平和な火曜日

攻殻がないと楽っちゃ楽だけど、なんだか物足りない・・・



6月15日分。


ウルトラQ「トーテムの眼」
古典的な三つの願いのお話。通常は、1つ目を半信半疑のトライアル、2つ目を願い事、3つ目をそれを取り消すために使うというのがパターンですが、ここではそれにひねりを加えてきてます。
願いの代償としては過度に耐えがたい不幸を次々にもたらすという、久々のダークな展開。とっても強引なマジック・アイテム、トーテムの登場です。
死を望んでいなかった母親を自殺させたことから考えて、最初の先輩の告白も、トーテムに感情を操作された結果という可能性がありますよね。そして、最後の願い。麻衣は感情的になって、お母さんを「私の元へ」返して!と叫んだはずで、生き返らせて!と願ったわけじゃないのに、なぜか母が生き返って、麻衣が死ぬということが、願いの成就と解釈している。しかも、単に死という不可逆的な現象を覆しただけでなく、母の死を知っている坂本たちが母親の生還に関して何も言及していないことから、世間の記憶、公的記録すらも操作しているんじゃないかとすら思える。トーテムちゃんに願い事を理解する能力がなかったのか、それとも、捻じ曲がった解釈でこんな手の込んだ願いの叶え方をするからこそ、真の悪魔なのか?
最後の核戦争も唐突で蛇足。全体的に、行き当たりばったり感が漂う内容でした。



6月14日分。


GANTZ「加藤くんは待っていて」
加藤がいつの間にかリーダーシップを執り、玄野の立場ますます形無し。加えて恵は、銃を撃てない加藤の代わりに星人撃ちまくり。やっと積極的に行動し始める。あの恵がここまでやるってことは、マジで加藤のこと好きなんでしょうね・・・。玄野、ご愁傷様。
取り敢えず、エリアの外に出ると死ぬってことと、銃が効果を発揮するまで不規則なタイムラグがあるってことは分かりました。
木星人の中の鳥たちは、コンビニで買ったカプセルから生まれ、成鳥になると星人のロボットに入ることになるみたいですが、ロボットから出ると死ぬんでしょうか?最後に出てきたのがラスボスっぽいので、彼らを倒すには、ロボットをまとめて壊すとか、ラスボスを倒すとかしなきゃならないのかもしれない。
老人と孫死亡。ストーカー女はいずこ?