休日。

仕事がひと山越えたんで、今日は休みを取ってつきみ野まで行ってきました。目的は、板橋以外のワーナーマイカルでしか上映してない、特別映像付き劇場版金色のガッシュベル!!を観るためです。
一番アクセスの簡単なつきみ野へ、と思ったら、遠い。なんかスゴく遠い。延々と電車に揺られ、着いた駅で駅員さんに、「そこの道の4つ目の信号を右に曲がって真っ直ぐ」とか言われて、信号4つなんて楽勝と思ってたら大間違い。信号と信号の間どれだけあるんじゃい!!炎天下で死ぬ思いしました。こんなシチュエーションで死んだらシャレにならん。あれは歩いていく所じゃないですよ。いえ、考えてみれば当たり前の話なんですけどね。


そう言えば、前回ガッシュを観にいった時は、売店の近くでメールを打ってたら、小学生くらいの男の子に、「すみません。ここ、並んでらっしゃいますか?」と聞かれてしまい、慌てて謝ってその場を離れるという、大変恥ずかしい思いをいたしました。
多分、小学校の4、5年生くらいだと思うけど、言葉遣いも態度も非の打ち所のない丁寧さで、最近の小学生はすごいなあ、私が小学生の頃ってもっといい加減な日本語しゃべってたよなあ、と感心いたしました。昨今はむしろ、大人(特にいい年したオッサン)の方が、こういった最低限の礼儀もわきまえてない人が多いんですよね。
はい、人の迷惑になるところでメールを打ってた私も、ダメな大人のひとりです。



「劇場版金色のガッシュベル!!」特別映像『チチをもげ!〜音頭でボイーン〜』
かなりのインパクト映像であることは間違いありません。
TV版ガッシュのCMでもその一部が見られましたが、大スター、フォルゴレの歌うチチもげ音頭に合わせて、今までのキャラ総登場じゃないかってくらい、見たことのある面々ばかりが浴衣を着て踊りまくる。太鼓を叩くのはバルカン300。どう考えてもあり得ない人(魔物)たちの姿も見えます。鈴芽とオレンジちゃんたちが踊ってます。唐突にマジ顔な黒本コンビがフレームインしてきて、ド肝をぬかれます。どっかの遺跡で心を操ってる魔物コンビまでいます。強い王様目指してる組とか、デカイ婆さんとかもいます。多すぎて把握できない。瞬きなんかしてるヒマはない。なのに、つい悶絶してしまう内容なのでタチが悪い。
とにかく短い。全編1分足らず?このためだけに観に行く人間はバカだと断言できます。でも、も1回観たい。


ガッシュ2回目鑑賞で、前回書き忘れたことを補足。
映画版では、「心の力」というものを形にして見せたのが、安易だけど印象的でした。この作品の根幹を成す魔物とパートナーを結ぶ力は抽象的すぎて分かりにくい部分ですが、これだったら初心者にも分かりやすいし、実際にそれが発動するときの美しさは、既存の視聴者にとっても新鮮な感動があります。
あと、最後に呪文が本に戻っていく時の映像と演出も好きでしたねぇ。
ちなみに、前回の私の感想とは全く逆方向の評価をRowenさんが書かれていて、とっても面白いんですけど、それを読んで思い出したのが、清麿とガッシュの関係って親子みたいだなあ、と思ったこと。
ガッシュという作品の素晴らしいところは、魔物と人間のパートナー関係という設定によって、ふたりの人間が構築できるさまざまな関係の形が表現されているということなんですよね。
分かりやすいところで言えば、ウォンレイとリィエンは恋人同士だし、ティオと恵には姉妹のような関係が見られる。で、ガッシュと清麿の関係はというと、兄弟や親友という見方もできるかもしれないけど、どちらかというと、親子の関係に近いような気がします。
子は親から学んで育ち、親は子を育てることで人間として成長していく。
この映画は、ガッシュが母親を求める話だけになおさら、清麿がガッシュの成長に果たす役割の大きさ、そして、清麿自身の態度に彼の成長ぶりが描かれていて、改めてそれを強く感じました。



8月19日分。


天上天下「謀略」
つまり、慎は悪役を演じるために生かされてきたわけですね。
とか言いつつも、慎のシリアスな背景はどうでもよくなってきた。文七とニューフェース・クズ男のコンビが楽しすぎるんで。予備選は何でもアリの殺し合い大会だと聞いて、クズ男くんがいーいリアクションくれます。「ここは日本スよ!俺たち高校生スよ!?」あんたは正しい。慎と文七、和やかに思い出話するような場面じゃないって。非常識人間ぞろいのメンツの中で、とっても常識的なツッコミができる貴重なキャラになりそうですねクズ男くん。がんばれ。文七さんのパシリとして強く生きていけ。葛葉が再登場なのもウレシイ。でも、文七がスカートの中のぞこうとしてるので、気をつけて下さいね。
来週、すごい作画ですね。