ガッシュのない日曜はつまらない。

ガッシュのボーイズサイドはマジで最高です。これだけ珍妙なコミック・ソングを集めたCDなんて、そうそうあるもんじゃない。清麿の歌以外はどれもこれも強烈すぎて、まともな清麿ソロが浮きまくり。
嬉しい時、悲しい時、人生の節目節目に傍に置いておきたい一枚です。
ところで、ジャケットにガールズサイド(8月25日発売)の告知のようなものがあり、そこに巨乳シルエットが見られるんですが、もしかして、彼女も参戦?


今朝ブレイド見てたら、シャンゼリオンの速水を目撃してしまいました。ちょっと懐かしかった。



7月24日分。


美少女戦士セーラームーン【Act.41】
ネフライトセーラー戦士たちと遭遇。なのに、ちっとも気付かないセーラー戦士たち。衛は一目で分かったのに、呑気ですね。ネフライトは、まこちゃんにすっ飛ばされて情けなさもひとしお。でも、亜美ちゃんはちょっとネフリンが気になるよう。こんなとこで、ブラック亜美ちゃんのエピソードが生きてくるとは思いませんでした。ネフにおずおずと話し掛ける亜美ちゃん。ネフもちゃんと覚えてるようだし、このふたりの今後の動向に注目。
まこちゃんと元基が、ちょっとイイ感じになってるところへ妖魔登場。仕方なく元基の前で変身してしまうまこちゃん。一方、うさぎちゃんとなるちゃんのところにも妖魔が。「私、ちょっと変わっちゃうけど驚かないでね」と言って変身するうさぎちゃん。驚くなっつーたってあんた、そら無理ですわ。しかも、プリンセスへの二段階変身で、「また変わった・・・」となるちゃんの絶妙のコメントもいただきました。なんで元基となるちゃんは失神しなかったのかが不思議ですが、それは追及してはいけないポイントでしょうか?
ピンチになってうさぎちゃんの銀水晶の力が目覚める。圧倒的な力を見せるうさぎちゃん。なるちゃんを巻き込み正気に戻ったうさぎちゃんは、その惨状にがく然とする。
CM後がいきなり夜になってたのには違和感がありましたが、その分後半の特効の美しさが冴え渡ってました。



超星神グランセイザー「甦る!古代生命」
ロギアの捨てゼリフが気になって、兜山の調査に向かう炎のトライブ&博士、蘭。現場百ぺんといいますからね。もっとも天馬と剣は、あんなのはでまかせ、悔し紛れ、とロギアの言葉を切り捨てちゃってます。冷たいなあ。ところが、探せばなんかあるもんらしく、新たな洞窟が見つかります。きちんと探したら、ストーンサークルとかモアイ像とかがダース単位で出てきそう山ですよね。そこで見つかった遺跡に、ウオフマナフの寄越したルカが命を吹き込む。蘭が拾った電波によると、ボスキートという凶暴な生き物らしい。自分が甦らせたボスキートに追われる羽目になるルカ。ウオフマナフは、またぞろ新たな間抜けを派遣したらしい。人材不足なんでしょうかね?そこに駆けつけた天馬、事情も分からずにボスキートに味方し、言葉が通じるかどうかも定かでないのに、応えないボスキートに「無口もほどほどにしろよな、仲間なんだぞ俺たちは」ですよ。あなたがバカだというのはみんな知ってますから、そこまで上塗りし続けなくってもいいんですよ天馬くん。その点、話して分からない奴は力で分からせる、という主義の未加姐さんは賢くてステキです。しかし、ルカは瀕死の天馬をお持ち帰り。バカパワーが伝染したのか、ほだされたのか、死にそうな天馬に命を吹き込むルカ。プチ・ロマンスの予感。
来週は、風のトライブVSボスキートということで期待。



ケロロ軍曹ケロロVS夏美水中大決戦!であります」「冬樹ようこそホラーワールドへであります」
ちょっとインパクトは足りなかったですが、夏にふさわしいお題で、手堅くまとめてました。


夏まっさかりで、夏美の学校ではプール授業もまっさかり。進化を逆行する行為だということで、冬樹はプール授業が苦手らしい。だがここに積極的に参加しようとする部外者が。言わずと知れたイベント大好き、お祭り軍曹です。気の乗らない伍長を夏美のスクール水着で篭絡し(伍長、ちょろすぎ。簡単に目が眩みすぎ)、いざペコポン人の戦闘要員養成所、プールへ。そこに待つ恐るべき試練の数々。冷たい水に、足先をちょびっとつけて固まる3人がかわいらしい。伍長は、夏美への想いを抱いて(というかスク水姿を思い描いて)、地獄の滅菌プールに飛び込む、ていうか、軍曹に突き落とされたんだけどね。水のあまりの冷たさに、暖かな白い壁依存症になり、伍長脱落。
一方、夏美に水泳勝負を挑む軍曹。そりゃカエルだもん。自信があるのは当たり前。プールでの軍曹は、まさに水を得たカエルで、夏美に初勝利。軍曹と夏美の感動的なスポーツ交流は、タママのせいで台無しになりました。スポーツっていいですねえ。という、オリンピック・イヤー話でした。


Bパートは怪談編。夏ですから。夏美の挑発に乗って、ケロン人ペコポン人の怪談対決が幕を切ります。判定は判定マシーンにくくりつけられた伍長です。すっかりみなさんの足拭きマットと化している伍長。踏みにじられて、それでもけなげに生きていく伍長に涙を禁じ得ません。
怪談話のトップを切る夏美ですが、気持ちが先行して上手く語れない。本人が盛り上がってる分周りが冷めていくという、よくいるタイプですね。さすがに夏美ラヴの伍長も救いきれません。続くは、モア殿の講談。必要なのは怪談。次、タママ対桃華。単なる迷惑話だったと率直に判断した伍長をボコボコにして失格。ドロロは、軍曹だけにとっては怖い話。小雪は雪の演出などして、いい話で伍長を泣かせて結果的に勝ちとなりペコポン人側勝利。だけど軍曹の泣きが入ったので、一応大将戦となります。この手のイベントが得意な軍曹は、常田●士男ばりの語り口でみなさんの恐怖を盛り上げたものの、冬樹の冷静な論理の前に完敗。対する冬樹は、さすがオカルト少年らしく怪談のセオリーを忠実に守って、怖さ爆発。幽霊さんまで呼びこんだ冬樹の圧勝。結論:伍長、がんばれ。



DearS「たま、たま」
急に増えたレギュラー陣。留学生のミゥと、レンを追ってるバカなコが加わりました。
徹頭徹尾ご主人様に奉仕するレンは、ボケたことを連発して武哉を困らせる。ミゥもホームステイ先で自分ができる事をさがしてるようですで、命令されて奉仕することが、彼女達のアイデンティティにつながるらしい。
武哉の学校に差し入れに来たレン。理解のありすぎるピンク先生の妄想のせいで事態が悪化しますが、なんとか留学生と間違えられてなんとか平和に収まりました。大体、DearSを迎えた学校の生徒や町の人々は大騒ぎなんだから、武哉の反応の鈍さがおかしいんですよね。なんか、トラウマでもあるんでしょうか?
ん〜、面白くなりそうな要素は見られるけど、まだちょっと中途半端ですね。



ニニンがシノブ伝音速丸、怒るの巻」「忍、家を出るの巻」
雅に復讐しようと試みる音速丸は、再びケツ叩きの逆襲に遭います。音速丸のケツってどこからどこまでですか?ワニを味方につければワニに飲まれ、雅のノートに小学生なみの落書きをして復讐しますが、それは音速丸が分身の術で生み出した光速丸だった。結局、どっちもバカでどっちも迷惑な奴でした。忍さん、音速丸のいいところ思いつかないなら、安易に弁護しようと試みるのはやめましょう。
Bパートは、音速丸とサスケたちのバカ会議を立ち聞きして、自分が追い出されると思った忍。楓のところに泣きつけば、楓ママはふたつ返事で大歓迎。首尾よく立ち聞きしてるなんぞ忍者なみ。しかも、パパも全く疑問を差し挟まず歓迎するし、楓の両親おかしすぎ。娘の楓がなかったことになってるし。一方、話を聞けば聞くほど、忍のドジぶりもすごいものがありますよ。大事な番組録画中にブレーカー落としたり、同じパンツ3日履かせるというのはひどいですよ。大体、お風呂ひとつでその行き過ぎた想像はなんですか?なんとなく、忍さんは、あの頭領の下でぴったりフィットしてるような気がします。
会議内容のくだらなさと勢い、プラス楓の両親のキャラクターもあり、Bパートが面白かったです。



7月21日分。


サムライチャンプルー「魑魅魍魎」
今回、初めて面白いと思いました。元々映像はいいんだから、脚本次第でこれだけ楽しいものが作れるという例ですね。


引退を前にした年老いた箱根の関所役人、山根の回想から始まります。あの頃は、誰もが自由に関所を越え、誰もが抱きしめあい、誰もが踊りつづけた・・・。というわけで、回想の中のムゲンたち3人。手形がないためジンとフウが人質になり、ムゲンは日が暮れるまでに用事を果たして戻ってこなければならない。しかし、途中で僧兵くずれに遭い、ムゲンの見張りをしていた若き日の山根と一緒に捕まる。ところが、この山根が結構使える奴で、ふたりは逃げ出して、都合上、僧兵が大麻を栽培していた畑を焼き払ってしまうことになる。一方、刻限が来てジンとフウは磔獄門寸前。そこに、畑の煙が漂ってきて、あっという間にラリった役人達は、すっかりどんちゃん騒ぎ。役人も犯罪者もなく、お互い抱き合ったりして、もう大変。(磔にされてたせいか?)ジンとフウはその影響を受けることなく逃げ出せたし、僧兵たちの収益源はなくなり、関所トップへの意趣返しも出来て一件落着。めでたしめでたし。
映像的には、薬のせいでムゲンの姿が悪夢じみたデフォルメにされてたり、ムゲンに殺意を覚えたフウとジンの化け物じみた表情などが笑わせてくれました。山根のキャラクターや、なぜか現れるジョギング青年もいい味出してましたねえ。山根の真面目な回想にしみじみしてたら、愛し合ったってそういうことかい!?というオチが見事でした。



『ファミリーアワー』(遠藤淑子/ジェッツコミックス)
最近、連載を始めては投げっぱなしの遠藤淑子ですが、これは家族をテーマにした短編集。
この人は、デビューの時から技術的にはちっとも上手くならないのに、語る内容は誰にも真似できない不思議な魅力がある。特に、こういった子供と大人の関係を描かせたらピカイチ。
登場するのはいつものように不器用な人間たちばかり。子供たちは妙に大人びてて素直に気持ちを伝えることができず、可愛げのない言葉で大人を糾弾する。一見頼りなさそうな大人たちは、決して目を逸らすことなく一生懸命に子供たちと向き合おうとする。この作品集でも、不器用な言葉のやりとりに、お互いを思いやる気持ちが溢れてて、なんだか幸せな気分にさせられました。