー!

なんだかんだいってこの半年、女の子キャラにカワイイと言いつづけて過ごしてきたような気がします。
私がかっこええ〜と叫んだキャラを振り返ってみるに、1.文七@天上天下、2.ギロロ伍長ケロロ軍曹、3.シロン@レジェンズ、4.フォルテ@ギャラクシーエンジェル・・・
心理テストの選択肢じゃないんだから。
というわけで、かわいい女の子キャラもいいけど、男キャラが豊富そうな次シーズンこそは、くうぅぅぅぅっ!!カッコイイいぃっ!!(バンバン)とちゃぶ台を叩きたくなるような「人間」の「男」キャラ満載であることを期待してます。



金色のガッシュベル!!「打ち砕け!封印千年屈辱の記憶」
屈辱の記憶といっても、石版となったパムーンでいかに清麿が実験を繰り広げたのかを詳細に振り返る話ではありません。パムーンの過去。人間に同情したことでゴーレンの策略にはまった千年前。ゴーレンはこんな卑怯なやり方で、たくさんの魔物を石にしたんですね。そして、パムーンがゾフィスに従うようになった恐怖体験も語られます。
今回の白眉は何といっても、パムーンに攻撃されてた清麿がサンビームの視線に気付く場面でしょう。シリアスな緊迫感いっぱいの場面で目一杯叫んでた清麿がふと横を見ると、サンビームの目が何かを語りかけてる!冷静に見てるサンビームさんもすごいが、その訴えかけを冷静に分析して、汗まみれになりながらもなんとかアイデアをひねり出す清麿さんもスゴイ。しかし、攻撃はまだ続いてる!!と思ったら、ウマゴンがいたはずの空間が空にっ!!ウマゴン落としてきた!!?
って、何なんでしょ一体?戦闘続きで真面目に戦ってたのに、突然こういうことをやってくれるからガッシュという作品は気が抜けないんですってば。
怯えるパムーンに友達になろうと言うガッシュ。ひとりぼっちの怖さを知ってるガッシュだからこそ語りかけられる言葉。その言葉はパムーンに届くのか?


本日は、作画も演出も良かったと思います。特に、ラストのガッシュの叫び場面からの迫力ある演出がよかったですね。ギャグ部分も適切な処理で満足。



レジェンズ〜甦る竜王伝説〜「昔のサーガが出て来ます」
GWニッコルは引き続き阿呆ですが、今回はちょっと控えめ。
この世にそうそう大したことはないんだとふっきって、ディーノ母上様は帰ってきましたが、ふっきりすぎの体型なのがちょっと気になります。母は戻ってきたけれども、グリードーがウオルフィ、リオンとつるんで楽しそうなので淋しいディーノ。一方、ディーノ・パパに頼まれて、しぶしぶ父にレジェンズのことを説明しにいくシュウ。いざとなるとどう説明したらいいか分からないシュウのことをちゃんと分かってて、何も言わずにシュウについてくるパパ。相変わらず、理想的な親子関係を見せつけてくれちゃいます。シュウ・パパとディーノ・パパは同じ夢を追うものとしてすっかり意気投合。しかし、ディーノはマックが自分だけの親友じゃないと気付き意気消沈。グリードーだけは独占しようとするが、サーガを失った悲しみから暴走した過去を思い出した彼は、友達になるつもりはない、とディーノに言ってしまう。
母が幼い頃に家を出、父とはほとんど顔を合わせることなく育ってきたディーノ。多分、友達も少なかったであろう彼は、人との関係の築き方がよく分かっていない部分があるのでしょう。大切な人はひとりだけとは限らない。そして、大切な人に優劣はつけられない。彼はそういった基本を学んでく必要がありそうです。シュウがそれを教えてあげられるといいのだけど。



9月25日分。


DearS【最終回】「・・・しかも熱かった」
OPなし。アイキャッチもいつもと違う最終回バージョン?
DearSに戻るかどうかをレンに選ばせた武哉だったが、レンは自分で決断することができないため、回収されることになる。しかし、土壇場になってこの場所が好きだということに気が付いたレンは、ザキの手から逃げる。武哉と同級生たち、町の人々までもがレンを助けようとする。そして、ついに武哉は、レンのご主人様宣言。その後、町をあげてのご主人様認定となりました。
地域ぐるみで大騒ぎの最終回らしい盛り上がりはよかったけど、全体を通すとなんか中途半端な印象。こんなに早く終るとは思っていませんでした。原作はもっと長いんだろうな。ステイ先の家族が自分を家族の一員として扱ってくれていたことに気が付いたミゥとか、これからが気になるキャラクターがいっぱいなんですけどね。武哉とレン、ミゥ、寧々子の関係ももっと見たかった。



ニニンがシノブ伝【最終回】「音速丸の秘密の巻」「さらばニニンがシノブ伝の巻」
最終回ともなれば、それなりの締め方があるものですが、この話をどうやって締めるか、サスケ達も悩んでます。広げた風呂敷はちゃんと畳んで欲しいよね。って、そんなのあんた達が心配してどうする?視聴者のツッコミどころを根こそぎ持っていかないで下さい。ちなみにサスケさん達が例に出した某アニメは、11話の作画がひどすぎですね。これは見てて辛かろう。
伏線回収の段になって音速丸がトンデモ設定を持ち出して来たので、サスケ達が回収することにしましたが、彼らの無理矢理な畳み方も大概です。魔女ッ子もの最終回になってるし、音速丸がカワイイキャラだし。条件反射でちょっと泣けそうになった自分が情けない。そして、いきなりのハリポタ学園留学話が持ち上がる。
タイトルの意味って、音速丸が頭領だったということですか?それは忍さんにとっては秘密ですけどさ・・・
というわけで、忍は必死にお勉強。横で邪魔する音速丸若本規夫声でイゼルローン話なんかされると泣けてきちゃいます)。寂しい気持ちを抑え、忍を快く見送ろうと努力する楓。その楓との楽しい日々が甦り、試験を辞退しようとする忍だったが、楓の応援の声に励まされる。忍の戦いは終らない!明日へ!!
と打ち切りマンガ風に終りのはずでしたが、サスケたちのダメ出しでリテイク。苦しい戦い(らしい)を終えた忍の前に立ちはだかる音速丸。出来ない・・・と言いつつ容赦なく音速丸をボコボコにする忍さんがステキですが、空気を読めない音速丸がしぶといんで、ギャラリーはすっかりヒいてます。結局、なんだかんだで忍は留学しますがさっさと落第して帰ってきてメデタシ。音速丸はED後まで出張ってました。


最終回だけあって、これでもかというくらいすっ飛ばしてくれて楽しかったです。これで終りなのが淋しい。最初は若本氏頼みに見えたこの番組ですが、回を重ねるごとに脚本や演出など他の要素が噛み合いだして、作品世界やキャラクターの不可思議な魅力を存分に伝えられるようになってました。もう1クールくらい見たかったな。